3次元CADを使いこなせ

3次元CADを使った日々の業務と、CSAJ攻略について、3次元CADを活用するためのヒントになればと思います。

おひさしぶり

2015-02-18 00:08:09 | Weblog

いま、私は設計と技管の二足の草鞋を履いて頑張っています。

設計はいろいろな意味で厳しいですが、自分の設計したものが世に出るのは

とても嬉しいこと。でも、その手助けも必要なこと。

そこで、今のところ二足の草鞋となって、若い設計者の支援をしています。

これからも、気の向くままに書きますので、興味があれば見てください。


明けましておめでとうございます。

2014-01-01 00:52:15 | Weblog

皆さん明けましておめでとうございます。

後半は、なかなか更新できませんでしたが、今年もがんばって

みたいと思います。

実は、ブログが途切れたときに、私は仕事でフィリピンのセブ島に出張に行っていました。

あの、大惨事が起きた台風直撃のときです。

私は日曜日にセブ島に着き、月曜日から生産ラインの立ち上げ支援を行っていました。

そして、木曜日に台風直撃のニュースが入り、工場は定時で強制退場。雨がぱらつきはじめ、

風がきつくなってきましたが、私はあまり気にしませんでした。

日本は台風が多い国ですので、台風ぐらいとおもっていたのでしょう。

せっかく定時で帰ることが出来たので、駐在している日本人スタッフとショッピングに出かける

ことにしました。

ところが、大きなショッピングモールは既に閉まっており、どうやら食べるところも探さないと

なさそうな雰囲気。

やっとのことで、日本食が食べられるところを見つけ、なんとか夕食にありつけました。

その後、ホテルに戻り、そして、台風直撃の金曜日。

もちろん、工場が休みとなっているので、私はいつもよりもゆっくり目の朝食を食べていました。

やることが無いので、朝食を食べながらネットサーフィンをし、朝食の時間が過ぎたので、レス

トランから出た瞬間、町全体が停電となりました。

工場の立ち上げ支援は、金曜日までで土曜日の朝一のフライトで帰国する予定でした。

金曜日は最後のツメと残りの課題を確認するはずでしたので、土曜日に出勤(その工場は土曜

は出勤日)にするか、予定通り帰国するかを決めなければなりませんでした。

フライトの変更とホテルの宿泊の延期をする必要があるので、早々に決める必要があります。

土曜出勤しても通常に工場が稼動するか分からないとのことと、予定よりも早く立ち上げ支援が

進んでいることから、土曜日に変えることにしました。

土曜日のAM5:00にホテルを出て、8:00のフライトで帰国したのですが、ここまでひどい状況に

なっているということは、実は帰国してわかりました。

昨年は、凄い体験をさせてもらいました。

今年は、予定ではタイの工場に技術支援に行く予定ですが、台風の時期は避けたいとおもっています。

では、今年もよろしく。

ところで、gooのフリーメールが有料となり、使えなくなりました。受け取りは出来るのかな?gooからは

来ています。 何かあれば、gooメールまで。

返信は、違うドメインで返信します。


海外工場に出張

2013-10-17 00:24:43 | Weblog

私の設計した製品が海外工場で作ることになった。そこで、組み立て立会いとして、立ち上げ初期の一週間、その工場に出向くことになった。

この工場で作製している私の設計した製品は、日本向けとアメリカ向けがあり、移管先の海外工場で作製した製品は、全てが私が働いている製作所に入り、受け入れ検査した後、アメリカの生産場所にはアメリカに輸送される。


製造元のメーカーにとっては、輸送費がかかるためコスト削減とはならないらしい。しかし、日本の工場では作るものが無くなってきているため、仕方が無いとのこと。
このままでは、ものづくり日本が危ない。


とうとう海外に

2013-10-04 00:25:56 | Weblog

私の設計した製品は、今まで日本のあるメーカさんで生産していたのだが

この不景気で、とうとう海外に生産拠点を移すことになった。

今までは、何かあれば直ぐに現地に向かい指示できていたのだが

やっぱり日本での生産ではコストが合わないらしい。

今年いっぱいで、日本での生産を打ち切るとのこと。

そこで、順次来月から海外に生産設備を移すことになった。

昨年はここの会社は大規模なリストラを行い、ほぼ半数の人が居なくなった。

たくさんあった工場も、今では2工場のみが稼動している。

その1つも閑古鳥状態。

メーカ名だけは日本だが、メイドイン○○は日本ではない。

ものづくり日本は、無くなって行くのか・・・。


高級なメカが

2013-09-25 23:41:55 | Weblog

高級なメカを設計したのだが、コストが合わないと、原底を言い渡された。

おいおい、数千万の商品に載せる機構なのに、数千円をケチるとは。
仕方が無いので、この機構を無くして、この機能も無くして…。
ん~。  これでは、高級な機構ではなくなる。
しかし、受注する為には仕方ないか。
惜しい 。この機構が世に出ないなんて。

高級品のメカを考える

2013-09-23 14:27:11 | Weblog

はりきって、超高級メカを考えた。

ただの一軸のみの動きにこれほどの機能を入れ込んだものは無い。

これが、実現できればメカとしては理想的なものになる。

動きは繊細且つスムーズ。さらに静音。いや、もしかして動作音が聞こえないかも

しれない。また、通常だと板金での加工を行うところを、マグネシウムを用いて軽量化

を図る。

それでいて、出来るだけ減速機構を減らしてシンプルんなメカに仕上げた。

前回の3案とは比べられないほどの高価なものになったが、まあ要望だから良いだろう。

 

 


受注活動も大変だ

2013-09-18 23:02:38 | Weblog

ある、大きなというよりも、高級製品(昔の男はこれに乗りたかった)の一部分の製品を

受注をするかどうか、TOPが悩んでいた。

私は機構を3案ほどTOPに見せると、「○○に載せる機構だぞ!!もっと高級な機構にしなさい。

しかし、やりたいのだな」。今までは「現行よりも○%安く、それでもスペックを満たすように」と言われ

ていたのだが、今回はなんと高級な機構とのリクエストが・・・・。長年待ち望んでいたお言葉。

おそらく、今の製品開発をしているエンジニアにとって、こんな言葉を耳にすることはまず無い。

久しぶりに、鉛筆が走るぜ!!


CADの教育を

2013-08-28 22:44:31 | Weblog

nagami0530塾の塾生全てから、CSAJの3次元CAD利用技術者試験の結果報告がありました。

 
nagami0530塾の塾生は、なぜか皆さん志は高いけど、しっかりとした教育を受けてない方が多い気がしますと思う。
OJTでは教える人のスキルで教えられる方のスキルも決まってしまう。そんな教育をしていると、モデルの使い回しが出来ない。
最近のcadは、履歴修正しなくてもある程度はコマンドで出来るかもしれないけど、やはり基準の大切さ、フィーチャーの意味をしっかりと教えてもらった方がいい。
 
今回のnagami0530塾では、はっきり言って合格者を1名出したのみ。
 
そう簡単には合格しない試験なので、いた仕方ないが、なんとなく最近企業内での教育が出来ていないのではないかと、思える。
 
3次元cadが普及して久しいが、今一度各企業は教育をしっかりとやって欲しいと感じています。

議員さんのお部屋

2013-08-04 14:05:42 | Weblog

先日、とある講習会に参加した。

そのときに、たまたま知り合いの市議会議員さんとお会いし

ついでだからと、議員さんの部屋によばれた。

私も時間が有ったし議員さんの部屋までだと講習会会場から

だと徒歩5分程度のところなので、せっかくだから行くことにした。

興味もあったしね。

講習会後であったので、17時をまわったところか。

議員さんの部屋は、市役所の建てやの中にあり、各会派毎に

分かれていた。

あまり詳しく紹介できないけど、一言で言って、想像よりも・・・。

イメージとしては、ドラマ「相棒」の杉下右京さんの捜査一課特命係

の部屋ぐらい・・・。

そこで、先に行われた参議院選について、熱く語った。

また、昨年わたしは地元の著名人との対談をこの議員さんと行った

のだが、それがこの議員さんには好評で、またやりたいと言って来た。

私も、あれは人生にとってプラスになることばかりで、ためになった。

最後は「パティシエエスコヤマ の小山進」との対談も実現でき、納得の

対談が出来た1年だった。

次回、復活してみようかな。


CAE結果

2013-07-25 22:51:52 | Weblog

最近量産した機種で、私の担当した機構が客に気に入られなくて

まさかの量産途中からの修正を依頼された。

わたしの担当している部分はどちらかというとノウハウのかたまり

で、客といえどもノウハウ的なところは言いたくない。

ところが、販社の人間は客に説明する資料を提出しろと、せがんでくる。

もちろん、対策効果を理論的に説明するためにCAEを使った相対的な改善

効果資料を出したのだが、販社は絶対値の数字を出し根拠を示といってきた。

客はこの機種以降の製品開発を他の会社に決めており、私が出した資料は

受注会社に渡ることは容易に予想できる。

販社の人間はこんな事も分からないのか。それとも、この機構にノウハウが

無いとおもっているのか。

どちらにしても、応えるつもりはない。