タイでゴルフ友達になりましょ。

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ワンアジア ツアーが生まれた経緯は …

2013年03月12日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 「自分たちのツアーで独立した組織を 立ち上げよう」 という機運が高まってきた APGAツアー
(アジアプロゴルフツアー) が、2003年に旗揚げしたのがアジアン ツアーです。 昨日からの続き。

2003年といえば、日本協会でもツアー部門が独立して、JGTOが発足した時期と重なりますネ。

「選手による、選手のための、選手の組織」 という基本コンセプトを 打ち出して、アジアン ツアーは、
プロゴルフツアー国際連盟の正式メンバーにもなりました。 こうなるとAPGAツアーを 育ててきた
プロモーターとしては、心中穏やかではなく、アジアン ツアーと決別する姿勢が鮮明になります。

 

すると彼らは、経済力を つけ発言力も増してきた中国と韓国にアプローチ、更に プロは沢山いるものの
試合がほとんどないオーストラリアにも声をかけ、「自分たちのコントロールの元に、アジア地域で大きな
ツアーを 作ろう」 という狙いを 持って、2006年に立ち上げたのがワンアジアツアーでした。

 この時点では、中国・韓国・オーストラリア協会がワンアジア ツアー系で、その他の
アジアの国々のゴルフ協会がアジアン ツアー系という図式ができ上がりました ・・・ 

 

ワンアジアは、資金力がありますから、高額賞金やテレビ放映などで選手やスポンサーの引き抜きに
かかれば、アジアンは “ワンアジアの試合に出場したら罰金やら試合への出場停止” という規制で
選手の流出を 食い止めようとして、選手たちに大きな戸惑いを 与えています。  

昨年などは、アジアンで年間25試合、ワンアジアで15試合、日本ツアーで2 5試合が開催され、
試合日程も重なる時があり、更に 戸惑いとしわ寄せがアジアの選手たちに来ていたようですヨ。

 日本ゴルフツアー機構 (JGTO) のスタンスは、「選手が安心して参加できる試合であれば協力する」
という中立的な立場を 採っているようですネ。 アジアン ツアーの選手が、日本ツアーにも たくさん

 

参加していますし、選手が 「ある試合に出場したら、次の試合では出場停止」 といったような不安を
抱えることなく、試合に出場できる環境を 整えていきたというのが、JGTOと考え方のようです。

昨年までも アジアンとは共催で、多くの試合を 開催していますが、今度は昨年から3年間契約で
ワンアジアとインドネシアオープンを 共催する等、両ツアーに対して中立的な立場で対応しています。

 

この流れが 「タイランド オープン」 と 「インドネシア プロ選手権」 の誕生となったワケですネ。 

 膨大な人口を 抱えるアジアが、経済発展に伴って 益々 盛んになるゴルフですから、世界のゴルフ
関係者もアジアに注目しています。 6大ツアーが加盟する国際連盟もワンアジアの中心である中国の
動向に注視していると聞きます。 が、国際連盟あたりが 仲介に入って一つにまとめてほしいですよネ。
 今年のアジアン ツアーとワンアジア ツアーの動きに注目です ・・・  


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