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【釣】待ちに待ったフグ釣りは手痛いスタート (2024/04/26 ショウサイフグ 野毛屋)

2024-05-10 05:50:00 | 釣り
待ちに待った今季のショウサイフグ船のスタート。
トラフグ期間は見送っていたのでフグ釣りは3ヶ月振りだ。

繊細なアタリを取って掛けると小気味良く走るショウサイフグの釣り味。
ショウサイとの勝負が楽しいし、食でも白子が入っているかもと楽しみがある。

そんな期待を持って野毛屋さん5:00着で9番目。
久し振りに宿並びの駐車場に停められた。


(毎度。)

フグ船は2艘出しが決まっているから予め予約人数分を残し、席札が間引かれている。

席は艫側から取られてたから健船の最後の四隅、左舷舳1番目をチョイス。

今日の潮だとほぼ潮ケツになるけれど、どうにかなるだろうと思ってたのよ。

この時はね。


(久し振りの第十忠丸。)

船に乗り込んで準備すると片舷8名で余裕がある。
やっぱ平日はいいな。


(潮はこんな感じ。)

今年の釣り目標のフグ140匹の実績はまだ16匹。
残り124匹を釣らねばならんのに3ヶ月の空白期間は痛いのだけど焦りはない。

ここから捲くってやるぞ!との高揚感に満ち満ちていたのですよ。

この時はね。


(出船。)

出船して東進、東京湾を横断する。

余裕の釣り座なんでゴロンと仰向けになってウトウト。

これからが気候的に丁度良い季節で吹く風も気持ち良い。


(釣り開始。)

大貫沖で釣り開始。

錨を打つ掛かり釣りだ。

仕掛けはノーマルカットウのみ。
潮が緩いからオモリはナツメ8号をチョイス。

着底から優しくシャクって誘い、ゆっくり誘い下げる。
ゼロテンの待ちは5秒。

3ヶ月のブランクを感じさせない誘いじゃないの。


(風はそよそよ、うねりはなし。)

暫し時間が経っても型見たよアナウンスがない。
朝のサービスタイムが空振るとはまだショウサイフグは群れていないのだろう。

キャストして広く探索すると寄せて来る途中で触りをキャッチ。

いるぞ、いるぞ、とその場で止めて誘い続けると微かなアタリが出、アワセるもスカ。

続けて誘うとアタるもののまたもやスカす。

手強いじゃないの。

前のめりに構えて3度目のアタリでガツ!と掛けた。

ゴリ巻きから抜き揚げると、


(キミかね。)

ギマ。

前回ボウズなんで久し振りに魚の引きを味わえた。

ギマはカワハギの仲間で食べられるらしいけれどヌメリが強いし食指が動かずリリース。

船中あちこちでギマが揚がっているようだ。

潮は右舷艫側に流れている。
完全な潮ケツね。

船下に入る抱え込みだから、竿先を下げて丁寧に誘う。

するとサクッと手応え。

竿を掲げた追いアワセからゴリ巻きに入るとブルブルと泳ぐ感触あり。
これはショウサイじゃないの?

水面からブチ抜いて振り子のように戻ってきたところをキャッチ。


(8:07に1匹目。)

今季初のショウサイフグをゲット。

白子持ちかもしれないから血抜きして即クーラーへ。

潮ケツで早々に型を見れて一安心。

ここから捲るか!?


(でも風景写真。)

続くアタリを期待するも反応がない。

右舷側をすり抜けた1匹をたまたま掛けたのかね。

船中たまにポツと揚がる程度で盛り上がりに欠ける。

渋い状況だけど3ヶ月振りのフグ釣りは楽しいよ。

アタリが遠くてもぞんざいにならないように誘い続けていると、誘い下げの着底と同時にアタリが出る。

瞬時に反応するとガツン!

ゴリ巻きからブチ抜くとエサバリをしっかり食っていた良型だ。

健船長に写真を撮って貰った後に気が付いた。

こいつはショウサイじゃない。


(こいつです。)

柄はショウサイフグと見分けがつかないけど腹にトゲがある。
(ショウサイフグにはありません。)

腹にトゲはコモンフグもあるけれど柄が明らかに違う。

ショウサイとコモンのハイブリッドか?

その旨を伝えて健船長に確認して貰ったらゴマフグとのこと。

ショウサイにそっくりで腹にトゲ、腹ビレが黄色はゴマフグか。

健船長が捌いたことがないそうなんで残念ながらリリース。
貴重な釣果が減っちゃいましたよ。


(で、風景写真。)

アタリが遠いから場所変えして早潮のエリアへ。

オモリは12号〜15号に変更。

キャストしても着底時にはほぼ真下、数回誘うとラインが船下に入っていく。

着底前にピョコピョコとアタリが出てアワセ一発で掛ける。

活性反応が薄い重たい手応えは、


(キミかね。)

ムシガレイ。

同じような展開で続けて2匹目を揚げる。
ムッシーは嬉しいゲストね。

その後はアタリを取って掛けるとサバフグ。
続けて3匹をゲット。

ゲストが掛かってくれるけれどショウサイは遠い。


(気持ちも晴れず。)

10mを切る浅場に移動しても潮ケツのまま。

錨が入っているから前にはキャストできず右舷と違うスジを攻められない。

アタリが遠いとたまに出る触りでタイミングが取れずアワセをスカしちゃう。

エサだけいかれるのが数度、チャンスをモノにできないまま無念の終了。


(沖あがり。)

結果は1匹。

潮ケツでもどうにかなると思っていたのは自惚れでした。
3ヶ月振りのフグ釣りは苦いスタートでしたよ。

この1匹が白子持ちだったんで初物をいただけるのが救いね。


(本日のフグ。)

マダイ0、アオリイカ0、ショウサイフグ1とはここ3回の釣行はナントモな結果だな。

フグ目標のカウンターは1つしか減らず、あと123匹。

次こそは何とかしたいぞ。


・ショウサイフグ : 1 
・ゴマフグ : 1 (リリース)
・サバフグ : 3
・ムシガレイ : 2
・ギマ : 2
船中0〜9
中潮


🐡


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