もうすぐ本が完成します。
と言っても、まだ手元に届いていないし、自分も見てないし、
誰にも見せてないので、そわそわします。大丈夫かなあ。
これまでに何度も本を作ってきたはずなのに毎回初めてのような感覚があります。
そもそも、本という形になること自体、奇跡のように思っています。
現に、数年も前から作っているのに完成しない本がいくつかあるので（いろんな人に申し訳ないです）
自分にとっては形になることがどれほど貴重なことかわかっているつもりです。
形になったらなったで、まだ安心できず、
無事に自分の手から離れてくれたときが、初めてよかったなあと思える瞬間です。
ここまでが本当に長い。
そもそも、何冊作っても本の作り方が全くわかりません。
最近は、それも問題のような気がしています。
それから、うちの店は 毎度毎度おしらせが下手で（というか単調で）
本を作る過程を見せたりすることが滅多にないので
いつも突然、本ができてるような感じに見えてるんだろうなと思っています。
人からどう見えててもいいので、その点はどちらでも大丈夫なのですが
過程を見せておく方が記録にもなるんじゃないかと思うことがあります。
数年経ったときに「ああー、そうだそうだ、そうだった」と思えたり
同じ過ち？を繰り返さないようにできるかもしれないなどと思ったりしますが、全然できません。
ゆとりがないのかわからないけど、やってる最中はそれどころではない気がします。
完成間近になって、あ！と思うのです。うーん、、、。
記憶に頼りすぎているので、記録しておくのも必要なんじゃないかと思いました、
という駄文でした！長々とすみません。
本ができたらぜひ見てみて下さい。展覧会もよろしくお願いします。
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来週の月曜・8月7日は、設営のため臨時休業となります。
火曜(8日)と水曜(9日)は定休日で
8月10日の木曜からは市村柚芽さんの展覧会がはじまります。
どうぞよろしくお願いします。
