タイのバイクタクシーには乗らないで！

ワタクシ、タイに訪れた知人、友人には“バイクタクシーは危険だから乗らない方がいい”とたえず言っていました。が・・・
先日は自分が危ない思いをしてしまいました。Kさん一行とゴルフをご一緒する際に携帯電話を忘れてしまい、
時間が無く、タクシーでは渋滞でNG、BTSでも歩く所もあり間に合わない・・・　するとバイクタクシーしかありません。

出発する時間まで20分しかありませんでした。やはり　危険とは言え、こんな時にはバイクタクシーなんですねぇ～。

普段バイクタクシーがお客を乗せて走っている光景、特にスカートを穿いている女性が横座りして、実に慣れたもんです。
よく　あの恰好でバランスが取れるなぁ～と感心しています。ワタクシ？　怖くて、怖くて　車と車の間をスイスイ走るのですが、
膝が車に当たるんでは？とヒヤヒヤのしどうしでした。やはり　子供の時から訓練されているのと、ワタクシらでは素質が違います。
でも何とか無事に事なきを得て、携帯電話を持って来れましたが、もう二度と乗りません！

もし　事故に遭ったらどうなるんでしょう？　乗りながらもこんなことを考えていました。

ヘルメットの着用を義務付けられていますが、ヘルメットを着用しているのは運転手だけ。お客は、殆んど着用していません。
一応　お客用のヘルメットは用意してあるんですが、お客も嫌がって着用しないようです。なぜか？　誰が使った分らない
汗臭いヘルメットを、特に女性は嫌うそうです。そうは言っても事故に遭ったらどうするんでしょうネ？

タイの人は「事故に遭ったら仕方ない」という一般的な概念があるので、こうしてバイクタクシーにも乗れるのでしょう。
もし事故に遭ったら完全にやられ損です。自分が被害者となった場合、加害者である相手が任意保険に加入して無く、
おまけに治療費を支払う能力がなかった際には、完全な泣き寝入りです。でもこのケースが多いと聞きます。

タイも強制保険と任意保険の二種類あるようですが、タイは任意保険に加入している人が50％にも満たないと言われます。
任意保険に加入していても、補償額は日本とは比較にならない程低額です。どうでしょう？交通事故で相手を死亡させた
場合でも、一人あたり100万バーツ（約340万円）くらいでしょうか。タイで車を購入する値段と一緒です！
もちろん　ワタクシら外国人でも同様です。

タイの交通事故傷害罪は、事故内容にもよりますが10年の懲役、又は2万バーツの罰金で、免許取り上げですが、
殆んどは示談で解決しており、示談が成立すると傷害罪は無くなります。

絶対にタイでは事故に遭いたくありませんよネ。
タイの事故で最も多いのは、車にバイクが撥ね飛ばされるケースが多いんです。バイクタクシーを乗るのは止めときましょう。


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