人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



用いるコンピテンシーの体系のバージョンアップを行っている。その過程であらためて見えてきたのが、次の3分野が、同じ問題意識で似た概念を用いていながら、ほとんど交流がないということ。  企業人事分野 ・・・ 高業績を上げるためのコンピテンシー  教育分野 ・・・ 才能や個性を発揮させるための多元的知能  職業カウンセリング分野 ・・・ 適職に就くためのパーソナリ . . . 本文を読む

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日経ビジネスの4月7日号、「人材・技術・・・宝は社内にあり」という特集に島津製作所が出てくる。5期連続の増収増益、製品開発のハズレも少なくなったという。その背景には、「得意先から『見えないで困っているもの』を聞いてくるように」という服部社長の号令があったという。島津製作所の事業をそのように表現することで、それまで別々に遂行されていた事業間の相乗効果が生まれるようになってきたという。また、技術開発の . . . 本文を読む

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内部統制の実施基準を読んでいるのだが、MECEになっておらず、結果として甚大な不確定性と余計なコストをもたらしている文章の見本のようなもの。次のどれであると考えるべきだろうか?ご存じの方教えてください。①「全社的な内部統制」は「業務プロセスに係る内部統制」を含む。②「全社的な内部統制」と「業務プロセスに係る内部統制」は補完関係にある。③「全社的な内部統制」と「業務プロセスに係る内部統制」はそれ . . . 本文を読む

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次の5項目から成る「トヨタ・ウェイ」というのは、非常によく考えられたものだと思っている。 <知恵と改善> チャレンジ改善現地現物 <人間性尊重> リスペクトチームワーク というのは、まず、そこには過不足のない網羅性がある。すなわち、 「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」のいずれに対する目配りも含まれる。 「財務」「顧客」「内部プロセス」「学習と成長」のいずれに対する目配り . . . 本文を読む

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先日巻頭言「江戸社会が醸成した日本らしさを捨てるな」(徳川恒孝氏)を読んだあと、それが脳裏にありながら、池田信夫blogの「なぜ日本は失敗し続けるのか」を読んで、少しだけ他のコメンターの方ともやりとりしたのだが、このテーマ、引き続き考えたいと思っているので、自分のブログにもコピペして保存しておきます。 【問】江戸時代はどれほど高く評価されるべき?> 江戸時代は、日本人だけの知恵と経験、感性で . . . 本文を読む

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グローバルなM&Aの中で寡占が進む中、EUや米国において独占禁止法の運用が強まっており、それは、「業界活動」を重視してきた日本のビジネス慣行とは大きく相反するものであるため、意識の転換が必要である、という特集。 たしかに、かつて「業界団体活動」や「同業者情報交換の場」の機会は多かった。技術から、賃金に至るまで。それが、無秩序な競争を避けながら全体として利益を得るためのガバナンスの方法であったり、 . . . 本文を読む

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松下という言葉は今後使われなくなる可能性もあるのだろう。それでもいいのではないかと、何となく納得している。というのは、パナソニックの ideas for life というブランドスローガンは雄弁で、松下のこれまでと今後の全てを語ることができそうだ。そしてそれは行動基準にも落とし込まれている。ideas for life で行ける、という確信が出来たから、今回の意思決定に至ったのだろう。( idea . . . 本文を読む

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<教育勅語の12の徳目> 父母に孝 兄弟に友 夫婦の和 朋友の信 謙遜 博愛 修学習業 智能啓発 徳器成就 公益世務 遵法 義勇 <ベンジャミン・フランクリンの13徳> 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定 . . . 本文を読む

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18世紀に、印刷工場を経営し、フィラデルフィアの町づくりに関わり、雷に関する科学的発見をし、アメリカ合衆国憲法の起草に関わり、アメリカ建国の父の一人となった、ベンジャミン・フランクリンの自伝に出てくる表。手帳にして持ち歩いたんだとか。岩波文庫版の古いやつ。 縦軸には、節制、規律、沈黙・・・とフランクリンの「13徳目」が書かれている。横軸は、見ての通りの1週間である。13週間=3ヶ月=四半期 . . . 本文を読む

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「ウェブ時代をゆく」を読んだ感想は既に書いたのだが、同書で提案されている、「好きを貫く」キャリア形成方法としての「ロールモデル思考法」について、もう一歩踏み込んで考えてみたい。 というのも、先週末取り上げたNHKドラマの「ハゲタカ」にて、(大空電気が象徴する)産業的・経営的な課題は全く解決されておらず、外部からの「手術」を拒否した以上は人材が内部から変化することが喫緊の課題であることが象徴的に . . . 本文を読む

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・・・例えば病院であったりし、そしてトヨタはその病院を既に押さえているのである! 2008年後半、トヨタ自動車はグループのトヨタ記念病院(愛知県豊田市)に介護ロボットを持ち込む。これまで開発を進めてきた試作機を現場で使い、その効果や課題に関して議論を深めるためだ ・・・という。 ロボットは、機能も、性能も、そのスペックを事前に特定・定義することが難しすぎる。そして、アナログな調整要素ばか . . . 本文を読む

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ハゲタカ DVD-BOXポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る NHKドラマの「ハゲタカ」をDVDで一通り見た。評判通りクオリティの高いドラマ。緊迫感のあるやりとりが続くので、大変に勉強になる。登場人物の視点に立ちながら、自分だったらどのように対応するだろうか、とか考えながら、もう一度見てみたい。 しかし、経済ドラマとして見ると、問題はまだ何も解決されていない。 産業再生 . . . 本文を読む

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明けましておめでとうございます。 トヨタとGEについて、共通項を次の5つの視点から洗い出している特集。 人材育成・・・チームプレーを鍛える 新興国開拓・・・難敵攻略に奥の手あり モノ作り・・・目指せ"工場のプリウス" イノベーション・・・夢実現へ知恵集め 持続的成長・・・苦境を超える執念 ◆この中で最初の、人材育成に関して、チーム型の研修をトヨタ、GEとも導入し、人材育成の中核的 . . . 本文を読む

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HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義タル・ベン・シャハー,坂本 貢一幸福の科学出版このアイテムの詳細を見る 読んだわけではないのだが、この題名にこだわってみる。(題名から仮説検証サイクルを回すのだ。)Happier? 日々Happier になっていって死の時には凄まじいHappy 感に満たされる・・・なんてことになったらすごい . . . 本文を読む

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1バレル100ドルに向かっている原油価格の高騰に対応する、産業界の様々な取組みを紹介する特集。特に、省エネ、エネルギー・原料の多様化など。 ◆ふと、省エネや環境対応タスクというのは、製造業の業務機能/業務プロセスの中で、どのような位置づけになるのか、ということを考えた。 全社で省エネを進める、あるいは(例えばISO14001等を参照しつつ)環境マネジメントシステムを整備する・・・それはどういう . . . 本文を読む

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