いやぁ~ 金曜日とは言え バンコクの渋滞には、ほどほど 参りました!!
16日のことです。 ゴルフ場の帰り ラチャダーからスクンビット通りのアソクーク駅まで来るのに
なんと一時間半以上かかりました。 たった4キロほどの距離で、時間帯も午後2時半頃ですヨ!
バンコクの交通渋滞に慣れたワタクシでも・・・ これは ちょっと 酷すぎますよねぇ~
以前にも 書いていますが、このスクンビット通りを はじめ メイン通りには、これから 多くのオフィス
ビル・ホテル・ショッピングモールが建設中です。 この先 一体 どうなってしまうのでしょうねぇ~ ?
タイ政府も バンコク都庁も 交通渋滞のことまで考えているようには見えませんよねぇ~

そんな中 新政権の政策の一つ、自家用車を 初購入する際の優遇税制 (減税措置) を 導入すると…
対象は タイ国内で生産され、小売価格100万バーツ以下のピックアップトラックとタイ政府の 「エコカー」
認定を 受けた燃費の良い小型乗用車 (1,500CC)で、個人所得税の控除枠を 拡大する方向だとか。
2011年9月16日~2012年末に購入した場合、自動車物品税を 最大10万バーツまで全額還付すると・・・
21歳以上で、事前登録が必要とし、購入から5年間は転売を認めず、物品税の還付は2012年10月から。

この為に、政府は2013年度に予算300億バーツを 計上するそうです。 タイの1月~7月の新車販売台数、
前年同期比 20%増の50.5万台と 相変わらず好調ですのにネ・・・ それでなくとも来年、トヨタは
通年の市場規模を 前年比 12%増の90万台と予想しているんですヨ。
「オイオイ 渋滞の施策も 考えてよぉ~」 と 叫びたくなりますねぇ~
やはり 新車販売が50万台程度増加するとみられることから、政府のシンクタンク、国家経済社会開発
委員会は、交通渋滞の悪化が懸念されるとして、政府に大量輸送機関の開発を 急ぐよう求めていますネ。

当然です! また タイ自動車産業協会・タイ工業連盟の自動車部会など、自動車業界からも強い批判が
巻き起こっています。 「このような政府のインセンティブ無しでも国内自動車マーケットは良好」「すべての
自動車メーカーが恩恵を 受けるものでなく、フェアではない。 税収減少で将来的に増税が必要になり
かねない」… … 等々と憤慨。 どうやら 自動車メーカーと相談して決められた事では無いようですヨ。

タイ自動車研究所の所長も 「輸入車は同措置の対象外である為、外国からも批判が出かねない状況」
「自動車業界がどのような影響を 受けるかを 考慮せずに人気取りに走ったもの」 と強く批判しています。
一方 タイの個人所得税納税者は、総人口約6,500万人の内のわずか200万人程度で、新制度を
利用できる人は限られるので、そんなに大きな心配は要らない、と こんな声も聞こえています。
が、あることを 始めたら、その後 どんな影響があるかも 考えて行なってほしいですね!

「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます