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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2024/11/30 野毛屋)

2024-12-13 06:01:00 | 釣り
前回釣行でアジ4匹、フグ1匹というドン底の釣果にめげたものの、暫くするとムクムクと釣行意欲が湧いてくる。

竿をUGスペシャルに変えてからのアベレージが2匹、それも釣果がコモンフグだけでは作っていただいた勇治船長に申し訳ない。

竿は間違いなく良いので、自分が使いこなせていないだけのはず。

ならば、実戦を重ねて早く慣れるしかないだろう。

このところ、フグは貧果続きで刺身でしか食べていない。
今季はまだ鍋にありつけていないのですよ。

寒い日に家族で鍋を囲みフグチリで温まるのが我が家の冬の定番。

今度こそ鍋が出来るくらいの釣果を揚げるぞ!
アカメフグを釣ってブツ切りのフグチリにしてやるぞ!
強い気持ちで挑みますよ。

〆はラーメンに決めてるよ。


🐡

【感】出雲大社を参拝しておふく焼きを食べ評判の居酒屋で締める (2024/11/06 夫婦旅行・1日目 出雲)

2024-12-11 05:55:00 | 日記
稲佐の浜から出雲大社へは東へ1本道を歩いて15分ほど。

空を見ると雲が流れるのが早く、お参りの際には雨に降られずに済みそうだ。

ここまで降られはしても要所要所で雨を回避出来ている。
さすがの晴れ男よ。

15分ほど歩いて再び大鳥居に至る。

出雲そばの田中屋さんの前を通ると人数は減ったものの、行列は変わらずね。


(大鳥居。)

大鳥居。
正式には勢溜の大鳥居と呼ぶそうだ。

かつて芝居小屋があって多くの人が集まったのが由来だとか。


(雰囲気あるね。)

大鳥居をくぐり石畳の参道を下る。

木々の向こうに八雲山の稜線が見えるのが良いね。


(祓橋から参道を振り返る。)

下りの参道を過ぎて祓橋を渡ると松の参道。


(松の参道。)

松の参道の中央は通行禁止になっていて両端を歩く。

中央は神様と神職専用だそうです。


(松の馬場。)

参道の右には開けた松の馬場がある。
ピクニックをしたいくらいの開放感だ。


(迫力あるよ。)

松の参道を抜けると銅鳥居の手前に大国主命の「ムスビの御神像」がある。


(銅鳥居。)

手水舎で清めて銅鳥居をくぐったら拝殿が見えてくる。


(拝殿。)

大きなしめ縄が目立つ拝殿。

神社では二礼二拍手一礼でお参りだけれど、出雲大社では二礼四拍手一礼だそうだ。

平日で人が疎らだから、かみさんと並んで拝む。


(八足門。)

拝殿を回り込んで裏手に行くと八足門があり、その先が本殿。

(ここから本殿を拝む。)

本殿には入れないから八足門から奥にある本殿をお参りする。
ここでも二礼四拍手一礼ね。

本殿にある御神体は稲佐の浜がある西向きに鎮座されているそうだ。

御守所で御朱印をいただいたら境内を出て神楽殿へ向かう。


(神楽殿。)

大しめ縄で有名な神楽殿は昭和56年に造営されたそうだ。
だから境内の外にあるのだな。

遠くからでもしめ縄の存在感が凄い。




(凄いぞ。)

しめ縄は長さ13.6m、重さ5.2tだそうな。

近くで見ても美しい。
見れば見るほどどうやって作ったのか気になるな。


(このスケールよ。)

神楽殿でも御朱印をいただいて境内に戻る。


(拝殿と八足門と本殿の遠景。)

再び拝殿と本殿の屋根を遠くから眺めて見納める。
また来れるか分からないからね。

松の参道を来たときと反対側のルートで戻ると、あちらこちらにうさぎの像がある。


(大国主命と因幡の白兎の像。)

因幡の白兎と大国主命との関係からうさぎの像があるのだろうね。


(ここにも。)

参道を戻り勢溜の大鳥居から眺めると神門通りの宇迦橋の大鳥居が見える。


(鳥居の中の鳥居。)

出雲大社の参拝を終えて、出雲大社前駅に向かいがてら神門通りのお店を眺めて歩く。

まず引っかかったのが福乃和さん。
色々なフグの商品が売られていて、店の軒先でフグの形をした「おふく焼き」を見たら食べずにはおれん。


(こちらね。)

店先のベンチに座っておふく焼きをいただく。
歩き回った体にあんこの甘さが沁みるよ。


(おふく焼き。)

更に店内でうず煮の試食をいただく。

うず煮はフグの出汁に葛でトロみをつけた雑炊風の料理。
フグの風味がして味は良い。


(お土産に売ってました。)

フグの身や海苔、セリなどが入っていて「風土記」に記載がある古代食だそうな。

売られていたうず煮のお土産に入っているフグはマフグだった。
その他にもフグの干物が売っていたけれどこちらはサバフグ。

どの品も残念ながらフグ釣り師には響かなかったよ。

一畑電車に乗って出雲市へ戻り、本日の宿へ向かいチェックイン。


(本日の宿。)

本日の宿はグリーンリッチホテル出雲。

ツイン部屋は広くてベッドはクイーンサイズ。
大浴場もあってコスパが良い。
気に入ったよ。

夕食は付いておらず外へ行くので、予めチェックしておいた居酒屋ツバメヤさんに予約の電話を入れてみる。

2人でも入れるのは19:30からとのこと。
平日なのにさすがの繁盛店だね。



(ツバメヤさん。)

ホテルからは歩いて5分ほど。

お店は新しく綺麗でそこそこ広い店内は満席。
若い店員さんが多くて活気がある。

いいね。


(刺身盛り。)

日本海の海の幸、刺身5種盛りからいただく。
ブリ、ヒラメ、マグロ、カマス、貝は何か忘れたけれど、ネタが良いね。


(たたきキュウリとポテサラ。)

メニューは目新しくないけれど、どれも安くて旨い。


(出汁巻き。)

(つくね。)

つくねは軟骨入り。
好きなのよ。


(しじみの酒蒸し。)

宍道湖産のしじみは大きい。
最近じゃなかなかお目にかかれないサイズのしじみは味も良い。

堪らんね。


(地酒旭日。)

これは地酒もいっちゃいますよ。


(カワハギの肝あえ。)

悩んで頼んだのはカワハギの肝あえ。

食べるとねっとりとしていつも食べている肝あえと異なる。
ほんのり鶏のレバーにも似た味がする。

気になって作り方を質問したら酒に浸けた肝を蒸して和えたそうだ。
蒸すという発想はなかったな。
今度カワハギを釣ったら試してみよう。

後から思えば鶏のレバーに似た味は血抜きしていない肝の風味だったのかもしれないな。
釣ったカワハギは必ず血抜きするし、血抜きしていない肝あえは食べたことがないからね。


(締め。)

最後に海鮮焼きそばで締めて満足、満足。

繁盛の理由が良く分かった。
機会があればまた来たいお店だ。

観光でも食でも満足の出雲1日目でした。


⛩️

【食】コモンフグ、アジ、メイタガレイの刺身

2024-12-09 06:00:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのアジ・フグのとおし釣りではどちらも過去最低の釣果。

初めて釣ったメイタガレイがゲストにいるから3種の刺身でいただこうかね。


(出目が特徴。)

まずはメイタガレイを下ろしてみる。

まな板の上でしげしげと観察。
上身が盛り上がっていて肉付きが良い。


(楽しみね。)

ネットで調べると美味と評判だから味わうのが楽しみだ。


(合盛り。)

アジ、メイタガレイ、コモンフグの刺身。

アジは脂があって爽やか。
コモンは八景沖産だけあって味が良い。

メイタガレイは綺麗な白身でカレイの中では身が締まっている印象。

クセがない淡白な中にしっかりとした旨味がある。
これまで食べたカレイではトップランクの旨さだ。

狙って釣れればぜひ釣りたいターゲットだね。


(お土産の塩で。)

コモンとメイタガレイは出雲のお土産で買ってきた藻塩でもいただく。

この藻塩。
2日2晩塩釜で煮詰めて作る伝統製法の塩でキメが細かく味は円やか。

キメ細かいから着け過ぎちゃうのが難点だけど、藻塩の旨味と合わさって刺身が引き立つ。

釣果は淋しいけれど食は楽しめましたよ。


🐡

【釣】アジにもフグにもそっぽを向かれドン底を味わう (2024/11/16 午前アジ・午後フグ 野毛屋)

2024-12-06 05:55:00 | 釣り
野毛屋さんへのリベンジ釣行は4:50着で10番目。
宿隣の駐車場が拡張されて、そちらに停められましたよ。

(毎度。)

釣り座は午前アジは左舷大艫、午後フグは右舷舳1番をチョイス。

今回もアジは満員とのことだけど、この時間に来るお客は少ないから釣り座は選び放題よ。

(本日は第三忠丸。)

船で準備していても満員ほどは席が埋まらない。
もやいを解く俊船長に、キャンセルが出たの?と聞くと、連絡もなくドタキャンだそうだ。

それは酷い。
自分が最後の1枠だったから、野毛屋さんはそれ以降の予約の電話を断っていたはず。

事情があってのキャンセルは仕方がないけれど、なるべく早くお店に連絡するのは最低限のマナーでしょうに。


(潮はこんな感じ。)

風は午後には弱まる予報なものの、少々吹いている。

前回よりもましだけど沖に出たら多少うねりがあるだろうね。

ちょっと嫌な予感だよ。


(出船。)

出船して暫く走り、いつもならば釣りを開始するだろうところで止まらない。

アジの群れを探しているようでスローダウンはするものの船は止まらない。

更に嫌な予感だよ。


(サンライズ。)

八景沖を探索し、一度仕掛けを落としたものの直ぐさま移動。

他のアジ船も見かけないし群れはどこかへ行ってしまったのか?

暫く走って横須賀方面へ転進。


(横須賀沖。)

野毛屋さんのアジでこっちに来たのは初だぞ。

数カ所仕掛けを落としてもアタリも触りもないまま移動。

かれこれ1時間探索が続く。

これは確実にヤバいぞ。


(アジはどこに?)

ようやく落ち着いたのは横須賀の湾口近く。
他船がいくつか並んているから少しは期待できるか。

この時点で9:00。
かれこれ1時間半が経過している。

せっせとコマセを撒いて「反応出てきたよー」とやっと俊船長のアナウンスが聞けたものの、なかなかアタリが出ない。

タナを変え、コマセワークを変えしていると、船中ようやく型を見る。

手を変え品を変え探っているとようやくこちらにも食った。


(9:16に1匹目。)

小型だけど本日は貴重だぞ。
血抜きして海水氷のクーラーへイン。

続きを期待しても後が続かない。
胴の間の初心者の方に掛かってもこっちにはアタらない。

これはヒットパターン云々ではなくアジの群れが小さくて釣り座が外れているのだろう。

前回はうねりで掛かりどころが悪くてバラしが多かったのだけど、今回はそもそもアタらない。
それなりの技量で対応していると思うのだけど、この状況には太刀打ちできない。

ジタバタしたままタイムリミットで沖あがり。


(午前の部終了。)

結果は4匹。

前回5匹のアジの最低釣果記録を更新。

リベンジのはずが見事に返り討ちに会いましたよ。

トホホ。


(本日のアジ。)

凹む結果にうなだれている暇もなく、バケツの片付けをお手伝いした後に荷物を舳先に置かせて貰って昼飯へ。

とおしの時には恒例となった中華浜でチャーハン・ワンタンスープのセットをいただく。
暫く振りにメニューを見て値上げされていないことにちょっと驚きつつも応援したい気持ちが湧いてくる。
今後も頑張ってほしいね。

(午後に向けて掃除中。)

桟橋で俊船長が掃除しているのを眺めながら午後に向けて気持ちを切り替える。

釣り座は右舷舳だし、お客は16人だそうなので余裕がある。

このところのフグの貧果を払拭したいところだ。

(再び出船。)

午前の貧果を引きずりはしないかと不安を抱きつつ釣り開始。

スタートはノーマルカットウ。
チラシ仕掛けも用意して状況を見て換える予定。

(釣り開始。)

ノーマルカットウのアピール度でガツン!とアカメが来てくれないかと期待して誘う。

船中アタリが遠いもののポツと型を見始める。

アカメを意識して誘い下げはゆっくり。
しっかりエサを見せてゼロテンで待つ。

5秒のカウントダウンでシャクるとガツン!と竿を止められた。

おら!来たぞ!

追いアワセをくれると鈍調な重たい手応え。
底に張り付くような手応えはエイだろう。

ドラグを調整してじりじりと水面まで揚げるとなかなかのサイズのアカエイ。

やっとカットウの継ぎ目から破断してくれたんで高切れなく仕掛けの付け替えで釣りを継続できる。

重さをタップリ味わったんで釣り味的にはもう満足。

次は釣果が欲しいよと誘い続けるとサクッと掛かった。
ゴリ巻きで抜き揚げると、

(13:29に1匹目。)

コモンフグ。

やっと型を見れた。
誘いはいつもと変わっていないつもりでも竿の違いが影響しているのか、いつものようにアタリが出ない。

シャクリ幅、強さ、下げのスピード、ゼロテンの取り方、待ち時間、思いつく要素を変えて試行錯誤を繰り返す。


(無情に時間は過ぎる。)

胴の間の貸竿の初心者が揚げてグループの皆で盛り上がっているのを見ると、微笑ましく思いつつ、チリチリと炙られるような焦燥を感じる。

来い!来い!

念じつつの誘いが止められて、それなりの手応え。
来たか!とリールを巻くものの、フグの引きじゃない。

せめてお土産になる魚であってちょうだい。
祈りとともに揚がったのは、

(何だ?)

カレイだけど始めて見る魚種だ。

出目金のような目の顔つきはナメタガレイに似ているけれど、菱形をしているこいつは形が違う。

分からないまま血抜きしてクーラーへイン。

このカレイでタイムアップ。
カレイは後でググったところメイタガレイだと判明しました。

(沖あがり。)

結果は1匹。

ここ2回の1日船で2匹だったから半日船で1匹なのは計算が合っている。

ドン底の状態は変わらずなのね。


(本日のフグ。)

アジの最低釣果記録更新とフグでも最低釣果を叩き出し、絶不調振りは健在だ。

今が底ならばあとは上がるだけよ。
明けない夜はない。
必ずここを抜けられるはずだ。

前向きに挑み続けますよ。


・アジ : 4
・コモンフグ : 1
・メイタガレイ : 1
船中アジ:1〜15、フグ:0〜3
大潮


🐡

【感】出雲そばを味わい神々しい島を仰ぎ見る (2024/11/06 夫婦旅行・1日目・出雲)

2024-12-04 05:55:00 | 日記
サンライズ出雲で出雲市駅に降り立ち、まず向かうは出雲大社。

出雲市駅からちょっと歩いた電鉄出雲市駅で荷物をコインロッカーに預け、一畑電車に乗る。

一畑電車は2両編成の可愛い電車。
ローカル感が良いね。


(一畑電車。)

途中の川跡駅で出雲大社行きに乗り換える時に雨に降られる。
出雲大社では止んでいて欲しいぞ。

願いが通じたか出雲大社前駅に到着すると雨は揚がっている。
さすがは晴れ男よ。


(味のある駅舎。)

出雲大社前駅はこじんまりとした歴史を感じる可愛らしい駅舎。
窓がステンドグラスだったりと味がある。


(窓を裏から見るとこう。)

ここから出雲大社までは一本道の参道。
左右に様々なお店が並んでいる。

(参道。)

ちょうど12:00なのでまずは腹拵えしようと、目的のひとつである出雲そばのお店をググる。


(大鳥居。)

大鳥居近くの田中屋さんが良かろうと行ってみると平日でも店の前は15人ほどが行列。
これはダメだ、と15分くらい歩いて平和そば本店さんへ向かう。


(平和そば本店さん。)

こちらも待ちが出ているものの待ち番は6組目。
出雲大社から離れているのに賑わっていて地元の方々も並んでいるのは評判だからだろうな。

軒先での待ち時間に再び雨に降られる。
雲の切れ目が見えているから長くはないだろうけれど、食べ終わりまでには止んでいて欲しいぞ。


(住宅街にありました。)

15分ほど待って案内され出雲そばを注文。
出雲そばは割子が特徴。
基本3段のところ1段追加して4段にした。


(4段重なってます。)

小皿に小分けにされたそばが重なって出て来る。

割子そばは始めてだからテーブルの説明書きを読んでいただく。


(食べ方はこう。)

薬味を多めにのせて甘めのつゆを掛けていただく。
そばの風味が豊かで旨い。
さすが評判のお店だ。

4段をペロリと平らげて満足、満足。

店を出ると雨はあがっている。
さすがは晴れ男。


(日本海ですよ。)

平和そばさんからちょっと歩くと日本海に出る。
空を覆う雲の切れ間から青空が覗いていて海の青との対比が美しい。

海岸に来た目的は稲佐の浜。


(稲佐の浜。)

稲佐の浜は大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をしたという縁がある浜。

旧暦10月10日には全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあるそうだけど、それは来週のこと。
旧暦10月である11月は神無月と言うけれど、神様が集まる出雲では神在月になる。

今は神様方が来られる1週間前だから、まだ出雲も神無月ね。


(弁天島。)

浜辺に目立つ大岩は弁天島。

かつては沖にあったから島と呼ばれているそうだ。


(島だそうです。)

背景に雲を背負って一層神々しさを感じる。

島の上部には鳥居と社があって豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているらしい。

砂浜に賽銭箱ならぬ賽銭ボックスが立っているので、お賽銭を入れてお参りする。

ここから真東に1kmに出雲大社がある。

八百万の神々と同じ足取りで出雲大社へ向かおうか。


⛩️