訪タイは、今がお得？？

　いやぁ～　タイの観光業界が悲鳴を上げて、あの手この手と大変です！

　国内政情不安に追い打ちをかけた世界的な不況、そして新型インフルエンザのゴタゴタが続き、
日本だけで無く中国や他の国でもタイ行きパッケージツアーの販売中止の歯止めが効いていない
ようです。こうした各国の反応に対してタイ政府観光局（TAT）では「タイは既に平静に戻ってる、
国を挙げて政府も観光復興に尽力する！」と必死に安全性を強調しています。

それもそのはず、今年の1月～4月にタイへ訪れた外国人の数が、前年同期比30.9％と激変です！
これから本格的な雨期に入るオフシ－ズンとなりますから　尚のこと観光業界は一大事です。これでは　
“泣き面に蜂”　です。そりぁ～　危機感が募ります。「観光立国タイ」もどこかへ吹き飛んでしまいます。

　特に中国・日本人のアジアからの観光客が減少していることもあってか、先だってドバイで開催された
中東で最大規模となる観光イベントにも政府機関・観光業者など250団体もの人が参加しています。

アラブ人を中心として中東から　昨年約45万人が訪れましたがアジア人とは旅行習慣も違い、その殆どが
家族連れでツアーを好まない為、業界全体でその特性に合わせながらイスラム文化への理解、食文化の
差異などを研究したり、礼拝堂の増設という優先対策をも立てているようですヨ。

　中東は世界的不況の影響を余り受けていないそうですから、TATは中東市場の開拓が、業界の低迷から
脱却する手立てになると踏んだんでしょう、タイがお得意とする変わり身の早さで勝負に出ました。（笑）

　パタヤでは600のホテルと協力をし、抽選で客室2万室を無料で提供するキャンペーンを実施したり、
バンコクの「タイ・大メコン圏観光博覧会2009」の開幕では、51カ国から集まった参加者に、新たな観光
キャンペーン「アメージング・タイランド・アメージング・バリュー」として、ホテル宿泊料最大70％オフや
一泊無料などのサービスで格安さをアピールし、航空各社も特別価格を提供！　と大変です。

　6月からタイ旅行業協会はTATとタイ警察入国管理局の協力を得てこんなモノも始まりましたヨ。

スワンナプーム国際空港で乗り継ぎ客向けの観光ツアーのスタートです。なんでも対象者が乗り継ぎの
待ち時間が12時間以内の乗客に限り、バンコク市内観光など15種類のツアーを用意したとの事です。
同空港内に用意されたカウンターで申し込むそうで、ツアー参加者は空港使用税の500バーツが免除と
なるようです。観光の他にショッピング・モール巡り、マッサージとスパ、ゴルフまで用意されています。

　考えましたねぇ～　　空港周辺にはゴルフ場も結構ありますからネ。ゴルフツアーは5,000バーツとか、
約14,000円ですか？　どこまで含まれているか明細は不明ですが、ちと高いかな？　でも昨年の
スワンナプーム空港での乗り継ぎ客は約150万7千人いたそうですから、ビジネスになり得ますネ。
旅行者の減少に悩む観光業界の「苦肉の策」です。

　ツアーの実施期限は2011年5月31日までの予定で、年末までに乗り継ぎ客の1％以上の約3万7千人の
申し込みを期待しているそうですヨ。崖っぷちに立つと色々なアイディアが出てくるモンですね・・・

　それにしましても、これからの時期の訪タイは何かとお得です、
ゴルフ場もガラガラでスポーツデーも満載で、思いっきりプレー出来ますヨ！
　また　観光業界も大歓迎でしょう。訪タイを考えている方々、今の時期に変えましょう！！



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