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ついに日本の電車が タイで初めて走ります!

2015年12月16日 | タイの楽しみ
  
 13日に東京に戻って来ていますが、思ったより寒くなく助かっています。 

帰国する機内でタイ人の多さに驚愕し、山手線では楽しそうに乗車している8人のタイ人旅行者を
見かけ、まだまだ訪日しているタイ人の多さに驚かされます。タイの人が日本へ来ると新幹線はじめ
日本の鉄道に感激すると よく聞きますが、その8人も そんな感じで山手線に乗っていました ・・・

 

そう言えば14日、バンコク北部のバンスーと北西郊外のノンタブリ県バンヤイを結ぶ都市鉄道
パープルラインの試験走行があり、プラユット首相も出席した記念式典が行なわれましたネ。

パープルラインは全長23キロ(山手線は34.5キロ)の7駅で、バンコクの地下鉄MRTブルーラインを
所有するバンコクメトロ社が運営します。 ところが、今までと違う所は バンコクの都市鉄道に

日本製の鉄道車両が初めて採用され、また日本の鉄道事業者だけの企業連合(JR東日本、丸紅、
東芝)が、海外で鉄道メンテナンス事業に参画するのも初めてですので、注目されているんです。

 

鉄道車両、信号・運行監視設備、変電・通信設備など鉄道システム、駅設備などのメンテナンスを
東芝、丸紅、JR東日本が担当します。車両は全21編成63両で、JR東日本グループの総合車両製作所の
車両を使用します。 これを聞いた日本の鉄道の良さを実感しているタイの友人はとても喜んでいました。

パープルラインは来年5月に無料運行を開始し、シリキット王妃誕生日の8月12日に正式に開業する
予定だそうです。日本の鉄道システムが、タイで初めて走行するなんて、これは私たちも楽しみです。

2004年に開業した「ブルーライン地下鉄」も、現在フワランポーン駅(バンコク中央駅)西側への延長
工事を行なってる最中です。中華街があるヤワラー地区から王宮やワットポーなどのある地区を通り、

 

最終的には16年に西部郊外のバンケー地区までを結ぶ計画となっています。この手の工事はいつも
遅れますので、来年に完成できるか分りませんが この一帯も一変するでしょうネ。 

この地下鉄は1997年に建設が開始され、建設費は約27億ドル(約3,300億円)で、そのほとんどが
日本の円借款で賄われました。建設も請負った会社に大林組・東急建設・西松建設が入っていました。

ですから当然のこと、全18駅の総距離20キロの地下鉄を走る電車も日本製と思いきや、すでに走っていた
高架鉄道であるスカイトレイン(BTS)と地下鉄が将来、乗り入れることを見据えて、土壇場で地下鉄の

 

電車もBTSのシーメンス社製になってしまいました。この逆転劇には、当時 日本が嫌いだったタクシン
元首相の強い意向もあったと噂されましたネ。 不合理な話があったことが思い出されます ・・・

しかし、今度のパープルラインは日本製の鉄道車両で日本連合の鉄道メンテナンスまで、すべて
ハードもソフトもメイド イン ジャパンが初めて採用されます。 速く乗りたいですよねぇ~ 


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2 コメント

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同じ光景を見かけました (タマ)
2015-12-16 18:09:19
こんばんは。
本当にタイ人観光客が増えましたね。私も先週山手線で女性5人組と乗り合わせました。全員がパンパンに膨らんだダイソー(100円ショップ)のビニル袋を提げており、お買い物の帰りと推察しました。一人の子は、「オニツカタイガー」の箱も持っており、タイで人気の靴を買ったのでしょう。インターネットでしっかり情報収集して来日しているように思えます。日本の良さを肌で感じて、リピーターになるタイ人が増えてくれると嬉しいですね。
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タマさんへ (nagaichi)
2015-12-20 10:09:47
ホント 多いですよね。 まったく同感です。
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