3次元CADを使いこなせ

3次元CADを使った日々の業務と、CSAJ攻略について、3次元CADを活用するためのヒントになればと思います。

マイグレーションセミナー受講

2009-06-30 23:32:56 | Weblog
今日、有田(偽名)さんから「有田です。」とメールが来た。
いや、ほんとびっくり。
私のブログを見つけたらしい。
これからも、お世話になります。

今日は、私が普段使っている3次元CADのお話。
私が普段使っているCADは残念なことに、いずれ無くなる。
ベンダーの方も、早く新しいCADに乗り換えて欲しいらしく、ユーザ向けに新しいCADの良いところや、移行準備の方法などを講習会を開いて教えている。
今回、ベンダーが行ったマイグレーションセミナー(移行セミナー)を受講すしたので感想などを報告したい。
新しいCAD(といっても既にバージョン6)は、私が今まで使ってきたCADの良いところであった、1つのファイルに何でもかんでも保存できる特徴が無くなり、普通のCADのように1ファイル1パーツ,1アセンブリ又は1図面となってしまった。
まあ、これが普通なのかもしれないけど、結構便利でした。
ファイルの考え方は、一般的なCADになったので慣れ親しんだ私にとっては残念ですが、これから学ぶ人にとってはこちらの方が良いのかもしれません。

これを外してはいけないのが、シンクルナス・テクノロジー(ノンフィーチャーと言った方がなじみやすい)である。
モデリングにはもちろん履歴が存在するのだが、修正する時に直感的に修正したい要素を選択し、マウスでドラッグすると要素がマウスの動きに合わせ移動したりする。

例えば、根本にフレットが付いているねじ穴があるリブを複数の履歴で作成したとしても、そのリブを選択すればフィレット付きの状態で何処にでも直感的に移動できる。
何とも便利な機能だ。

今まで私はモデリングを教えるのに、修正しやすいモデリングを心がけろと言ってきた。
なぜなら、設計とは製品を修正しながら完成度を上げていくことだと考えているからだ。
それに、今までのCADは修正するのに非常に手間と時間が掛かる。修正作業にはワーニングやエラーは避けては通れない。
それほど、やっかいな作業であったのが、このCADではいとも簡単に出来てしまう。(かもしれない)

これは是非、実際に操作してみたい。と思うCADでした。