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日本人の訪タイは少ないけどタイ人の訪日は順調に伸びている!

2023年05月14日 | タイと日本の違い!

 ゴールデンウイークを迎えても日本人の海外旅行は、なかなか伸びてはいませんが、

タイ国では、“今年は、600万〜700万人の人たちが観光客として海外旅行をするだろう”

と、タイ旅行代理店協会(Thai Travel Agents Association = TTAA)が予測していました。

 

これは2019年に海外旅行したタイ人(1,100 万~1,200 万人)の約6割ですが、現時点で

タイ人の訪日数も、同年のレベルに回復しつつあり、今年は優に100万人を超えるでしょう。

 

今年第1四半期には、244,700人のタイ人が日本を訪れ、この数も19年同時期に訪れた

タイ人の70%に相当します。この数は増加傾向にあり、3月には108,000人のタイ人が

日本を訪れたと報告されました。相変わらずタイ国での日本旅行の人気は根強いですからネ。

 

19年には約3,200万人の観光客が日本を訪れましたが、タイ国は、日本にとって韓国、

台湾、香港、米国に次ぐ第5位の観光客数でした。アセアン諸国の中で訪日観光客が年間

100万人を超える唯一の国でもあり、アセアンの中で最大の市場を占めてくれています。

 

 <特に札幌雪まつりは大人気です>

今年度は100万人が復活すると言われていますが、そんな情況と背景を感じ取り先月末に、

今年度を「観光再生元年」と位置づけている宮城県仙台市の郡和子市長は、タイ人のイン

バウンド回復に向けて、先月末にバンコク都を訪問し、トップセールスを行なっています。

 

仙台空港のバンコク便は、同空港の国際線としては最も離れた就航地でした。タイ人の

宿泊数も長く見込まれることから東北一円への経済波及効果が出来ていました。仙台空港は

新型コロナウイルス禍前には韓国、中国、台湾、タイの六都市間で運航していたんです。

 

 <仙台空港でのタイ国際航空>

タイ国と仙台市は、以前から友好関係が結ばれており、東日本大震災でのタイ人支援が

切っ掛けで より深くなり、多くのタイ人が仙台市を中心に宮城県を訪れていました。

 

郡和子市長もインバウンドの活性化を回復させ「観光再生元年」とするには、新型コロナ

ウイルスの影響で運航が休止されていた仙台~バンコク定期便の再開が不可欠です。その

 

定期便を再開できるようタイ国際航空のほか、タイ旅行業協会やタイ国政府観光庁へ

訪問し、仙台市とタイの交流や輸出入の活性化についても意見交換をしています。

 

 <郡和子市長 自らプレゼント>

バンコク都で開催される東北の名産品を販売する観光フェアへの参加やアイリスオーヤマ

タイランドなど現地の日系企業の訪問も行なったと聞いています。仙台や東北の魅力を訴え

観光や経済交流の回復拡大を計るには、このくらい精力的に行動しなければいけませんよネ。

 

郡和子市長は、“今回の訪問で、タイとの観光やビジネス面での交流の強化を図って、仙台や

東北の交流人口の拡大に努めていきたい” と述べていました。夏以降に期待できるのかな?  



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