タイは この強権さと素早さが 感染拡大を防いでいる？

　
　先週末と今週明けは、パティ選手のメジャー優勝や梶谷翼さん（17）が「オーガスタ
女子アマ」で優勝したことに気を取られていました。が、その間にバンコク都の中心地
でもあるトンロー地区で、新型コロナウイルスのクラスターが発生して大きな話題に ・・・

４日の日曜日、トンロー、エカマイ、スクンビット、チャトゥチャック地区の娯楽施設などを
訪れた40人が、新型コロナウイルスの陽性反応を示し、大騒ぎとなりました。このところ一日
二桁で推移していましたが、バンコク都をメインに５日は182人、６日は245人と急増しています。

　
　＜来週はタイ正月だというに ・・・＞

早速バンコク都は、都内三地区（ワッタナー、クロントゥーイ、バンケー）のナイトライフ施設・
娯楽施設に対し、昨日から19日まで一時閉鎖命令を出しています。　有無を言わせません。
今後のクラスターの発生状況次第では、その対象範囲を拡大する可能性もあるとしています。

パブ・バー・カラオケ・マッサージパーラーと、それに類する施設は14日間の営業停止です。
違反したら一年以下の禁錮ないし10万バーツ（約35万円）以下の罰金、もしくは その

　
　＜トンロー地区の繫華街＞

いずれについても科される場合があります。４月６日から適用されますが、この強権さと
素早さが、この一年で累計約３万人近くと、タイの感染拡大を防いでいるのでしょうネ。

今回の感染の中で、梨田和也駐タイ日本大使、日本でもデビューした人気ミュージシャンの
スタンプさん、政権を担う三閣僚らも感染したことで、メディアも大きく取り上げました。

　
　＜オパス博士＞

そして、再度のロックダウンを避けるため、今日の管理センターのCCSA会議で疾病管理局の
局長であるオパス博士が、二週間に限り21時以降のアルコール販売の禁止を提案するようです。
バンコクと周辺の四つの県の飲食店での販売禁止です。　コンビニも そうなるでしょうネ？

そこで、アサウィン・クワンムアン都知事は、バンコク都内の夜の娯楽施設で人が集まる
地区の住民や就労者に、優先的にワクチンを接種させる計画を明らかにしていました。

　
　＜クワンムアン都知事＞

これまでにタイでは24万回以上のワクチン接種が行なわれており、約４万2,000人がワクチン
接種を完了しています。それを今後は、繁華街の人たちを優先させるといいます。 賛成です。

我々外国人も 周囲にワクチン接種を済ました人が増えることは、安心さが増しますからネ。
それよりも、日本で新型コロナウイルスの変異株が各地で拡大しているようで心配です。　　　


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