タイでゴルフ友達になりましょ。

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男女ツアーのQTによる出場権の違いとは ・・・

2014年07月01日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 シード権を 獲得し出場しただけで、賞金が得られるわけではありません。昨日からの続きです。

竹谷佳孝プロのように、一度に高額賞金を 獲得したプロがいる一方で、予選落ちで1円も稼げない
プロも半数以上いるのが現状です。 経費 (移動費・宿泊費など) を 差し引くと、週によっては

 
  <家族には何より嬉しいのが5年間シードでしょう…>

赤字になるケースも珍しくありません。 それだけに、今回の褒美となった 「5年間シード権」 の
保証の栄冠は、どれだけの他のプロゴルファーたちを 羨望させたことでしょう ・・・

 処で、今年の男子ツアー 「つるやオープン」 で、優勝争いした重永亜斗夢プロ 26歳と女子ツアー
「ニチレイレディス」 で、2位タイに入った藤田光里プロ 20歳の二人の共通点は何か、分かります?

 
 <重永亜土夢プロもQT1位で参戦…>
 
そうです、共に 昨年のQT戦でトップ通過して、今年のレギュラーツアーに 参戦しているんですネ。
今までの二人の戦績は、重永亜土夢プロが6試合に 出場して41位 (約 652万円)、藤田光里プロは
17試合に出場して22位 (約 1,811万円) です。 藤田プロ、既に来年のシード権は確実です。

6月末まで男子が8試合、女子が17試合を 消化しています。 藤田プロは今年の残り試合 全て出場
できますが、重永プロは残り試合を 全て出場出来るとは限りません。 男子ツアーの場合は、QTを
1位で通過しても、出場権は前半の7試合しかありません。 ここに大きな違いがあるんですネ。

 
     <来年のシードは確実な藤田光里プロです…>

 女子ツアーは、前年のQTで30位前後までに 入れば、翌年の ほぼ全試合に 出場可能ですが、
男子は昨年のQT上位選手と昨年のチャレンジツアー (下部ツアー) の賞金ランク上位5人の
選手との見直しが 行なわれます。 いわゆる “リランキング” というシステムです。 

今年の見直しは、今週の 「セガサミー カップ 7試合目」 終了後と、9月の 「ANAオープン
11試合目」 終了後のシーズン途中に 行なわれます。 それまでに 好成績を 残した選手は上位を

保ち 悪ければ落ち、下の選手も成績次第で、上位に 入り、後半の出場権を 得ていくのが男子の特徴。
「リランキングする理由は、その時点で一番好調な旬な選手に 出場してほしいから」 だそうです。

 
     <女子に較べたら、男子は門戸が狭いな…>

 でも これは ちょっと厳し過ぎると思いません? 昨年もシード権を 持たない選手が出場権を
求めてQTに臨んだ選手の総数は何千人です。 そのトップに立ったのですから女子のように
年間を 通じて出場させてあげたいですよねぇ~  

女子は40位前後までに入れば、年間の殆んどの試合に出られ、60位前後でも半分ほどの試合に
出場可能です。 藤田光里プロのように、QTの上位には若手の有望株がたくさん入っています。 

 
   <O・サタヤ選手もQTから這い上がってきたんだ!>

 QTの上位に入って、レギュラーツアーに何度も出場し 経験を 積み、そして初優勝を もぎ取るという
流れを 多く観てきました。 堀奈津佳 / 成田美寿々 / イボミ / 渡邉彩香 / O・サタヤ / 酒井美紀プロ
皆 そうでした。 この男女ツアーのQTの違いが、新星誕生の違いにもなっているような気がします。 



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