続続・宗恵の『初心者のための茶道教室』 第１3回

　義父の急逝により先月１８・２５日と教室の講師を初めてお休みいたしました。代わりに以前ご一緒していただいた先生にお願いし、昨日復帰いたしました（あっ、このことは新潟支部幹事長にはお話しましたが、総本部にはお伝えしていなかった・・・スミマセン・・・）。

　生徒さんも３週間ぶりのレッスンでしたが、皆さんスラスラとお点前でき、ちょっと感激☆内容はお棚の薄茶点前。お棗・お茶杓の拝見まで行いましたが、時間が余り２回お稽古なさった生徒さんもいらっしゃいました。これからはお点前を楽しみながらお稽古できるのではないでしょうか？

　わたしも一ヶ月ぶりの茶道となりましたが、生徒さんのお点前の所作のひとつひとつが新鮮で、わたし自身が大変勉強になりました。

　短冊はお正月ですので「一陽来福」。画像はありませんがお花は水仙。

　お菓子は定番「花びら餅」。丸屋本店製。昨年、このお菓子の向きにブログがずいぶん盛り上がりました。で、今年はこの向きにいたしましたよ。裏千家の初釜式でも最近ではこの向きだそうです。

　この花びら餅は、京都の川端道喜の「御菱葩（おんひしはなびら）餅」が本歌で、独楽盆にのせて裏千家の初釜式で用いられます。味噌餡で甘く柔らかな牛蒡が不思議にマッチします。いつの日にか初釜式でいただきたいものですが・・・。

　わたしは甘いものなら何でも好きですが、味噌餡が苦手な方・粒餡が苦手または漉し餡が嫌い・・・と様々な方がいらっしゃるのですね。皆さんはいかがですか？

　毎年、新年に着る松竹梅の模様のお着物があるのですが、今年は喪中ですので草木染めの小紋にいたしました。本当はもっと地味にしないといけないのでしょうが、今年初めてのレッスンですので明るいお着物で・・・と思ったのですが・・・。やっぱり地味にした方が良かったかな・・・。