良寛茶会のお菓子です。
今回のお茶会オリジナル。新発田の寿堂さんにお願いして作っていただきました。
席中で写真を撮り忘れ、家に帰って残った一つで撮った画像です。
良寛さまについては詳しくないのですが
ある日の夕暮れ時、良寛は隠れん坊をして子供達と遊んでいて、自分が隠れる番になり、田んぼにうまく隠れ得た。しかし、日が暮れて暗くなり、子供達は、良寛だけを探し出せないまま、家に帰ってしまった。翌朝早くに、ある農夫が田んぼに来ると、そこに良寛が居たので、驚いて問い質すと、良寛は、「静かに!そんな大声を出せば、子供達に見つかってしまうではないか」と言ったという。
という逸話から思いついたお菓子です。
上から何も見えないけれど、中には色とりどりの餡がかくれています。
わたしの下手な色鉛筆書きの絵から寿堂さんが見本を作っていただいた時は、大変感激いたしました。
錦玉が懐紙につかないように下には淡雪が!
お客さまに好評だったようで、寿堂さんへもお電話があったとか。
実は今回のお茶会で一番力を入れたのはお菓子でした・・・。
これからも機会があればオリジナルのお菓子でおもてなししたいです。