284 暑気払いあるいはCAM植物

　今日は短歌の会とその暑気払い宴会。出詠された歌の中にスベリヒユがあった。そのことをＦＢに書いたら、ある歌人Mさんがその植物の歌をいくつも教えてくださった。ご厚意に甘えて、いくつかを印刷し評と共に同じ題材でもいろいろな詠み方ができるのですよ、などと説明できた。その歌人さんはすごい人で、パソコン内か手書きのノートか脳内か雲（クラウド）内か知らないが膨大なデータベースを持っていらっしゃる。ただ、それに甘えていては男が廃るので、近所の空き地からスベリヒユを採ってきてお浸しにして皆さんにふるまった。美味しいと大好評。上杉鷹山公が推奨しただけのことはあるなあ、お浸しの味加減が良いなどと盛り上がった。
　それだけでは、僕の個性が出てないので、おまけにその植物について薀蓄。スベリヒユは多肉植物で、もちろん光合成で生育するのだが、その代謝経路が大多数の植物と違って、夜に二酸化炭素を吸い込んで（ふつうは昼に吸い込む）有機酸として細胞内に溜めておき、光にあてると、つまり朝から昼になると光エネルギーを利用して糖分・でんぷんを作る特徴を持っている。なぜ昼にCO2を吸い込まないかと言うと吸い込むために気孔を開けると水分が逃げてしまうのでもともとの生息地である乾燥地域では苦しむからであるらしい。このタイプの植物はCAM（カム）植物と総称される、なんてことを織り交ぜた。見学に来られた地元の女性二人も今後参加すると言ってくれてめでたしめでたし。終わってから暑気払い宴会で、皆さんと楽しく飲み、飲みすぎ、帰りのバスでケイタイを落としたようだ。シュンとしたが、バス内で妻に連絡したのが確かで、寝込んで降りたらなかったので、バス内にちがいないと、路線の営業所に見つかったら連絡くださいと頼んでおいたら、二時間後にありました、と返事があり(^^♪。めでたしめでたし。バス会社さんありがとう。

283 再起動

あわただしい日付変更展直前にパソコンがぐずりだし、再起動かけたら治った。ったくっ！って感じ。
おやすみなさい。

282

　今日はかりん東京歌会。妻はアメリカに帰る娘と孫を見送りに成田に行ったため僕一人だけ参加。桐の花の短歌を提出。批評はう、う、う、う。その後、新宿の飲み屋さんの個室で歌集批評会、前に紹介したマラソンを走る（走っていた？）鈴木さんの歌集。帰ってテレビをつけたらリオオリンピックの男子マラソンが中継されていた。など、なかなかあわただしい日であった。

231 予定変更

　今日も土砂降りの午前中で行動の予定変更。東京のかなりの地域で大雨警報が出たようだ。近くの善福寺川でも越水の警報が出ていたし、井の頭線も不通。僕の場合はぶらつき変更で仕方ないが、こういう不測の天候でマジメな用件や商売の予定が変更せざるを得ない人達は大変だろうな。そういうことが起きるのが人生であることを織り込むしかないのだろう。夕方にも再度土砂降りだったが、建物内でやり過ごして傘を使わずに済んだ。その後晴れ間も。

280 吸水

今日も暑い日だったが、白い雲の浮かぶ空は青く少し高くなった気がした。空が高く、と言うのはどういう色彩効果なのだろうか、分かったようでわからない。どういう訳か僕はあまり水を飲まないでも平気なのだが、血液が濃くなっているかもしれないからときどき吸水しようと思う。