エミリーボディケアパーソナル

バレエダンサーから両足人工股関節置換術を経て、リカバリーパーソナルトレーナー、バレエの活動
の日々の出来事をお伝え

バレエを習わせると…③幼稚園児の時は落ち着きなかった子も…

2016年08月12日 | 習い事・バレエ


幼稚園児の時は落ち着きがなかった子も変化が❗️


早い子で3才頃からバレエを習い始めます。


やっと言葉が通じ、少しずつ理解でき始める年齢

ですね。

”じっとしていなさい”と言ってもチョロチョロ

する。


まだ3才、4才は理解できる範囲、動ける範囲は

限られていますが、バーに掴まってやらせていく

と「先生がバーレッスン終わり!と言うまで

その場から勝手にあっちこっち行ってしまうのは

いけませんよ」とお約束を決めるので、

とは言ってもバーから離れてしまう子もいますよ


踊りの振付の中で「○○ちゃんがこうやったら

座りましょう、それまでじっとそこにいてポーズ

しているのよ!」とか「ここになったら立ちまし

ょう」とか色々覚えて訓練して行きます



でも本番までに、”出来るようになった❗️”と

喜んでも本番は動いてしまったり

客席でお父さんやお友達を見つけて

手を振り続けて踊らないで終わるパターン、

世話好きの子が「立つんだよー!」「こっちに来

るんだよー」なんて声をかけていたりなど、

3才〜幼児クラスは本当に何が起こるか

わからない

袖で見守る先生もドキドキ、

親御さんも手に汗握る。

客席は大ウケ、会場を和ませてくれます

それも経験です



こちらも忍耐と根気良くやる指導ですが…

(作業とでも言いましょうか)



しかし、エミリーバレエでは今までそういう事は

無く、それなりにみんなやっていましたね



長年指導してきて思う事は、やはり、幼児期から

教え込んでいくことが落ち着いていくと見ていま

す。

勿論、ご家庭での躾、保護者の方とバレエの先生

が一体とならないと良い結果に結ばれていかない

でしょう



個人差もありますが、小学校中学年くらいに

なってくると成果が出てきますね

社会に出て生きていけるように育ててあげるのが

親や回りの大人の役目ですからね、と思っていま

す。