都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

梅田探検:Four Seasons Hotel+ Brillia Tower 堂島、KITTE大阪,バルチカ03を探検、お盆で人が多かった

2024-08-25 02:26:47 | 都市開発

ONE DOJIMA PROJECT 

 留学時代はBoston Public Garden近くのRitz(ヨーロッパ風 現在はTaj Boston(閉業) https://en.wikipedia.org/wiki/The_Ritz-Carlton_Hotel_Company )とFour Seasons(アメリカ風 https://en.wikipedia.org/wiki/Four_Seasons_Hotels_and_Resorts )にいつかはと思いを馳せていた。今回、大阪電通ビル(槇文彦)の跡地に複合施設「ONE DOJIMA PROJECT」として東京建物とシンガポールのHotel Properties Limited(HPL)、カナダのFour Seasons Hotels & Resortsの3社が開発している。

 設計は日建設計、施工は竹中工務店 ( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00585/051900223/ )点対称の平面は曲面と尖りが対照的だ。上にホテルがあるため、区画も内廊下のホテルみたいだ。外側も曲線を使った流行(SHIBUYA SKY低層部と同様 https://ja.wikipedia.org/wiki/SHIBUYA_SKY )スタイルだ。

 前の電通ビルに親しみがあったため、世の流れを感じる。向かいでは、古川ビルの跡地を清水建設がパークタワー大阪堂島浜として建設中だ。三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発とある。( https://www.31sumai.com/mfr/K1902/ )堂島もオフィスではなく、住宅・ホテルが最有効利用なのかとちょっと落胆する。米市場の栄華よ、今何処。

 Four Seasons Hotel 大阪( https://www.fourseasons.com/jp/osaka/ )は1階のビストロやテラスも小粋だった。一度、行ってみよう。

KITTE大阪( https://osaka.jp-kitte.jp/shop/floor/floor.jsp )JPTower OsakaB1~6階

 地下1階は「うめよこ」軽食が多い。大人のたまり場とのこと。

1階は南北通路があり、JR大阪西口も東西館通路がありイノゲートまでつながる。ミキモトなどハイ・ブランドが多い。

 2階、3階はアトリウムがあり昔の外壁が北側に見える。日本の物産館、特産店などあり面白い。なぜか京都も兵庫もある。(行った方が早いと思うが)外に出ると大阪駅まで2階のデッキがつながっている。

 4階までアトリウムがあり、有名店の支店などある。鰹たたきの明神丸がライブ感ある演出もあり大行列。

 5階は一部で竹葉亭が入る(4階のかわはらと被る)、もつ鍋と山ちゃんが大行列だった。加賀屋は前にハービスだったように思う。ベンジャミン・ステーキは烏丸にもあるが。

 6階はカフェとクリニック、ホール(Sky シアター MBS)この下の関係もあり5階は狭いのだろう。上品な感じでゆったりできる。

バルチカ03( https://barchica03.com/shoplist/ )イノゲート大阪内2~5階

「バルチカ03」は、JR大阪駅直結[ルクア大阪]地下にて夜な夜な大人気のバルゾーン「バルチカ」の新形態です。「おっさん(=03)」をはじめとする梅田で働く全オフィスワーカーに向け飲食店50店舗が大集結」とある

 阪急駅の北、カッパ横丁とその周りの茶屋町あたりをビルに入れたような感じだ。1階から2階(ゆったりしておにぎり店以外なにもない)に行く。

 3階はこじんまりしてバーのサンボアがある。

 4階からフロアが大きくなり、天ぷら大吉(堺)、スタンドふじ(天王寺)、サル食堂(本町)など有名店が多い。フード・ホール形式で、立飲みが多い。揚げ物、肉が多く成年から壮年向きかな。

 5階はさらに飲み屋風、または浅草のホッピー通りみたいだ。大正の乃ノ家など食べてみたいと思った。12時からだと便利だ、昼呑みでさっくり帰れる。

 帰りは、2階レベルで阪急までルクア(前の伊勢丹)を通り繋がっている。外が多く、特に御堂筋のデッキの上は暑い。

 なんのかんので13,800歩、盆で人出が多く疲れた

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ふくや(京都 東向日):暑い日のテニスの後には、刻みラーメンが濃い目でうまい

2024-08-24 02:22:15 | 食べ歩き

 39℃とかの最高気温の日の午前中のテニスでは600mlを3本は飲む。その後、こちらでもやしラーメン固め(850円)だが、暑いときには隠れメニューの「刻み」を頼む(いつもあるとは限らない)。端であり醤油が濃く、脂も多い。

 これを、にんにく、豆板醤、一味、胡椒たっぷりにした脂だくさんのスープでもやし、麺、刻み、スープを味わうのはこたえられない。お腹も一杯になる。

 小体な店だが居心地が良い、夏の救いだ

 

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地震で我が家は大騒ぎ

2024-08-23 02:26:06 | 世情

 取り急ぎ買ったものは
①簡易トイレ(100回分)→復旧まで上下水含め1か月位の想定(Amazon)
②水:大量、調理に使うため2ℓ×6本を2箱追加(近所、個数制限も)
③一般飲む飲料:麦茶など非カフェイン(近所、個数制限も)
④カセットコンロのガスボンベ(Amazon)
 食べ物は乾麺や缶詰もありどうにでもなる。水と排泄処理が問題だ

 東京にいる子供には
①大型ビルの軒下は危険:カーテンウオールのガラス、上から落ちる事務用品
②地下鉄の利用:土の中のためトンネルは浮いているため事故が少ない
③水害への対処:荒川放水路の堤防崩壊が危険
④帰宅困難者:ビルにいる、東京のAクラスなら72時間稼働が常識

 いやいや、大変だ

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魚河岸 宮武 行きつけ記

2024-08-22 02:21:15 | 食べ歩き

鯖竜田揚げで酷暑を乗り切る

 39℃予想の日、10:45頃到着、鯖竜田揚げが日替わり(990円)、大盛にする。

 鯖竜田揚げ3切れは獅子唐揚げが付く。鯖の肉、皮、血合いが複雑な味になる。もりもり食べて合いの手は海鮮キムチ煮とツナとキャベツのサラダ、お茶がすすむ。

 お代わりも大盛で、造りは、サーモン、かんぱち、鮪、鯛2でご飯がうまい。いわし宮武煮ともずく酢でさらに食べる。

みそ汁は麩の大きいの、ご飯と明太子で〆る

お茶を数杯飲む、外に出ると陽射しが痛い、日陰を見つけては路地を行く


タラフライと生姜タルタルソースは夏に良い

 暑さの峠を越し、9時過ぎから夫婦で東寺に盆の供養に出かける。電動自転車2台に乗り、陰のある道を南下する。

 その後、細い道を辿り宮武に10:30前に着く。日替りは、たらフライに生姜タルタルソースかけだ。990円、夫婦とも大盛にする。

 お茶がうまい、フライが香ばしい、ちょっと醤油を足すとさらに良い。ちくわとれんこんのサラダのレタスがうまい。
干しえびと白菜のおろし煮ともやしの味噌汁にも一味をたっぷり入れる。夏の対策だ。

造りは、うまい鮪2、サーモン、かんぱち(腹)、鯛で大盛ご飯のお代わりを楽しむ。次に、いわし宮武煮ともずく酢、味噌汁を合わせどんどん進み。お茶もお代わりを繰り返す。

 明太子で〆る、うまい、この勢いで駅前のヨドバシに行きエアコンを買う、お得な割引とポイントだ、ユニクロ、ロピアも寄って夫婦で満足、シャワーですっきりして14時前

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研究のまとめのご紹介

2024-08-21 03:25:05 | 都市評価

 今回、今までの研究をまとめました:ポスト・パンデミックのオフィスと題し、

①リーマン・ショック後の10年間

②パンデミックとポスト・パンデミック6年間

③今後のリモートJOB制など働き方

をまとめWordとPPTにしてみました。

 東京1極集中に対し、リスク分散とウエルビーイングの両立のため、大阪への副本社誘致など提言しております。ご関係の方にもご拡散下さい。

 今後、色々なところでのプレゼンなど行いたいと思っております。

https://drive.google.com/drive/folders/1AAAPxLtrUJg6MD8ec5pZsJZgSbWo87tU?usp=sharing

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紙より電子ファイル

2024-08-21 02:24:07 | 世情

 1983年にT工務店開発計画本部に配属になった頃、資料は紙だったがコピーし、足元の段ボール一箱にテーマ毎の紙のフォルダーに分けファイリングしていた。

 おかげで「ものしり」と重宝された。クライアント対応や社内対応の武器は紙だった。

 今やファイリングはPCの中だ。階層的フォルダーによりフォルダーを作り、PDFや資料のURL(WordやExcelに張り付けておく)、コメントも同じファイルにまとめる。

 検索機能が便利だ。今までの論文のデータなどもまとめている。

 また、便利なのがブログの検索だ。書籍のまとめやテーマなど検索できる。なお、9千件ある読破資料もエクセルに入れてあり寸評やキーワードで検索ができる。過去に読んだかどうかも検索で分かる。

 昔の、「情報カード」など今や昔だ

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お食事処 まつもと(京都 五条):2回

2024-08-20 02:20:30 | 食べ歩き

ひさびさの鶏唐揚げ定食がうまい、8月から20円値上げ予告

 人間ドックを終わり、宮武に行こうと思ったが酷暑のためこちらに。12時半だと5人並ぶ。相席システムのため、10分程で鶏唐揚げ定食(780円)にする。女将さんから、今日は遅めねとご挨拶。

 ふと見ると8月1日より20円値上げとかわいらしいイラスト付きの告示がある。もっと値上げても良い位だ。

 鶏唐揚げは大量、小さめで食べやすい。ポン酢をつけ、マヨネーズの一味と辛子の2つのお味をつけて食べ進む。

 時たまの、キューちゃん漬けとタクワン繊切が口直し

 ご飯がどんどん進む、味噌汁にも一味大量に入れて豆腐を味わい汁をすする

 外は灼熱、自転車のグリップとサドルが熱い。ヘルメットも熱くなる


日替わりも鶏唐揚げ定食(770円)

 口開けに訪問、日替わり(鶏唐揚げ)も20円値上り、これにする。お客はお馴染みが多い

 昨晩も焼鳥だったが、唐揚げに。10個はあり、マヨネーズに一味と辛子の2味にする。暑いため、味噌汁に一味たっぷり。

 ご飯にキューちゃん、タクワン、味噌汁(煮干し出汁)もうまい。

 勢いをつけて唐揚げを制覇、満腹

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オリンピック後半雑感

2024-08-19 02:23:05 | 世情

 女性の活躍が目立った。特に、レスリングの藤波朱里の強さは圧巻だった、凄みがある。ほかに、ブレイキン、やり投げ、卓球団体など。卓球の早田ひなには華と思いやりがある。やり投げ北口榛花には愛嬌がある。

 女子マラソンのハッサンのスパートには驚いた。4位の選手は女走り(なでしこの鮫島を思い出す)で僅差だった。

 次に若手の台頭だ、スケートボード、ポーツクライミング、飛び込みの新星 玉井陸斗など見ていても多彩になったなと感じる。

 今回は柔道を始めルールや審判の資質が問われている。オリンピックも総花主義かつ権威の衰退を感じる。利権や商業主義も感じられる。ネット情報の拡散が裏にある。

 全く関係がないが、30年ほど前には年間パスでディズニー・ランドに通っていた頃、ジャングル・クルーズ定番の「ギャグ」で槍を持つ人物に「投げやりな人生」と言っていたのを想い出す。首狩り族の「首が回らない」もあったな。

 それにしても、北口榛花は腹ばいのカステラもぐもぐも笑える、愛される人物だ。早田ひなも日本生命らしい優しさや配慮がある

  大躍進のレスリングでは櫻井つぐみと清岡幸大郎(アフロ型の髪が良い)の高知県コンビの盛り上りも良かった。鏡優翔の喜び爆発も見ものだった。レスリングの強さの秘密を知りたい

 女子の柔道とレスリングの重量級の選手は強そうだ、街で見かけたら逃げる。ウルフ・アロンの帰国挨拶( https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailysportsvideo/sports/dailysportsvideo-202408141200 )も面白い

 楽しめた

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銀座 天龍 本店(東京 銀座):強い目の焼き具合、皮と具の歯ざわりが良い

2024-08-18 02:03:13 | 食べ歩き

 家族の好物の餃子を京都までお土産に、13時でも行列が長い、お土産は別で注文できる。

 出張土産に、銀座の天龍でお土産3個(1,350円(60円値上がり)×3個+紙袋30円)子供が買ってくれた。新幹線南口まで歩いて乗る。

 帰って食べると、焼きが強め、皮がもちもち、かつ餡の大き目に切った歯ざわが良い。

 銀座1丁目のお店の情景を想い出す、近くの子供と孫にもお裾分け。孫は大きな餃子を手にもってかぶりつく

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京都は日本一暑い

2024-08-17 02:08:18 | 京都

 猛暑日の多さで「日本一」とある https://news.yahoo.co.jp/articles/cb58bc4d040dcac24d06c96930b502acc4afde54 

 しかも盆地のため湿度も高い。https://ja.weatherspark.com/y/143438/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%B0%97%E5%80%99 

 はっきり言って夏の京都は「スチーム・コンベクション・オーヴン」だ( https://www.cometkato.co.jp/column/benefits-of-steamheating-01/ )

 前は、盆地を囲む3方の山で冷やしていたが、都市熱が臨界点を越え、昼間は熱がこもる都市となった。しかし、緑のおかげで最低気温の熱帯夜は高さの順番をしのいでいる。

 夏に海外富裕層の旅客が少ないのも分かる。北山の鞍馬・貴船(床(とこ))位しかしのげない。庭も苔が焼け、しかも暑い。

 鴨川の床(ゆか)は一見涼しそうに見えるが、室外気温に加え床下の室外機の排熱もありたまらん暑さだ。室内から鴨川を眺めるのが賢明だ。

 夏に京都に来るなら、神社仏閣の中に行くか(参道が熱いが)、山中のトレイルを選ぶか、車で移動するしかない。

 祇園祭と五山送り火以外、おすすめできない

 人のいない石庭などはマニアには楽しめるが

 

 

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野田岩 日本橋高島屋特別食堂(東京):ゆったり落ち着ける、鰻は薄くなったがうまい

2024-08-16 02:02:32 | 食べ歩き

 朝は9:30開店の丸善で本を漁り、髙島屋は10:30の開店に入り、特別食堂11時の開店を待つ。

 ここは改装されていたが、元に戻った。乃池と思ったが行列の暑さもあり、こちらで子供と待ち合わせる。大学院卒業(42年前)にも来た、それから鰻の中入れ丼をよく食べたが、最近は隣の美國屋が多い。

 まずはキリン・ラガーとうざく(1,815円)を楽しむ。肉厚の鰻と、胡瓜、生姜がきれい。

 子供は三玄の鯛茶漬け(2,420円)にする。

 当方はうなぎ膳 蘭(30食限定 4,719円)にした。鰻が小さめ。大根おろしと香の物がうまい。ゆっくり鰻を、山椒を交え楽しむ。そして肝吸いで仕上げ。

 ゆったりした時間が流れる。話がゆったりできた。サーヴィスも行き届き快適だ

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宇陀松山地区と今井町を歩く

2024-08-15 02:04:41 | 都市計画

 孫が奈良に行くのに合わせ、大宇陀と今井町(40年ぶり)に行き、近鉄奈良からあおによし、帰洛し馬耳東風で焼き鳥の一日とした。

 朝、6時過ぎに烏丸御池から竹田、大和八木乗換により榛原に着くが、バス乗り場を北口(Yahooの地図)と間違え、1時間ロスがある。それでも9時半には大宇陀の道の駅に着く。駅前は飛鳥駅前に似ている。

  ゆっくり松山地区の街並み( https://aknv.city.uda.nara.jp/matuyama/machiya.html )を見て、まずは、宇陀市松山地区まちかどラボ( https://www.uda-kankou.jp/feature/445 )で地図を入手する。隣には千軒舎(https://www.city.uda.nara.jp/kankou/rekishi/shiryoukan/documents/uda-matsuyama-panf.pdf )

 歴史は小田氏の城下町( http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/AN00181569-19970300-1006.pdf?file_id=1232 )だが( https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/tonosama/oda/ )や宇陀崩れ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%99%80%E5%B4%A9%E3%82%8C )、その前に宇陀松山城の取壊し( https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/naranoshiro/udamatsuyamajo/ )などがある。

 奈良と伊勢の中間にある集散・商業・宿場の都市であり、千軒と言われ酒造と製薬を生業としていたようだ。

  街並みは、宇陀川沿いの自然堤防上に南北の通りがある。恵比寿(日本の神)、金比羅、愛宕など神社がある。( https://www.city.uda.nara.jp/toshikeikaku/documents/9nisyou8.pdf )

 古い町並みは南北1㎞程、両側に水路が流れている。江戸時代の建物であり辻子2階だ。面白いのは、駒留、出格子などの意匠が多様であり、瓦先の下にも波模様など漆喰の意匠が見られる。厨子2階と軒の取合い部分にも意匠が見られる、これは独自だ。前面だけを洋風にした医院なども面白い。虫籠窓も円形や菱形など多様だ。1階の格子も桂離宮の月の欄間の模様のようファサードについての多様性が楽しめる。宇陀松山城破却(城割役)を担ったのが小堀遠州と中坊左近秀政だからかもしれない。

 医薬は薬草があったためと吉野の陀羅尼介などの関連があるようだ。酒造は陸運の拠点であり道路で運んだのだろう。(宇陀川は舟運には向かないように見える)酒蔵の杉玉も多く雰囲気が良かった。

 2時間程歩いたが、楽しめた。バスは1時間に1本、乗客も少ない。解説の方とも出会わず、ヤクルトのおねいさんと歴史や調査を語ると感心された、意外と地元の方は歴史にうとい。

 今井町へ、大和八木まで近鉄に乗る。駅前には繁華街がない。

 今井町は「海の堺、陸の今井」や「大和の金は今井に七分」といわれ、40年ぶりだが、驚くほどきれいになっている。電柱など1995年から10年間の工事により地下埋設したようだ。( https://www.georhizome.com/archives/blog/8489 )今井町も千軒と言われていた( https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1063/gyomu/1/2/1/3831.html )、西側の今西家が最も古く、こちらから東側に街が発展したとのこと( https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/14/0/14_337/_pdf/-char/ja )丁字路が多く、本町筋(今西家の前)が中心のようだ。道幅は東西の筋が2.8m位、南北が2.2m位と、東西が広いのは船場と同じだ。

 信長と戦った( https://www.imanishike.or.jp/%E4%BB%8A%E8%A5%BF%E5%AE%B6%E3%82%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%89%A9/%E7%B9%94%E7%94%B0%E4%BF%A1%E9%95%B7/ )

 

ヒアリング①花甍 https://www.nantokanko.jp/isan/5064.html 

・窓口のおねいさんと「40年ぶり」を話すと、近年きれいになったとのこと。色々話して盛り上がる、同じ環濠集落の富田林にも住んでみたいとのこと

・今井町の歴史や拡大過程、模型など参考になる。京都の町家と構造が違う

 

ヒアリング②河合家

・酒販売が併設、奥様とお話

・最近きれいになって、おくどさんも復元したとのこと

・道が丁の字であり、今でも迷う→ならまちよりは良いとのこと、ならまちは色街もあると指摘

・色々お教え頂いて、今西家が起点となり、本町筋と御堂筋が軸となるとのこと。小さな輪っかは茅野輪くぐり(最近始まった)の時の自作の品とのこと。各家にあった。

 

ヒアリング③米谷家住宅 http://sakuwa.com/ima6.html 

・奥様とお話

・土間が珍しい、本家の番頭の別宅だったようだ

・井戸が2つあった

 

ヒアリング④今井町家館 http://sakuwa.com/ima34.html 

・案内の刀自とお話

・歴史を良く知っている、今井は商業の街、八木は伊勢と葛城修験道がクロスする宿場町とお教え頂いた

・間口税は間違い(丸山論文)、また所有者だけに税金がかかる(中川論文)などの話を伝える

・金貸し(土倉 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%80%89 )が多く、天井から下りる戸を見せて頂いた、昔は外側にもあったが真っ暗になるため今はないという。宇陀市松山地区にもあった。泥棒・盗賊対策だろう

 誠に楽しめた。今井町と八木宿場は再度歩いてみたいものだ

 このあと、近鉄奈良からあおによしに乗り、うまいビールを2杯飲み、さらに帰洛し馬耳東風にて焼鳥を賞味。

 楽しい一日だった、24,600歩

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わくい亭(東京 本所):サワーや酒、洋食から和食まで幅広く楽しめ、快適、安い

2024-08-14 02:01:58 | 食べ歩き

 18時に4人で集まる。奥のテーブルは落ち着く。棚と椅子の下に荷物が入る。

 お通しは山芋とオクラのみじん切りに梅肉。飲み物はビールや生ライム、生レモン、生グレープフルーツのサワーを楽しむ。

 煮穴子は柔らかくうまい、山葵があう。鮪のづけ、小肌、赤なまこ酢など江戸の味を堪能。鯨ベーコンは細切りでいまひとつ(京都の神馬のがうまい)

 洋風ではバターの効いた法蓮草としめじの炒め物、御職の大きなメンチカツはうまい、グラタンも楽しむ。鮑のバター焼きが肝もありしみじみ良かった。

 サワーが色々楽しめた、甘味もなくうまい

 会話が弾む、楽しい。20時にオーダー・ストップとなる。

 一人、5,050円と驚異の安さ、タクシーで八重洲まで帰ると2,700円でこれは割高だった。

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オリンピック前半雑感

2024-08-13 02:03:56 | 世情

 期待されすぎると、うまくいかない。特に「お家芸」と言われる柔道や水泳で多かった。期待の重圧を慮る。逆に、フェンシングなど大躍進、驚く、いつの間に。

 スケートボードのストリートなどは一発芸みたいで良く分からなかった。

 卓球女子 花田ひな(24歳)は左手を負傷しての銅メダルに感動した。フォアはテニスのドライヴくらいに落ちるのにはびっくりした。
しかも愛嬌と華と芯のある人物だ。試合相手のシン・ユビン(20歳)は、若いだけに興ざめな叫び声が高かったのが耳障りだった。

 陸上やバドミントンなどの「美人記事」が多いのはインスタなどの普及のためか、こたつ記事としか思えない。

 松山のゴルフの銅はおめでたいが、ゴルフやテニスというプロの競技はオリンピックの主旨とちょっと違和感がある。

 前半戦が終わり、丁度夏の峠も越した。昨晩は雷雨だった

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東西の懐かし麺巡り

2024-08-12 02:00:03 | 食べ歩き

中国料理 青冥 堂島本店:久々の八宝菜汁そばは変わらぬうまさとお得感

 本屋巡りの合間にお昼。11時開店は空いている、五目汁そばが八宝菜汁そばに名前変更(1,000円)されていた。

 青冥の五目汁そばは、三番街店(11時に500円に割引があった、麺がしなやか、閉店した)、堂島本店(ここも11時に割引800円位があった、麺が固め)、日比谷シャンテの地下(閉店した)、京都の祇園など40年は食べ続けている。最もよく食べた汁そばと思う。

 夏バテか汁そばだけにした。いつもと同じ具、筍、人参、白菜、青菜、豚肉、烏賊、海老など。汁が濃くなり、椎茸の薄切りが多く香りが良い。

 胡椒をたんまり、酢をたっぷりかけまわす。具が多く、低加水の細麺も同じ。2020年4月に食べたのが最終だったが、スタッフも変わらない。

 水がうまい、楽しんで食べた、今度はトリプル・ランチ(1,100円)か焼きそばランチ(1,150円)にしてみよう。

 相変わらずうまい、外は灼熱


中国料理 青冥 堂島本店:焼きそばセットでお腹一杯 

 京都は40℃になるため、阪急に乗り大阪の本屋と地下街に避難する。

 焼きそばセット(1,150円)は五目焼そば に 油淋鶏(唐揚げ2個)、小麻婆豆腐、ご飯 、スープ(清湯のカレー味、大豆など入りうまい)と盛りだくさん。五目焼きそばだけでお腹一杯になるのに、更に麻婆ご飯と唐揚げセットがついたみたいな量だ。

 五目焼きそばには辛子をたっぷり、酢もどんどんかける。唐揚げには辛子と醤油、スープと麻婆豆腐には胡椒も加える。

 まずは、ご飯と唐揚げ、スープから始め、合いの手に焼きそば。唐揚げを食べると、今度はご飯を分け、麻婆豆腐ご飯とやきそばにご飯を交互に食べる。
 
これで1,150円は安い。唐揚げが余分だ、50円安い日替わり(今日は海鮮炒め)のトリプル・ランチ(小焼きそばと小麻婆豆腐付き)が良いかもしれない。

 満腹だ、帰りの阪急の眠い事、外はこれから暑くなる、家に帰ると汗でびっしょり。図書館に行ってからシャワー


中華麺店 喜楽(東京 渋谷):45年ぶりのもやしワンタン麵は重かった

 昔を懐かしむシリーズ1店目、開店前11時に並ぶと3番目。海外観光客も来る、開店時の11時半には35名ほどになる。前は古い木造で、つるつる麺と焦がし葱を覚えている。

 行列で、もやしワンタン麵(1,050円)を注文。カウンターに座り、すぐに出てくる。
スープを飲むと、醤油が濃く、油も多い。隣の常連らしき方はもやし多めを頼んでいたのがわかった。酢を入れるとスープもまろやかになるが、それでも油を感じた。
ワンタンは大き目だが餡は小さめが5つ位、けっこうお腹に溜まる。辣油を足してみたがあわなかった。
野菜は油にまみれている。麺は四角い断面の太くごわごわしたもの。二郎みたいな感じ。

 油の重さと麺の固さが好みにあわない、昔のイメージと違っていた


珉亭(東京 下北沢):45年ぶりの江戸っ子ラーメンは味が違った

 昔を懐かしむシリーズ2店目、学生時代に代田橋から自転車でよく通った。13時半でも2階まで一杯。2階に案内されたのは初めてだ。江戸っ子ラーメン(880円)にする。

 スープがなんとも薄い。昔はもっと張りがあったお味だったが。辣白菜も普通、法蓮草も普通。胡椒を大量に入れ、ニンニクも入れるとちょっと良い感じになった。

 麺は細目で腰が無いのは昔と同じ、チャーシューは出汁に使っているのかうま味がなく固め。

 ちょっとイメージと違った、店の感じだけが懐かしい

 

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