積年の夢であった炉を切りました!
炉を切るにあたって、畳の敷き方を変えました。
今までの畳は祝儀敷きと言って、床の間に平行に敷いてありましたが、
茶室の畳は、炉と亭主・客の動線を第一に考えるので
畳の長辺が床と垂直になるように敷きかえました。
この敷き方は「床差し」と言われ、一般には嫌われるそうです。
淡交社の『わが家に茶室を作るには』に「点前畳だけでも京畳に」と書いてありましたが、八畳ですといろいろ不都合が出でくるため、一寸(いっすん)だけ広くしてもらいました。
江戸時代から続く畳屋さんですので、安心してお願い出来ました。
今まで使っていた畳を寸法直ししたため、だいぶ面倒したようです。
ありがとうございました。