長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

276   終戦の日に思う、時代の危機とは

2016-08-15 23:45:26 | 日記

今日は終戦記念日である。本当に終戦の日だった時に僕はちょうど六か月の幼児だったからよく言われる暑い夏の放送を知らない。成長するにしたがって・・わからないなりに戦後教育の良し悪しを感じ、60年安保闘争の雰囲気は嗅ぎ、60年代あたりでは少しの反米デモにも行き、ゲバラはカッコイイと思ったり、学生闘争にも少し参加し(主に大学管理法反対、学内民主?化だったか)、左派が当たり前のような大学集団の近くにいてその功罪を目の当たりにし、ベトナム戦争反対などにも行き、中国文化革命やポルポト虐殺など訳が分からなくなり、暗いソ連を覗き、アメリカの明暗を感じ、共産主義の退廃没落を見、民族?国家主義の台頭も見、などなど、もちろん日本の社会変化の中にいて・・・・。
人は歴史から学ぶか、政治家とか文化人とかって信用できるのか(もちろん、右も左も、右左なんてもう古い)、守るべきは何か、リベラルって何か、なんてもじもじしているうちにテロが増え、無人機戦争になり、情報とかがグローバル化し、時代の危機、いつだって危機かも。勝ち負けではなくて時代と人間は更新していく。若い日人にだんだん託すしかないのだろう。願わくば、いかさまな政治勢力に利用されず、右でも左でも(あれ、また言っちゃった)全体主義的なうっとうしい世にならないよう健全に見張り“参加”してほしい。まあ、長生きの我々も真の意味において、時代の危機に向きあいたいものである。短歌であろうと長生き日記であろうと。
写真はそういう名前の本、内容的に多くは是とするわけではないが。