今年の２月は 多くの日タイ選手が欧米亜ツアーに挑戦している！

　世界各地でプロゴルフツアーが開幕し始めています。カリフォルニアのリヴィエラCCでの

米国男子ツアー「ジェネシス招待」に出場している松山英樹プロは別格として、今年ほど

 

日タイの選手が海外へ飛び出し、世界トップを目指してプレーしている年はありませんネ。

「ジェネシス招待」には中島啓太プロも出場しています。

　

それぞれ二日目を終えていますが、DPワールド（欧州ツアー）では、タイ国のアマタ

スプリングCCで行なわれている「タイ クラシック」に、首位に３打差で10アンダーの

　

比嘉一貴（３位）初め、金谷拓実（29位）、川村昌弘（75位）、蟬川泰果（116位）らが出場。

川村、蝉川プロは決勝へ進めず、でしたが、比嘉一貴プロの欧州初優勝に期待がかかります。

 

タイ国からはキラデク・アフィバーンラト（９位）、アマチュアのＴＫクンことラチャノン

（24位）、トンチャイ・ジェイディ（29位）、ウー・エクファリト選手（29位）ら７人です。

　

　＜同大会ポスターにはラチャノン選手（左）も掲載されている＞

そして、アジアンツアーのLIVゴルフとの共催試合であるカタールのドーハGCで行なわれている

「インターナショナルシリーズ」 に 谷原秀人（12位）、香妻陣一朗（22位）、堀川未来夢（70位）、

　

大槻智春（28位）、大西魁斗（28位）、木下稜介（41位）、久常涼（51位）、岩田寛（82）、

池村寛世プロ（109位）の９人が出場。　岩田・池村プロは残念ながら予選落ちでした ・・・

　

　＜谷原秀人プロ＞

タイ人勢も25人、総勢132人が挑戦していますが、サウジアラビアの資本を背景に賞金

総額も250万ドル（約３億3,000万円）と高額大会です。少しでも上位に入りたいですネ。

　

二日目を終わり、５アンダーでスラディット・ヨンチャロンチャイ選手が２位に２打差を

つけてトップを走り、ガン・チャルングン選手は22位に入っており、12人が決勝へ進めず。

　

　＜スラディット・ヨンチャロンチャイ選手＞

更に女子の欧州ツアーでサウジアラビアのロイヤルグリーンズCCで行なわれている「アラムコ

サウジレディース　インターナショナル」では、畑岡奈紗（17位）、笹生優花プロ（39位）の

　

二人が出場しています。タイ国からはアタヤ・ティティクル選手選手（９位）ほか、３人が

出場。　ジュタヌガーン姉妹は来週23日より開幕の「ホンダ LPGA」に備えているようです。

「ホンダ LPGA」には、日本から渋野日向子プロ初め７人が、タイ国からは11人が出場します。

　

　＜アタヤ選手、今年も良さそうです＞

こうして日タイの選手をクローズアップしてみると、タイ国からも随分と海外でプレー

している選手が増えましたネ。欧米の選手たちと競い、しかも上位につける戦績を残し、

負けてはいません。特にタイ人女子は、米国で優勝を重ねる昨今で、素晴らしい成長度です。