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プラユット首相は長期政権を示唆したのかな?

2018年01月09日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 お正月明け 早々、インラック前首相がロンドンで 女性と一緒に映った画像が、ネット上に
出回り「英国に滞在しているという噂は、真実味を増している」と、話題になりました。

英国旅行中のタイ人女性が、記念撮影を頼んだと思われます。他にもインラック前首相と
みられる女性が、ロンドンのハロッズ百貨店の前にいるところの写真も出回っていました。

 

タイ政府はインラック前首相を犯罪者として扱っているわけですから、前首相が英国で制約を受けずに
行動しているとなれば、タイ政府は外交面などで面子も立場も潰された形になります。これは慌てますネ。

そんな中、バンコク大学が「プラユット首相からの新年の贈り物として何を望むか」という世論調査結果
(1,154人の回答)を発表していました。1位が38%で「景気回復」、2位が21%で「可能な限り早期の

選挙(総選挙)実施」、3位が16.6%で「首相が国の発展、社会の安定のために努力し続けこと」、
次が7%で「汚職の一掃」でした。 プラユット首相としては、3位の回答は嬉しかったでしょうネ。

 
 <3日記者会見>

と言うのも、正月明けの3日の記者会見で、プラユット首相が初めて「私はもはや軍人では
なく政治家である」と初めて明言し、改めて政治家であることを強調していましたから …

マスコミはこの発言を、今年11月の実施が予想される下院(定数500)の
総選挙後も、首相として続投する意欲を示したものと受け取ったようです。

 

現在はすでに定年退官していますが、プラユット氏は国軍の実質的最高実力者である陸軍司令官を
務めました。 タイでは軍人は退役後も現役時代の階級をそのまま使うことが許されており、
プラユット首相について各マスコミは「プラユット陸軍司令官」などと記す場合も多いんですネ。

実際も、プラユット首相は2014年のクーデターで民主政権を倒し全権を掌握して以来、タクシン派
及び インラック前首相ら「政治家」を汚職や不誠実さの象徴として非難し、自分は「軍人」であり、
政治改革のために、”首相の責務を引き受けただけ” という立場を取って来ていました。

 

その3日の記者会見で「長期にわたって政治家であり続けるつもりか」との質問に、
「政治家になろうとは考えたこともなかったが、義務感から政治家になった」と返答した後に、
このような表現で、今は軍人でなく 政治家であることを強調しました。

「今日は新しい年が始まる幸福の日、微笑みの日で私もいっぱい微笑む。しかし、以前
私は微笑んでもすぐに軍人の真顔に戻った」「今日、私は変わらねばならない。なぜなら、
私は今 軍人ではなく、元軍人の政治家だから」と述べています。

 

もう 軍人と呼ぶのは止めて「政治家として接してほしいんだろう」と、辛口な声も聞こえます。
昨年4月に施行された新憲法では、非議員の首相も認められることになっています。
総選挙後もプラユット首相が政権を続投する意思の表れと、マスコミは報道しています。
 2018年は新国王も即位され、プラユット首相の再政権がスタートする年になるんでしょうか。  



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