○巨人10-1横浜●
巨人が新加入組の活躍で大勝した。初回、谷の左越え1号ソロで先制すると、三回に谷、小笠原の連続適時打で2点、四回にはホリンズ、小笠原の適時二塁打など5長短打を集中して試合を決めた。横浜は先発・工藤が球威不足。打線もつながりを欠いた。
プロ11年目での新天地。移籍の巨人・谷は結果が求められる中、一回に左越え先制弾、三回には右中間適時二塁打など3安打2打点と活躍。オリックス時代から定評があった左右に打ち分ける高い技術を発揮した。
原監督をうならせたのは三回無死二塁での第2打席だ。相手先発は球界最年長の工藤。熟練の投球術に、谷は巧みなバットコントロールで勝負を挑んだ。カウント2-0と追い込まれたが、それから粘る。低めのカーブ、フォーク、直球をファウルで逃げ、11球目のフォークを右中間に運んだ。「走者を先の塁に進めようと思い、右方向を狙った」。技ありの二塁打は今季チーム初の適時打だった。
開幕戦から3試合連続で2安打以上を放っている。好調の秘密は何か。谷は言う。「新しいチームになり、ダメだったら試合に出してもらえないので、それが好調維持につながっている」。
オリックス時代に4番も経験し、十分な実績を築いてきた。しかし、05年の腰痛から、歯車が狂う。昨年は右ひじ痛などで、打率2割6分7厘、6本塁打、30打点に終わり、巨人にトレード。定位置をつかんでも、なお危機感を持ってプレーしていたのだ。
試合後、競技復帰を間近に控えた妻の五輪柔道金メダリスト、亮子さんについて話が及ぶと「いい報告ができます」。ベテランの表情が少しだけ緩んだ。(毎日新聞)

いよいよメジャーリーグが開幕する。話題を松坂が独占しているようであるが、やはり中心は、イチローと松井秀であろう。イチローは四年契約の最終年、松井秀は昨年骨折で不本意なシーズとなり、今シーズンは完全復活を期す。
ヤンキース・松井秀、井川、レッドソックス・松坂、岡島、マリナーズ・イチロー、城島、ロッキーズ・松井稼、ブルージェイズ・大家、昨年のワールドチャンピオン、カージナルス・田口、レンジャーズ・大塚、ホワイトソックス・井口、ドジャース・斎藤、デビルレイズ・岩村、パイレーツ・桑田、そしてギリギリ契約が間に合ったBジェイズ・入来。
今年は大リーグ中継を見る野球ファンが大幅に増加するであろう。いよいよ明朝からだ。

プロ11年目での新天地。移籍の巨人・谷は結果が求められる中、一回に左越え先制弾、三回には右中間適時二塁打など3安打2打点と活躍。オリックス時代から定評があった左右に打ち分ける高い技術を発揮した。
原監督をうならせたのは三回無死二塁での第2打席だ。相手先発は球界最年長の工藤。熟練の投球術に、谷は巧みなバットコントロールで勝負を挑んだ。カウント2-0と追い込まれたが、それから粘る。低めのカーブ、フォーク、直球をファウルで逃げ、11球目のフォークを右中間に運んだ。「走者を先の塁に進めようと思い、右方向を狙った」。技ありの二塁打は今季チーム初の適時打だった。
開幕戦から3試合連続で2安打以上を放っている。好調の秘密は何か。谷は言う。「新しいチームになり、ダメだったら試合に出してもらえないので、それが好調維持につながっている」。
オリックス時代に4番も経験し、十分な実績を築いてきた。しかし、05年の腰痛から、歯車が狂う。昨年は右ひじ痛などで、打率2割6分7厘、6本塁打、30打点に終わり、巨人にトレード。定位置をつかんでも、なお危機感を持ってプレーしていたのだ。
試合後、競技復帰を間近に控えた妻の五輪柔道金メダリスト、亮子さんについて話が及ぶと「いい報告ができます」。ベテランの表情が少しだけ緩んだ。(毎日新聞)


いよいよメジャーリーグが開幕する。話題を松坂が独占しているようであるが、やはり中心は、イチローと松井秀であろう。イチローは四年契約の最終年、松井秀は昨年骨折で不本意なシーズとなり、今シーズンは完全復活を期す。
ヤンキース・松井秀、井川、レッドソックス・松坂、岡島、マリナーズ・イチロー、城島、ロッキーズ・松井稼、ブルージェイズ・大家、昨年のワールドチャンピオン、カージナルス・田口、レンジャーズ・大塚、ホワイトソックス・井口、ドジャース・斎藤、デビルレイズ・岩村、パイレーツ・桑田、そしてギリギリ契約が間に合ったBジェイズ・入来。
今年は大リーグ中継を見る野球ファンが大幅に増加するであろう。いよいよ明朝からだ。