5日に日本女子ツアーの開幕戦「ダイキン オーキッド レディース」が終了しました。
今年もアン・ソンジュ選手という韓国勢の優勝でスタートしました。でもこの大会で嬉しかった
ことはタイのO・サタヤ選手が、テレサ・ルー、渡邉彩香、穴井詩、堀琴音、原江里菜プロら優勝
候補が予選落ちする中、1アンダーで8位に入ったことです。トップが6アンダーですからネ。

昨年の賞金ランキングは58位でシード権獲得ならず、QTに挑戦しましたが73位と奮いませんでした。
今年は残念ながら下部ツアーであるステップアップツアーでの挑戦となっています。「ダイキン
オーキッド レディース」は、2014年の大会で優勝していることもあり推薦枠での出場でした。
ここで8位に入り300万円をゲットしたことは大きいですヨ。これから30試合以上もある
レギュラーツアーに 再度 推薦枠やマンデーツアーで挑戦する機会もあるでしょうから、
是非 今回のように少ないチャンスを確実にゲットしていってほしいですよネ。

それにしても男子ツアーで通算6勝している川岸良兼プロの次女である川岸史果プロ(22)が、
1打及ばず 初優勝に届かなかったのは残念でした。今、川岸良兼プロはタイでゴルフ合宿をしている
最中らしいですが、さぞ悔しかったでしょうネ。もし優勝したら初の「父と娘」の優勝でしたからネ。
男子親子の「父と息子」の優勝は二組だけありました。通算28勝の杉原輝雄プロの長男敏一プロが
1991年に関西オープン優勝で実現させています。 その前を遡れば1952年に日本プロを制した
井上清次プロの息子である幸一プロが2勝(78年中部オープン、84年東北クラシック)していますネ。
それほど親子 揃っての優勝は少ないんですネ。それだけに川岸良兼プロも実現させたかったでしょう。

だいたい、プロ野球界とゴルフ界では「2世は大成しない」というジンクスがありますから、
誰かがこのジンクスを破ってほしいですからネ。杉原輝雄・ジャンボ尾崎・中嶋常幸プロらの
息子・娘も今一つした。 シード権を取れず、取っても維持することができませんでした。
恵まれたゴルフ環境に育ち、幼い頃から期待されると同時にチヤホヤもされ、レベルの高い
親とは、何かと比較されてプレッシャーにさらされることで、成長を阻むのでしょう。

川岸史果プロも日大高時代に高校チャンピオンになりながら、プロテストに3度失敗した時は
同じように見られました。やはり大成するには、技術はもちろんのこと、2世への雑音をケチ
散らす強いメンタル面が必要なんでしょう。川岸史果プロはそれを持っているような気がします。
やはりゴルフは鈍感力というか、どんな場面でもどんな状況下でも物おじしない図太さ一番大事。
昨年の12月6日で50歳になり今年からシニアツアーに参戦する川岸良兼プロ、どうせなら
年内に二人で勝って、「初の現役・初の父娘の優勝」を実現させちゃったらいいのにねぇ~


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