釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】ショウサイフグ 10/8(野毛屋) 「雨に濡れながらたたずむ人になる」

2016-10-20 22:09:00 | 釣り
夏の2週間限定のLTオニカサゴを挟んで、野毛屋さんでのショウサイフグ釣りは2ヶ月半振り。

代車のWRX S4の走りに唸りながら野毛屋さんに到着したのは宿が開いた直後の5:40ぐらい。
さすがに4隅はムリで艫側も埋まってたので、右舷みよし2番をチョイスした。

朝の時点ではまだもってはいるものの、午後まで弱雨の予報。そんな天気だから空いてて大名釣りを期待したのに、普段どおりの週末並みに続々とお客が詰めかける。皆、考えることは同じなんだね。


(久しぶりです。)

船で準備をするうちに20人を超えたので二隻出しが決定し、希望者が早い者勝ちで勇治船長の第二忠丸に移っていく。隣の方が移っちゃったんで、繰り上げでみよし1番になった。
こうなったら健船長への義理立てのためにも動きませんよ。


(潮はこんな感じ。)

出船して海堡を臨む富津沖で釣り開始。
波・風は穏やかで釣りやすいし、潮もそれなりにある。でもアタリがない。
右隣の方が早々に掛けたのに、こっちは音沙汰なし。久しぶりだから手が合ってないのか?と思ったけど、船はちょくちょく場所を変えるから群れが薄いのかも知れないな。


(第二忠丸が見える。)

暫くして移動した先には第二忠丸がいた。見てる目の前でポンポン釣れてるから、勇治船長は良い群れを当てたみたいだ。

ここでようやく1匹目。
目感度でアタリを取って掛けたけど、カットウの掛かり所は腹の辺り。タイミングが遅い。


(9:00頃にやっと型を見た。)

さあ、ここからだ。と誘い続けるけど、なかなかアタリが出せないし、出ても掛けられない。
周りは釣れてるし、アタるとガッツリエサがかじられるからフグの活性は良いはず。

そのうち雨が落ちてきた。

頑張って誘い続けるけど、隣の方に3匹ビハインドのペース。掛けても掛かり所が悪いから、手が合ってないんだな。
これまでと同じように誘ってるはずなのに、この活性なら出るだろう間隔でアタリが出ない。出てもなかなか掛けられない。う~ん。完全に手が合ってないな。
ポツポツ釣れるものの、ペースに乗れない。

そのうち雨は本降りになってきた。


(雨が酷いから途中の写真はなし。これは船長のブログから拝借した。)

時折どしゃ降りになる中、ひたすら誘う。正に修業のような釣り。
更に、午後になると風が出てきた。風が強まるにつれ波が立ち、うねりが伴う。雨は降ったり止んだりの状況。

うねりで誘いの上げ下げが上手く取れない。船の上下動が激しいみよしだから尚更だ。
うねりを相殺するように大きめのアクションで動かし、誘い下げの途中でアタリが出た。底まで落としてアワセると今日一の手応え。ゴリ巻きで揚げたのは30cm超級の良型だったけど、カットウの掛かり所は尻尾。やっぱタイミングが合ってないっす。


(すかさず血抜き。)

ようやく雨はあがった。
手が合ってなく、うねりに苦労しながらもなんとか追釣し、沖あがり直前に9匹まできた。

あと1匹。なんとかツ抜けたいー。と集中して誘っていると、サクッと掛けた。キター!とゴリ巻きに入ると、活性あり。
ツ抜けたー!と思った瞬間、うねりで舳先が下がったと同時にフッと軽くなった。まさかの巻きバレ。ショック!

ここで終了。沖あがり。


(帰りにカモメたちが着いてきた。)

久しぶりのショウサイフグ釣り。
そこにいるのだろうに、フグに振り向いて貰えないもどかしさ。かつてないほど手が合わない状況に悶々とした。


(金沢八景に着いたら晴れました。)

フグの活性は高かったから、その食いのペースに合わせる釣り方が出来なかったってことだろうな。
まだまだ精進せねば。

・ショウサイフグ : 9
・サバフグ : 3 (リリース)
小潮
船中3~30


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