釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】コモンフグの刺身

2017-01-12 07:40:00 | 釣魚料理
1月6日の野毛屋さんでの初釣りはアカメフグ7匹にコモンフグ3匹の釣果。
アカメはじっくりと最低1週間は熟成させるとして、コモンはとっとといただいちゃいましょう。

先の釣行で身欠きに捌いてもらう時に、コモンは身がしっかりしてるけど刺身だとどのくらい寝かせたら良い?と健船長に聞いたら、

「コモンは唐揚げにしちゃうから、刺身で食べたことがないんだ。」

という回答で、ちょっと驚いた。
釣らせる側だから、そうそう食べる機会がないのかな。
3匹じゃ唐揚げには少いから、日を置いて刺身を食べ比べてみることにした。


(おチビのツーショット。)

釣行当日の晩は、一番小さなコモンとおチビのマダコを下ろす。


(コモン1匹分の刺身。)

コモンフグはショウサイフグに比べて身が灰色掛かっていて、しっかりしてる。アカメまでではないものの、刺身にして歯応えがある。
旨味はあるけど、身のコリコリ感の方が勝るから、初日で刺身はまだ早いかな。


(マダコはブツ切りに。)

マダコはほんのちょっと、味見程度の量しかない。それなりのを食べたいなー。タコ飯が恋しいなー。


(集合写真。)

晩酌セットくらいの量だったけど、暮れに買った大吟醸をチビチビやって満足、満足。


(連日刺身で。)

翌日にも1日寝かせたコモンを刺身でいただく。
初日より身がこなれて旨味も増してバランスが良くなった。コモンフグの刺身は1日以上寝かせるのが正解だな。

残りのコモンはそれなりの型が1匹。また明日楽しみましょう。

・コモンフグの刺身
・チビマダコのタコブツ


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【釣】アカメフグ 1/6(野毛屋) 「2017初釣り」

2017-01-09 06:10:00 | 釣り
正月休みから中2日空けた1月6日(金)に2017年の初釣り。
予報では陽が出るけど気温が上がらないそうで、荒行になる予感。
ブレスサーモにヒートテック極暖を重ね着した、完全防寒で臨みますよ。


(日の出前の朝焼けが綺麗だ。)

5:30着で宿並びの駐車場に停められたし、お客が少いのか、左舷艫2番目をゲット。


(お年賀をいただきました。今年も宜しくお願いします。)

凍える寒さの船上で準備してても、お客が乗って来ない。このところの金曜日は週末並の混雑だったのに拍子抜けだな。


(潮はこんなかんじ。)

この時期に、わざわざ寒風に晒されに来る物好きは少いってことですかね。分け前が増えて良いけどね。
結局、左舷は4人だけで余裕の釣り座で出船。


(平潟湾の夜明けぜよ。)

八景沖で釣りを開始したものの直ぐに、揚げてください。のアナウンスがあって、暫くそのまま再開の声がかからない。
船長が右舷側でおまつりをほどいてるのかな。と思ってたら、スミイカのスミ爆弾が炸裂してたようだ。


(朝のうちはうねってましたよ。)

釣りを再開したけど、風が強くて海はうねってるし、何より寒い。風速1mにつき体感温度が1度下がるから、体感気温は氷点下だろう。凍える手に息を吹き掛けて頑張って誘い続ける。
グローブの下にサポーターをして、間にカイロを貼ってるんだけど指先がシバれてシバれてやはり苦行のよう。でも愉しいぞ。


(富士山を見ながら。)

潮が緩いから活性が低いかも、とゼロテンを長めに取って食う間を与えるように誘う。
すると、サクッと掛かった。


(初釣果。)

記念すべき2017年初釣果はマダコ。ちょっとおチビだけど大事にいただきますよ。
左隣の大艫の方は既に2匹のアカメを揚げてる。やはりスタートで出遅れるのが課題だな。


(フグ1匹目。)

しゃくり続けて1時間後にようやく今年初のフグをゲット。ショウサイだと思って揚げたらコモンだった。
野毛屋さんではコモンフグは釣果にカウントしない。この後2匹のコモンを追釣したんだけどね。


(初アカメが膨れてる。)

更に1時間後に初のアカメが来た。だけど15cmのおチビなんで、当然リリース。オデコは脱出だけど、遠いなー。


(やっとのキープサイズ。)

更にその1時間後。
サクッと掛けたアカメが25cmくらいでようやくキープできるサイズを揚げた。
寒空の下、ここまで3時間。遠かったけど、我ながら頑張りましたよ。

スロースタートのエンジンがやっと温まってきたかな。と思ったところに、ガツン!と来た。
巻きに入るとグングン竿先が突っ込んで、ゴンゴン来る手応え。間違いなく大アカメだ。来たよ。来たよ。


(デカメりました。)

察した左隣の方に掬っていただいたのは、でっぷりした大アカメ。この3匹目ゲットで食はひと安心。
この先はリラックスしつつ、更に集中して誘う。


(暴れてるのがアカメ4匹目。)

サクッと追釣して4匹目。
後半に伸びるタイプか、ポツポツと揚げるけど掛け損じも出る。


(それなりの型がポツポツ。)

昼を過ぎると風が弱まり、波も治まってゼロテンでアタリが取りやすくなった。更に集中力を上げて微妙な竿先の変化を見逃さないぞ。


(やっと凪いできたよ。)

その後、ポツと追釣できたけど最後の2流しでは型を見れなかった。安定してアタリを出せないのも課題だな。


(何とか形にはなりました。)

終わり間際の盛り上がりもなく、そのまま沖あがり。
フグの活性はそんなに高くはなかったけど、寒い中頑張ってそれなりに揃えられた。


(帰港中。)

結果は、アカメフグとコモンフグを併せて辛うじてツ抜けを達成。釣果は船中3番目、コモンを足せれば2番目くらいだろうか。初釣りとしては及第点かな。
コンスタントにアタリを出せるようにならないと、頭は取れませんね。

・アカメフグ : 7 (うち1はリリース)
・コモンフグ : 3
・マダコ : 1
・トラギス : 1 (リリース)
船中0~13
小潮


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【釣】釣行前記 1/6(野毛屋)

2017-01-07 07:51:00 | 釣り
2017年の釣り初めは当然のこと野毛屋さんでアカメフグ。


(今年も宜しくお願いします。)

湾フグにハマりかけてるT1さんと平日釣行を計画してたんだけど、6日(金)はT1さんが業務都合で休めなくなり、次候補の8日(日)には雨が絡んでくる予報。う~ん。持ってるな、T1さん。。。

申し訳ないけど、当初の予定通り6日(金)に単独で行かせてもらいます。

昨年暮れのアカメフグの戦績は8、2、5匹で平均すると5匹の釣果。
元々数が出ない釣りものだから悪くないはずなんだけど、今季のアカメが好調のため物足りなく感じる。
さて、初釣りはどうなるでしょう。


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【食】アカメフグ出汁の雑煮

2017-01-04 12:13:00 | 釣魚料理
正月も3日。
明日から会社で、連休がたった4日間じゃあ年末年始の気がしないなー。

昨年末に仕入れたアカメフグは大晦日にかみさんの実家で堪能したので、残すは中骨のみ。
昨年同様に出汁取りしてお雑煮にしよう。


(まずは完成形から。)

中骨は干して3日しか経ってないから、まだ生乾き。身の甘い薫りが漂ってますよ。


(骨までもいとおしいぞ。)

昆布と一緒に水から煮出して出汁取りする。沸騰前に昆布は取り出して、浮いてくる灰汁は丁寧に取りますよ。


(一年の釣魚料理は出汁取りから。)

しっかり出汁を煮出したら酒、塩、醤油で味付けして、鶏肉を投入。アカメの旨味に鶏の滋味が加わって最強のお雑煮となる。

お餅はかみさんのお母さんの実家、会津若松の親戚から送っていただいた自家製。市販のモノとは柔らかさが違う。
椀種を会津塗りの椀に盛って出汁を張り、柚子を散らして出来上がり。


(再度完成写真。)

一杯にしてこの満足感。
旨すぎて汁をお代わりしたいところを、かみさんと子供たちに残すためにグッと我慢。


(ホッとする旨さ。)

足らない分をお母さんが炊いたあんこを絡めて、餅をもう1つ。甘すぎず、しみじみと旨い。

お節料理もだけど、伝統の食を口にすると、つくづく日本人だなぁ。と実感する。
流行りのお洒落な洋食より、一杯のお雑煮に価値を感じるのは、年をとったからからだけじゃないよね。

・アカメフグ出汁の雑煮


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【感】家族揃って初詣

2017-01-03 12:27:00 | 日記
かみさんの実家で元日まで過ごして、翌2日は久しぶりに3が日に初詣。
ここ数年は2日から妹夫婦と母親の家に行くのが恒例だったから、この時期に家族揃って地元での初詣は久しぶりだ。

昨年同様に地元の有名神社に行ってみると、臨時を含めて駐車場は満車。参拝客も通りまで出て数十メートルの行列。ダメだこりゃ。

とって返して、たまに行く近くの神社に行ってみると人は疎らで閑散としてる。えらい違いだ。


(今年はここで。)


(去年のこっちはメチャ混みでした。)

出店もないから盛り上がりに欠けるけど、家族4人で余裕を持ってお詣りして、おみくじを引く。


(やっぱり大吉。)

今年も連続大吉記録を更新。ここ10年くらい大吉しか引いた記憶がないぞ。子供たちは吉と中吉だから、ちゃんとそれ以外も入ってるはず。やはり、みなぎる運気の成せる技なのか?


(宝船に見立てて中に和歌を書いてます。)

そして今朝、起きたら枕の下に折り紙の船があった。
初夢を見るために2日の晩に仕込むらしく、かみさんの実家では子供の頃から続けてるそうだ。
昨晩寝た後に枕の下に仕込んでくれたみたい。


(回文歌なんですよ。)

調べると室町時代からの風習らしい。
今朝、この折り紙の船を見つけた時のほっこり感はデジタルじゃ感じないだろうな。日本の古き良き習わしを大事にしたいね。


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