早いもので昨日から4月に入りました。昨年10月からの特別措置として許可されていた
「ビザなしで入国して滞在できる期間45日間」が、4月より以前の30日に戻りました。
在タイ日本大使館からも下記の三点に留意するよう下記の「注意喚起メール」が流れています。
① タイ政府によると、4月1日 0時以降、日本を含むビザ免除国/地域からタイに入国する
渡航者の滞在可能期間は 45日から30日になる。
② タイへの渡航に際しては、入国時に押される滞在可能期間のスタンプを確認するように。
③ タイ入国時の新型コロナワクチン接種証明書 又は 陰性証明書の提示は、引き続き不要。
②のスタンプ確認は、日本では信じられないことですが、入国の際に入国の日付を審査官が
間違って押すケースがあるんですネ。 まぁ~ 滅多にありませんが、確認は必要でしょう。
さて この45日間の特別措置、10月当初も言われていましたが、日本人訪タイ者には、余り
関係なかったようです。 2月の日本人観光客は、65,451人で国籍別では11番目でした。
<徐々に中国人観光客も増えてきました>
コロナ以降で最多だった2022年12月の53,564人を上回り、初めて月間6万人を超えた、と
報道されていました。 が、国籍別トップ5のマレーシア 305,367人、ロシア 186,103人、
韓国 157,440人、中国 155,656人、インド 99,808人に較べると、まだ少ないようです。
観光シーズンと真夏が始まる狭間の3月も、日本人訪タイ者数は増えていませんねぇ~
コロナ前のような隆盛を誇った訪タイ者数に戻るのは、もう少し時間が掛かるんでしょう。
そう言えば もう一つ、昨年11月1日に導入された「長期滞在者ビザ(LTRビザ)」の申請者数も
発表されていましたネ。LTRビザとは、新しい外国人居住者、技術者、才能のある人々をタイに
長く滞在 または 就労させ、経済成長も支援しながら国内消費と投資に貢献するための税制と
税制以外の様々な優遇措置を提供するというもので、10年間のマルチエントリー・ビザです。
五年間で100万人の外国人を誘致できる、として申請者を募っていましたが、昨年11月
1日から今年2月28日の四カ月間に、2,920件の「LTRビザ」の申請を受理したそうです。
タイ首相府によると、最も多かったのは欧州からの申請で940人。2位は米国で517名、
3位は中国の325名でした。日本人には触れていませんので、殆んど居なかったのでしょう。
内訳は、退職者1,011人、タイでの就労希望者771人、扶養家族553人、技能者390人と
なっています。なお、100万米ドル以上の資産を持つ富裕層は195人だったそうです。
同ビザを取得する条件などを、昨年11月11日の当ブログで触れていますが、よほどの
外国人でなければ、或いは 法人ぐるみでなければ、申請するに至らないでしょうネ。
五年間で100万人の外国人誘致と言ったら、年間20万人で 月約16,700人ですからねぇ~
欧米や豪州 等々、もっと魅力的な国々が沢山あり、より増やすには条件緩和が必要かな。
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