タイの国際空港が15日まで閉鎖？？

わぁ～　ワタクシも帰れません！　15日までスワンナプーム国際空港が閉鎖ですって・・・　

今の時期日本は寒いので帰りたくないのですが、今回の滞在は長くなり、どうしても帰国しなければならず、
11日に座席はOKとなっていますのに・・・　親戚一同は1日夜遅くやっと帰国の途に落ち着いたというのに・・・
今度はワタクシの番のようです。（笑）

でも漸く先が見えて来た感がいたします。5日のプミポン国王のお誕生日までには、何かしらの動向があり
2日～3日が山場と見られていましたがその通りになってきました。毎年4日に国王自ら国民に向かって
お言葉を述べられるそうですから、こんな情況下で国王が「お誕生日の所見」など述べられる訳がありません！

世界中の人々に向かって国王に恥を掻かす訳にはいきませんものネ！

しかし　いろんな奥の手があるもんです。なんでも先の選挙で与党3党の幹部による選挙違反が訴訟されており
2日の午後　急遽　憲法裁判所は解党を命じる有罪判決を言い渡したそうです。

これによって党役員は被選挙権を5年間剥奪され、閣僚、議員を失職し、ソムチャイ首相も同様でソムチャイ
政権は崩壊しました。全くのスピード裁判です。

前任者のサマック氏も首相就任後にテレビの料理番組に出演し謝礼をもらったことが違憲とされ、9月に
失職させられたことは記憶に新しいですよネ。　これが「司法によるクーデター」と言われる由縁です。

これを受けて、反政府団体「民主主義のための市民同盟（PAD）」は、タクシン元首相の義弟であるソムチャイ
首相が失職した為、当初の目的を達成したとして、同じく2日午後にスワンナプーム国際空港・ドンムアン
空港などの占拠活動・反政府集会を、全面的に休止すると発表しました。

ヤレヤレです。でも残念ながらスワンナプーム国際空港はすぐには開港できません。

貨物便については2日午前9時からサービスを再開したようですが、また　まずは空港の到着ロビーを開放すると
言われており、もし実現すれば到着便は受け入れ可能になる見込みのようです。活動は中止するとは言っていますが、

PADが空港から退去するかどうかは明言していませんので、今後の動向の注視が必要です。報道等では、
バンコクの2空港の占拠状態が今日の3日10時に「解除」されるとの噂もあり、空港再開に向けての準備が
始まるものと思われます・・・　＜ホントに頼みますヨ～＞

占拠状態が解除されても15日の18時まで閉鎖される理由は、開港までに空港施設の整備点検・機材の持込等で
相当な時間を要するようです。ましてや　空港内のコンピューターなどがデモ隊員に盗まれている、という情報も
あるくらいですから尚更です。

いずれ、これらの情報は午前7時台までの報道情報ですので、進捗状況によっては前倒しされる可能性が
ありますのでご注意下さいまし。

でも参りました！　予定通り15日の開港だとしますと後二週間もあります。14日まで搭乗できなかった人達の
間で座席の奪い合いが始まります。ワタクシの帰国もいつになることやら・・・
奥方が許してくれるなら正月はタイに居たいくらいです（笑）

一部の人は、“お国の一大事なんだから大目に見てあげて”　なんてコメントも聞かれますが、わざわざ
タイ国へお金を落としに来てくれている観光客に被害を、迷惑を掛けてはいけません！　タイ国の政治事情
ですから反政府勢力がどこに占拠しようが我関せずですが、国際空港だけは絶対にダメ、NGです。

10万人とも20万人とも言われる足止めされた人達の悲痛な叫びをなんと聞くんでしょう？
今だに数万人の観光客が困っています。
これはタイの歴史に残る大きな汚点となりそうですヨ～（悲）


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