3次元CADを使いこなせ

3次元CADを使った日々の業務と、CSAJ攻略について、3次元CADを活用するためのヒントになればと思います。

折れた

2013-03-27 23:30:18 | Weblog

耐久性検証で折れる。

性能アップ品の耐久試験を実施した。
スペックは満足できているが、裕度が全く無い。
n=2個みて、寿命に大きな差はないが、このままでは使えそうにない。
予想したCAE通りの結果となった。期待を裏切って欲しかったが。
次は、10%アップ品で耐久試験を 実施してみることにする。
 

パワーアップ検討

2013-03-21 00:50:53 | Weblog

パワーアップ検討

 
客先からの要求に対しパワーアップした製品を2種類試作した。
10%アップと15%アップの2種類。
ただ、10%アップ品はCAE上もつが、15%品はもたない。
客先要求を満たすためには、15%がベストだ。そのため、ここは実機でもつことを祈りつつ2種類試作した。
さて、どうなることか。

量産間近というのに

2013-03-03 15:13:18 | Weblog

6月に量産とになる機種の設計を行っているのだが、客先から性能アップ

の要求がきている。

発端は、客先のエンジニアが行った実機性能評価で見つかった振動異音。

こともあろうに、こちらの技術営業が私の担当部品の場所から異音が発生し

ていると適当にごまかした。

異音は他の部分から発生しており、今それを客に言っても取り合ってくれない。

元々異音が発生した評価品に搭載している私の担当部の機構は、金型初品で

まだ調整していなかったため性能は下限品だった。

その後に送った評価品は私の担当機構は金型調整したものであり、設計値に

近いものに仕上がった。もちろん他の部分の完成度も上がっており、客先での

性能評価で異音は発生しなかった。

しかし、明らかに性能として言えるのは私の機構部分のところのみ。

そこで、客先は私の担当部品を直す事で異音が直ったと主張。もちろん私の

担当部品だけが違うわけでなく、密閉性や取り付け性など良いものに仕上がって

いるのだが。

そこで、客先は私の機構の性能を今の性能を下限品にしろという。

ことは簡単には行かない。信頼性は過剰でなく適度なものにしないと、他の性能

悪化につながる。この製品も元々の設計値から信頼性を考えてトータル的に良い

ものに仕上げた。ここで、基本性能をアップすることは、信頼性が悪化することに

つながりかねない。

どうする?