ワタシが思う 「タイの七不思議」 の一つに、これだけタバコを厳しく騒いでいる国が、
「どうして麻薬や覚醒剤を、取り締まれないんだ!」 という疑問がありますネ。
“タイの警察や軍が絡んでいるから” というなら、今こそプラユット軍事政権の時にやらないで
いつやるの? 「民政復帰に向けて新憲法案の是非を問う国民投票」 や 「経済の立て直し」 も
大事だけど、軍事政権でないとできないことがあり、それが麻薬・覚醒剤の撲滅でしょうよねぇ~
“やってはいない” とは言いません。 軍事政権による犯罪取り締まりの一環として、タイ警察は
7月18日 ~ 31日にも、北部パヤオ県で犯罪の一斉取り締まりを行ない、麻薬取締法違反などの
容疑で 792人を逮捕。 覚醒剤の錠剤 91万錠、粉末122キロ、銃 64丁などを押収しています。
バンコク首都警察も先月末に、麻薬取締法違反容疑の7人を都内ラマ9地区のマンションなどで
逮捕し、覚醒剤の錠剤 15.1万錠、粉末 4.3キロ、現金 461万バーツを押収。 チョンブリ県でも、
自動車専用道路のサービスエリアでタイ人男性を逮捕し、覚醒剤の錠剤 30万錠、粉末 1.5キロ、
拳銃1丁を押収。 北部チェンマイ県では、警察が県内の14カ所を捜索し、男女6人を逮捕、
覚醒剤 20.2万錠と銃 12丁を押収しています。 よく やっていると思います。 でも ・・・
逮捕で いつも驚かされるのは、押収したその量ですよネ。 そして、いつも逮捕されるのは、末端の運び屋か
売人ばかり、もっと組織の大物を真剣に取り締まらないといけません。 タイの人達も言っていますよねぇ~
<国境を越えて入ってくると、どうにもならないのかな>
大元の取り締まりをやれないんでしょうか? やっているけど どうにもならないんでしょうか?
時折、タイの聖地でもあるお寺で、そして僧侶までも覚醒剤や薬物に手を出し、逮捕されています。
こんな所にも、こんな人たちまでも少しずつ広がって、タイ人全体が蝕られてでいくんですヨ。
こんな数字もタイの英字新聞に載っていました。 タイの麻薬常習者数が270万人にのぼっていると。
もしそうであれば、タイの全人口が6,700万人強ですから、実に4%にもなり、25人に1人ですヨ。
そして 麻薬組織は、特に未成年者や子どもたちのとの繋がりに一生懸命だといいます。 末長い
お客になりますからねぇ~ この常習者の低年齢層化は、ますます深刻になってきました。
今年の6月までに、警察に逮捕、または親族からの申し込みによってリハビリ施設に収容されている
15歳 ~ 19歳の若年層が 84,326人おり、半数以上が 「友だちの薦め」 によるものだそうですヨ。
この問題、もう少し続けたいのですが、長くなりますので明日に続きます ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます