都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

疎水探訪と柿探し

2021-10-04 02:58:46 | 京都

 爽やかな秋晴れ、自転車の日にしようと8:00からCannondale ATBで三条を上る。途中の三条商店街は自転車禁止で回避が面倒、しかもアーケードで東山が見えない、店舗の張り出しも多いなど課題がある商店街だ。これから東の交差点や歩道は拡幅し美装化している。

 緩やかな坂を、村野藤吾設計の都ホテルを右手に眺めて峠に曲がる。疎水沿いで、ミネルヴァ書店を左に上がると近い。この道を一燈園まで疎水沿いに走る。コスモスがきれいだ。しかし、桜が多く柿は全くない。ジョギングや散歩、数人のばあさん連のトレッキング(やかましい)が多い。

 安朱橋近くで諸羽トンネル開口部周りの工事や四ノ宮船田溜りなど見るべき近代遺産が多い。

 さらに走ると普門寺に至り小関越にさしかかる。1km半くらいで疎水入口の柿がある三井寺まで行くが、戻って疎水沿いを更に探す。

 人家のあるあたりに柿はあるため、安祥寺川( https://www.tsukaki.com/kizaemon/2021/13427/ )を探ってみると、良い柿が川にかかってひっそりと1本あった。手前の木がちょっとかかっているが、来月には葉が落ちそうだ。

 疎水は8kmで3.4mの落差であり0.4‰と鴨川の1/10以下( 三条大橋より北なら鴨川の交配は7‰くらい https://www.pref.kyoto.jp/kamogawa/documents/1175491647483.pdf )の勾配だ。つまりはほぼ等高線に沿ってルートが決まっている。山科御陵をかすめているなど、ルート決定も難儀だったと思う。

 塾豚でお昼、近くにある、だんじょの水( http://www.yamasina-gokokuji.jp/danjonomizu.html )で手を洗っておく。山科は水利が悪く溜池が多かったようだ。

 帰りは旧九条山浄水場で昔絵を描いた思い出にひたり和む。この下の発電所も見学した。その先には疎水を利用した滝組の植治の庭が多い。

 ゆったり白川を通って帰る。祇園も休業、閉店、改装が多い。インバウンド・ツーリズムの宴のあとは静かで良い


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