脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

春の桜と散る自営業。

2009年03月21日 19時04分45秒 | 近況
今日は東京では、桜が開花したそうである。
ニュースでそう聞かされても、花粉症の私には、
どこか楽しい気がせず、気鬱である。

前回記したバァバの病気は徐々に治まってきた。
だが依然として、自営業の工場をどうすべきか、定まらない。
ジィジは、たまに仕事がしたいからこのままで良い、
バァバは、電力費やら法人住民税等、会社があるだけでカネが掛かる
から、早く会社の解散手続きをしろ、という。

税務署や都税事務所に会社の「休業届」を出したらどうかと思ったが
「休業」とは一切の企業活動があってはならないらしく、例えば会社
名義の預金に利子が一円でもついてはいけない、というものらしい。
預金は解約し、工場への電力供給も東電に契約解除を申請せねばなら
ないようである。この手続きだけでも数万円は掛かるようである。

正式に廃業するのならば、解散・清算の総会決議をして登記せねばな
らないが、大方は、「休業届」を提出して、カネが掛かるので登記は
せずにそのまま「休眠会社」に移行しているのではなかろうか。
法務局では、実体の無い休眠会社は、何年か毎に職権抹消していると
いう話を以前に聞いたことがある。
(元の事業主が登記義務懈怠に問われるかどうかは不明だけど。)

とにかく会社は現在のまま解散しては、社長からの短期借入金が700
万円以上残っているので、これを放置すると、社長の債権として相続
財産の一部となってしまうので、消し込まないとまずい。

確か商事債権は5年で時効だから、時効の援用として会社から社長宛
てに内容証明で、時効なので借入金は返済しないと通告する必要があ
る。会社は債務免除益を特別損益に計上し、繰り越しの赤字と相殺す
るという税務処理をすることになる。

今後は顧問税理士を雇う経費もないので、こんな処理なり税務申告は
私がしないとならないだろう。何とかなるだろうが、面倒が増える。
ジジもババも、この手の書類仕事は大学を出た者なら誰でも出来ると
思っているヒトビトなので、こっちは報われない気持ちである。

精神病やってても、何等かの仕事やら義務、家事・家業の方が追いか
けてくる。そんな星の下に、私とは、生まれついているのだろうか。

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