タイ国は来月7月1日から、ようやくビフォーコロナの時代に戻れますネ。昨日のCCSA
(コロナ管理センター)会議で、タイ入国前に登録する「タイランドパス」、ワクチン接種
証明書があれば、保険の加入も不要になることが発表されました。 良かったですねぇ~
屋外や風通しの良い場所でのマスクの着用義務も無くなり、また、娯楽施設の営業時間は、
午前2時までとなります。これで外国人観光客も戻って来ますネ。でも、ここで不安に
思うのが、大麻を目当てに来タイする外国人も増えることです。 昨日からの続きです。
昨日、バンコク都内では大麻を吸い、病院に運ばれた未成年者が居たことに触れましたが、
合法化を受け、若年層の使用が急激に拡大しているようです。東北部コンケン県だけでも、
9日以降、14歳の少年を含む100人以上が大麻の過剰摂取の症状で、病院で手当てを
受けた、というニュースも流れていました。外国人よりもタイの未成年者が心配です。
大麻の吸引中に胸痛を患った後、心不全で亡くなった51歳の男性について、アヌティン
保健相は、“大麻が原因で死亡したものではない” と述べていました。が、ハーバード
大学医学部の研究によると「心血管疾患を持つ人が大麻を吸った場合、1時間後に脈拍が
数倍上昇することが分り、心臓発作のリスクが高くなる」とのこと。コロナより怖いかも …
2019年に医療用大麻の使用が解禁され、その後も規制緩和が進んだ今は、大麻入りの飲食物や
化粧品が出回っています。これに輪を掛けて様々な大麻入り商品が出てくるでしょうネ。国民の
関心も高く、大麻草の自家栽培の登録数は、9日の合法化から16日までに84万人になりました。
大麻の吸引に関しタイ保健省は、改めて15日に「大麻の臭いや煙を、周囲の健康の人に
与えることは迷惑行為とする」という告示を発効しました。でも 特に未成年者は、どこで
禁止されているテトラヒドロカンナビノール( THC )の割合が、重量の0.2%を超える
抽出物を使用してしまうか、分からないでしょう。 乱用による健康被害を懸念します。
<ティラ准教授>
チュラロンコン大医学部のティラ准教授も、“飲食物に含まれる大麻の量を厳格にしなければ、
健康に深刻な影響をもたらし、自傷行為や犯罪に及ぶ恐れもある」と指摘しています。また、
タイ小児科医師会は、若年層による摂取は脳機能の低下や統合失調症を招くとも警告しています。
チャッチャート知事は15日、バンコク都の管轄下の全ての学校で販売する食べ物や飲料に、
大麻を使用する事を禁じました。大麻を通じて都庁と政府の政治的競いが続きそうです。
タイムリーな情報も流していただいていますが、どこかのサイトを参考にされていますでしょうか?
もし、日本語でタイの情報がわかるサイトをご存じでしたら教えていただけないでしょうか?
また、タイランドパスは不要になるのですか?
保険の加入が不要はわかったのですが、肝心のタイランドパスがどうなったか理解できなくて。
マスクの着用に関する緩和も正式発表が見つかりません。
ところで、タイの情報については、以前、バンコク週報という日系新聞でゴルフの取材を6年ほどやっていました。
その時に知り合ったタイのマスコミ関係者から情報を、今でも頂いており、そこからのニュースソースになります。