東京都前知事のみっともないたかりは論外であるが、人は皆少々そういう気分を持ってしまうのではないか。うんと小規模なら友人のおごりおごられにもいきつくが、そういう世間並みの潤滑油的なのは良い。写真は某官庁の建物内の自動販売機で電気のメーターがついている。販売機を入れた業者が電気代を負担するためだろう。そんな会計上の決まりは知らないけれど、自販機の設置なども入札できちんとやっているのかもしれない。そういう所での会議に出るとき、昔(何年前位前までだったろうか)は珈琲やお茶が出たけれどこの頃は自己負担でこういう自販機で買えということもある。ペットボトルのお茶くらいは貰えることもあるが、つまり以前よりはかなり厳しくなっている。官庁だと税金による費用だから当然と言えば当然だが、たかり体質からするとケチになったなあと思いたくなるのも人情か。民間的な場合はどうなのだろう、けっこう贅沢なやり取りもあると聞いているが。まあ、もっと高額な裏金の問題をきちんとすべきである。東京オリンピックは出来るだけ清貧でやってほしいが(やめても良いが、みっともなくないように)。