ツアートーナメントの帯同キャディ物語 …

　　
　タイで生活を し ゴルフ好きであれば、久保谷健一プロが アジアンツアー参戦 或いは 日本でのシーズン
オフに タイでゴルフ合宿するなど、頻繁に 訪タイされていることは 有名で、誰もが 知るところです ・・・

今日は、その久保谷健一プロの小・中の同級生であり、最初の帯同キャディであった、渡辺宏之さんの
話。　ゴルフ ニュースからの情報ですが、ユニークな素晴らしい話しと 感じましたので共有しますネ。


　
　　 ＜ツアートーナメント通算５勝の久保谷健一プロ…＞

　ツアーの勝敗は 時の運と 言われますが、選手は勿論 バッグを 担ぐキャディさんにも当てはまります。　
たまたま、最初に 担いでいたキャディが 体調不良などで、別のキャディに 交代することは ツアーでも

よく あることだと 聞きます。　が、そのままピンチヒッターが 優勝してしまった、という例は そうそう
あることではありません。　その前代未聞の “交代劇” は、開幕三戦目の中日クラウンズで起きました。

　
　＜渡辺宏之キャディは 何かを 持っている…＞

Ｉ.Ｊ ジャン選手の専属キャディのラジさんが、インフルエンザで倒れて、決勝ラウンドから仕事を 引き
継いだ幸運のキャディが渡辺宏之さんです。　思いがけず美酒を 味わうことになった渡辺さんは、もともと
倉本昌弘プロの専属で、たまたま 倉本プロが予選落ちを してしまったことで、白羽の矢が立ちました。

二日目を 終えて、ジャン選手が12位タイと 上々の位置につけていたことから 「そんな責任重大なこと」 と
謙虚に 一度は 辞退を したそうですが、今年41歳の渡辺さんは、この道14年のベテランキャディです。

　
　　　　　＜石川遼プロのキャディ、加藤大幸さん…＞

男子ツアーで４勝、女子で３勝に 加えてシニアの２勝が 昨年の倉本プロで、しかも その倉本プロがシニア
賞金王に 輝くなど 実績も 折り紙つき。　「三つのツアーで優勝経験があるのは、僕くらい」 と その点では
ちょっぴり胸を 張る渡辺さんです。　代打として 「是非に」 と ジャン選手に 乞われたのも当然でした。

そして、そのまま勝ってしまうなんて、何か “持ってる” いますよネ。　でも、前任者のラジさんが
「いい気は しないだろう」 と、優勝の瞬間は なるべく テレビに 映らないように、遠慮がちにしていた
そうです。　渡辺宏之さんは、とても 優しい 気遣いの人でも あるんですネ　・・・

　　　
＜藍ちゃんの専属キャディ、ミック・シーボーン氏…＞

　渡辺さんが キャディという道に 入る最初のきっかけは、小・中の同級生であった久保谷健一プロでした。

スキーのインストラクターと、ライフセーバーの資格を 持つ渡辺さんは、春と秋のオフの稼ぎ場として、
ハウスキャディのアルバイトを していました。　同窓会で再会した久保谷プロが、その時 たまたま 専属
キャディを 探していると 聞いて手を 上げたと …　人生 どこで どのように 流れるか、分かりませんねぇ～

　
　　＜マークセン選手の日本でのキャディ、上江州さん…＞

初優勝は、2002年の日本プロ。　しかも その翌週には 久保谷プロが二週連続優勝を 達成したことを
機会に 渡辺さんも キャディの花道を、駆け上がっていくことに なったと 言います。
プロ ゴルファーの世界の裏で、キャディの物語も 数多く あるんですネ ・・・　



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