国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管大会、「SMBC シンガポール オープン」が
今日20日からシンガポールのセントーサ GC(7,403ヤード・パー71)で行なわれます。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、二年ぶりの開催です。
同大会、今年はコロナ禍で変則となり、日本ツアーは今季の開幕戦となりますが、
アジアンツアーでは、「20-22シーズン」の最終戦になります。 ただ 残念なのは、
当初 日本ツアーから56選手が出場予定でしたが、30人に減ってしまったことですネ。
これは、前週の「シンガポール インターナショナル」で隔離措置などの規定違反者が出て、
シンガポール政府が急遽、新たなビザを発給せず、18人が欠場を余儀なくされたためです。
ビザを申請中だった日本選手18名が、同国に入国できず異例の事態となってしまいました。
折角の日本国内男子ツアーの開幕戦だというのに、とても残念な事で いい迷惑ですよネ(苦笑)。
そんな事情で開催されることで日本ゴルフツアー機構(JGTO)としても、不平等をなくす為、
国内ツアーの賞金加算を無くし、さらに欠場者が出てしまい、30人になってしまいました。
賞金加算だけでなく、全ツアーメンバーの不利益、不平等を最小限に抑える目的から優勝者への
残りシーズンと、その先の年間のツアートーナメントの出場資格も付与しないことを決めています。
ただ、以前からの決まり事である勝者に「全英オープン出場」の資格は、そのままですので、
日本ツアー3勝の浅地洋佑プロは、「全英オープンに出場」を目標に参戦するといいます。
<浅地洋佑プロ>
この「SMBC シンガポール オープン」で過去に、2017年にプラヤド・マークセン選手が、
19年にはジャズ・ジェーンワタナノンド選手が優勝していますので、タイ人勢の選手の
活躍も楽しみです。17日の当ブログでも触れましたが、天才ゴルファーと呼ばれる14歳の
TK君(ラチャノン・チャンタナヌワット)が、どこまでやれるか、これも注目です。
<まだ笑顔があどけないTK君>
大勢のプロが参戦した前週の「シンガポール インターナショナル」では、2打差の2アンダー
3位に入り、通算アンダーでラウンドできたのは、彼を含め三人しかいませんでしたからネ。
それにしても、テニスのノヴァーク・ジョコビッチ選手の事例も豪州でありましたが、
シンガポール政府が定めている隔離措置や、行動規範に違反をする選手が、ゴルフ界でも
出てしまい、改めて、各国にはその国のルールや法律があることを知る機会でした。
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