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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】釣りフェスティバル2024 マス釣り体験

2024-01-26 05:51:00 | JOFI神奈川
1月19日(金)~21日(日)にパシフィコ横浜で開催された「釣りフェスティバル2024」。
今年から人気イベントである「マス釣り体験」が復活し、JOFI神奈川がサポートしました。



世相を反映してか今年は1回500円に値上げ。
対象は中学生以下のお子様か女性のみ。
時間指定の事前予約制で実釣時間は10分。
1人2匹を釣った時点で終了になり、持ち帰りもできます。
釣れなかった場合は1匹を進呈します。



入れ替え含めて15分で1時間に4回、各回12名を受け入れ、これを1日7~8ターン実施します。

JOFI神奈川では総括、仕掛け部隊、実釣支援部隊を1~6班編成して1回に2部隊が1時間受け持つローテーションを組み、応対しました。
今年は実釣の支援部隊に釣りや魚関係の専門学校生が加わり、我々インストラクターは彼らを指導してお客さんに釣らせねばなりません。
実釣支援は専門学校生で人手が足りるので、今年は近隣県のJOFIからの応援は受けませんでした。



学生たちは釣りに関する勉強をしているので自分が釣ることは得意でも、人に教える経験がなく、難しいとこぼしていました。

ですが、さすが若者。
吸収が早く回数を重ねる度に応対振りも見る見る進歩していきましたよ。

次世代を担う若者たちが釣りのボランティアに関わってくれるのはありがたいことです。

20歳を過ぎたらぜひインストラクターになってね、とお願いしました。



マス釣りは初日は問題ありませんでしたが、2日目以降から水が濁りだし、3日目の午後ともなるとリアクションでしか食わなくなりました。



1匹も釣れない人も出て、お土産用のストックが枯渇してしまい、JOFIのメンバーが竿を出す時間もありました。

インストラクターでもなかなか食わせられないのですから初心者のお客さんには厳しかったですね。


(サポートしたインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)

それでも、40cm以上の大型や特別に1匹だけ入れているアルビノを釣るお客さんもいて大いに盛り上がりました。

自分たちが直接ではなく、学生さんにサポートさせる形式は今年が初めてのなので課題もありましたね。

来年も同じ形態の開催になるか分かりませんが、要請があればしっかり応えたいと思います。



私は19日(金)午後に「全日本釣り団体協議会(全釣協)」のブースでインストラクターの勧誘活動も手伝いました。

多くの方は「検討します」で行ってしまいましたが、中には興味を持って「是非参加したい」と言ってくださる方もいました。

まずは11月に行われるインストラクター試験を受けていただかなければなりません。

詳細は以下のリンクからご確認いただけます。


ご興味がある方はぜひご検討ください。


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【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2023/12/10 カワハギ 佐円丸)

2023-12-22 06:35:54 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

12月10日(日)に佐円丸さんでカワハギを開催しました。

今回が2023年最後の釣り教室です。
今年ラストを笑顔で締めくくりたいですね。



集合は三崎港のうらり前。

事情があって佐円丸さんではなく棒面丸さんのチャーター船でうらり前の船着き場からの出船になります。



朝は肌寒かったものの、日中は20℃を超える予報です。
風のない晴天で海は穏やか。
釣りにはグッドコンディションでしょう。


(集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

本日は10組22名を8名のインストラクターでサポートします。

私は左舷舳先でお父さん、お母さん、小4の娘さんの3名を担当します。

今年申し込んでいた釣り教室が過去2回中止になってしまい、今回が初参加とのことです。

海釣りデビュー戦がカワハギとはなかなかハードルが高いですがしっかりサポートしますよ。



ご家族は肝パンカワハギが食べたいとのことで、事前にYoutubeで動画を見まくり情報収集に抜かりなし、とお母さん。

この日に向けてご家族の防寒ウエアを買い揃え、エサにアサリとウニクラゲを購入、アミノ酸添加のための味の素、クーラーボックスには大量の氷を用意。
カワハギを味わうために並々ならぬ思いを持って教室に参加されているご様子で、担当する私の責任は重大です。
残念ながらアサリは忘れてきたそうで、気温上昇で防寒ウエアは脱ぐハメになりましたが。

私も気合を入れて出船前に竿の持ち方やリールの使い方などの基本的な所作を、出船後にカワハギの生態と釣り方、アサリの付け方をレクチャーします。

あとは実践しながらフォローしましょう。



出船して10分ほど、城ヶ島近辺で釣り開始です。

まずは根掛かりとゲストを回避してカワハギを狙う作戦。
着底したら底を50cm切ってユラユラ誘い、数秒止めるを繰り返す宙の釣りを試して貰います。

すぐさま反応があるかと思いきや何の音沙汰もありません。
船中を見渡しても活性がないようです。
カワハギだけでなくゲストも無反応とは本日は手強いのかもしれません。

まだ水温が下がっていないのでカワハギは群れておらず、潮止まりが近いので活性が低いのでしょう。



ゲストの反応もないので、底を切ったら誘い下げて底で数秒待って聞きアワセをする、底の釣りに切り替えて貰います。

右舷舳でようやく船中初のカワハギが釣れました。

間を置かずにお父さんに掛かります。
一定のペースで巻いて貰うとコンコンと叩くような引き。
これは本命かもしれません。

皆で船べりから覗き込んで見つめていると、茶色の魚影が見えて来ます。

「カワハギだ!」

揚げた途端に大盛り上がり。
お腹が張った20cmクラスの肝パンで肝醤油の刺身確定の1匹です。

血抜きを買って出ると探究心旺盛なお母さんは食い入るように見ています。

その数分後。
張り付いてサポートしていた娘さんが掛けます。
こちらも肝パンカワハギ。

カワハギを触れないものの娘さんは大喜びです。


(カワハギゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

これでご家族で2匹目。
刺身で十分堪能いただける量でしょう。

残るはお母さんのみ。
隣に張り付いて釣り方のアドバイスをして改善点を補正します。

何とか釣っていただきたいです。



上げ潮が動き始めると、船中ポツポツとカワハギが釣れ、あちこちで歓声が揚がります。

相変わらずゲストは少なく、こちらではお父さんがエソを2匹釣ったのみ。

アタリは遠いですが、掛かればほぼ本命なのでじっくりと底を狙えます。

するとお母さんが掛けました。

来た!来た!

ゴリ巻きするお母さんを制して、落ち着いて一定のスピードで巻いて貰います。

気持ちは分かりますよ。
待ちに待った魚の引きですからね。

お父さん、娘さんが見つめる中、揚がって来たのは茶色の魚影。

「やったー!カワハギだー!」

魚影を見ただけでテンションアップ。
抜き揚げて手にしたところで大盛り上がりです。


(歓喜の笑顔です。JOFI神奈川のホームページから。)

お母さんにとても喜んでいただいて、ご家族全員が釣れて私も責任を果たせてホッとしました。

「3匹目だから煮付けも良いですよ。」

本日のメニューに追加の提案をします。

お母さん今度は自分で血抜きに挑戦します。
この探究心は釣りにハマる素質十分ですね。



この後、コツを掴んだお母さんが絶好調。
連チャンを含めて4匹を釣り揚げます。

お父さんも1匹を追釣。
なかなか掛からない娘さんは集中力が薄れて来た様子。
それでも、1人でエサ付けから投入・回収までできるようになりました。

船中では良型のウマヅラハギや驚きの35cmの大カワハギが揚がりました。


(驚愕の35cm。JOFI神奈川のホームページから。)

沖あがりの最後の最後まで頑張ってくれましたが、残念ながら追釣なく終了となりました。

あと1匹釣れれば。
と名残惜しいですが、それが次の釣行への原動力になるのですよ。

結果はご家族で7匹。
インストラクターが釣った1匹も提供したので計8匹のカワハギをお持ち帰りです。

肝醤油の刺身、煮付けに続き、お母さんにフライもお勧めしました。

ご家族で豪華なカワハギ尽くしを堪能いただければと思います。


(当日サポートしたインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)

これにて2023年のJOFI神奈川の釣り教室は全予定を終えました。

毎回多くの方々に申し込みいただき、キャンセル待ちが出るほど盛況なのは嬉しい限りです。

今年も釣りを通してたくさんの笑顔に元気をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

来年の釣り教室でお会いできることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐡

【釣】親子DEエンジョイフィシングスクール(2023/10/29 五目釣り 庄治郎丸)

2023-11-03 05:06:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ釣りを楽しみましょう、というイベントです。

10月29日(日)に庄治郎丸さんで五目釣りを開催しました。

いろいろな魚が釣れる五目釣り。
どんな魚が顔を出すか楽しんでいただきたいですね。



朝までポツポツと雨が降っていますが南の空は明るく、庄治郎丸さんの屋根の上には虹が掛かっていました。

残念ながら前日に体調不良で1組みキャンセルが出て、9組19名を7名のインストラクターでサポートします。



私は左舷舳で中学生のお兄ちゃん、小学生の妹ちゃん、お父さんの3名をサポートします。

釣り教室は2回目の参加、陸っぱりの経験もあるそうなのでそれぞれのレベルに合ったサポートができればと思います。



曇天の中を出船し、釣り開始です。

今はイナダの調子が悪いため、アジを中心に底を狙う釣りになりそうです。

水深は40〜50m。

3mのウイリー仕掛けで底を中心にコマセを撒きますが、船中反応がありません。

頑張って打ち返して貰うと妹ちゃんがアジ、お兄ちゃんが小型のアマダイを釣り揚げます。



血抜きを買って出て〆ていると、船中アジが掛かり出します。

このアジが大型でどれも30cm以上、40cm超えも混ざります。
引き味抜群ですから掛かると大盛り上がりです。



小アジが釣れれば泳がせでヒラメを狙うことも考えられますが、小アジは全く掛からず大アジばかりです。

どれもイナダと遜色ないサイズのアジですからタモ入れに忙しいです。



大アジだけでなく船中色々な魚が顔を出します。

マダイ、アマダイ、イトヨリ、サバ、サバフグなど。

妹ちゃんがカイワリを釣り揚げた時には盛り上がりました。



お父さんはカイワリをご存知なかったそうで、市場に出ないシマアジに匹敵する美味しい魚だと紹介しました。

妹ちゃんに続けてお父さんもカイワリを釣り揚げ2匹揃いました。



カイワリは小型の魚ですが、2匹あれば刺身で堪能できますね。
羨ましいです。



盛り上がりとともに天気も回復。
青空が覗き気温も上がってきます。

ポツポツと大アジを追加しますが潮止まりを迎えてアタリが遠退きます。

お父さんに提案して、ビシを外して仕掛けを詰め、アマダイ狙いに切り替えました。

釣れたのはサバフグだけでしたが、コマセ釣りと違い、優しく誘って繊細なアタリに集中する釣りは楽しいと言ってくれましたね。



残念ながらアタリがないまま12:00で沖あがりを迎えましたが、お土産は十分です。



多数の大型アジにアマダイ、カイワリ、サバ、ガンゾウビラメと豪華な食卓になるでしょうね。


(沖あがり後の記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

イナダは揚がりませんでしたが大アジを中心に皆さんお土産を持ち帰ることができました。

船中最初と最後にマダイが揚がりましたよ。


(当日インストラクター。JOFI神奈川のホームページから。)

「親子DEエンジョイフィッシング」は12月まで毎月で残すところあと2回です。

皆さんとご一緒できることをスタッフ一同楽しみにしています。


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【釣】初心者鮎釣り教室 (2023/09/30 中津川)

2023-10-13 05:58:00 | JOFI神奈川

内水面の釣りの中でも難しく初心者にはハードルが高いだろう鮎の友釣りを、JOFI神奈川のインストラクターが指導して体験して貰いましょうというイベントです。

今年最後の教室を中津川八菅橋下で行いました。
今年から駆り出されたにわか鮎釣り師として、最後のサポートを頑張ります。



気合の現れで、集合の前に自らの練習をしようと6:00に現地入り。
オトリと1日券を買って川に立ち込みましたが、水が冷たいです。

水温が低く、鮎がオトリを追うところではありません。
周りの鮎釣り師にも釣れていないので、1時間半ほどで切り上げました。



集合は9:00ですが水温が上がるのを期待してゆっくり始めましょう。

今回は毎回参加いただいている親子さんが息子さん発熱のため無念のキャンセル。
もう1名キャンセルが出て、4組み5名が参加です。(小学生2人で1名分)

皆さん鮎釣りが初だそうで、参加理由を尋ねてみると、友釣りに興味があるものの敷居が高く教室を見つけて申し込んだそうです。
初心者向けの鮎釣り教室なんてなかなか見つからないとも言われました。

私がサポートする方は普段は船釣りをやられるとのこと。

一度でも友釣りがどんなものか経験して貰えれば、手を出すハードルが下がるかもしれませんね。


(対岸側を探ってます。JOFI神奈川のホームページから。)

それぞれの方にインストラクターが付いて釣り開始です。

バラけて先に入っている釣り師の間に入ります。
時間を置いても曇天のため水温は上がらず。
しかも小雨までパラつきます。


(反応がありません。JOFI神奈川のホームページから。)

釣りをやる方でも初めての友釣りには戸惑いを覚えるようです。

あまりに長い竿に、タナを取るだけの船の生き餌釣りと違い、ポイントにオトリを誘導せねばなりません。
思う所に行ってくれないオトリ鮎に苦労しまています。

かと言って手荒く扱うと早く弱ってしまいますから、なるべく負担を与えないように気持ち良く元気に泳いで貰わねばなりません。

ポイントと目ぼしき場所でオトリが活発に泳ぎ始めると、

「いるのかもしれませんよ。」

と期待を込めてラインの目印を見つめます。
心の中では、来い!来い!と念じ続けます。

何度かそのようなシーンがありましたが来ず仕舞い。


(記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

オトリ交換の鼻カン付けに挑戦して貰いましたが、なかなか通せずに断念。
私が交代して一発で付け終えた時は多少インストラクターらしさをお見せすることができました。

昼食を挟んでようやく水温が上がり始め、鮎の活性が良くなってきたかと14:00まで時間延長しました。

ベテラン鮎釣り師のインストラクターがサポートした方は4匹釣れましたが、他の方々は残念ながら型を見れず、友釣りの体験だけで終わってしまいました。

自らの経験値を上げないとしっかりサポートが出来ないですね。
来年は修行を積んで頑張ります。

今年の初心者鮎釣り教室はこれにて終了です。

毎回満員御礼で、友釣りに興味を持っている方々が多いことを実感出来ました。
運営サイドの我々の課題も見つかりましたので、来年は更にパワーアップしての開催を目指したいと思います。


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【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2023/09/18 タチウオ 三喜丸)

2023-09-29 05:55:00 | JOFI神奈川

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。
というイベントです。

9月18日(月・祝)に金沢八景の三喜丸さんでタチウオを開催しました。

好調時は活発に釣れ盛るものの、食わない時はどんなに群れていようが頑なに口を使わない気難しい時もあります。

神出鬼没で幽霊魚とも呼ばれるタチウオですが、良いコンディションで皆さんに釣れれば良いですね。



集合は7:00。
7組17名の皆さんに参加いただきました。
残念ながら1組がお子さんが発熱とのことでキャンセルになりました。

私は左舷胴の間で小学5年生の男の子とお母さんをサポートします。



皆さんが揃ったら陸でミーティングです。
ベテランインストラクターから注意事項やタチウオの釣り方を伝えます。

集合写真を撮ったら乗船です。



本日はそれなりの水深を狙うので電動リールを使用し、オモリは80号。

仕掛けはベテランインストラクターの自作で、チモトを太くした逆テーパー仕様です。
これなら歯が鋭いタチウオにもハリスを切られずに済むでしょう。

私がサポートする親子は過去に釣り教室に参加したことがあり、今回のタチウオに向けて35Lのクーラーを購入されたそうです。

たくさん釣れると良いですね。



出船して向かったのは猿島沖。
先行したタチウオ船団に合流して釣り開始です。

反応は水深50m前後の底に固まっているそうで、指定されたタナの幅は3mほど。
キーパーに竿を着けたまま、ゆらゆらと誘って巻くパターンを試して貰います。



すると男の子に1投目からアタリがあるも掛けられず。

エサを付け替えて再投入で食い込みまで行けました。
グングン突っ込むタチウオの引きを感じて貰いながらF3.5(指3.5本)サイズを揚げました。

開始早々に型を見て盛り上がります。



美味しくいただくために、お母さんが脳天〆を調べてきたそうで、〆から血抜き後、海水氷のクーラーへ仕舞います。

そのすぐ後にお母さんも型を見て、私としてはひと安心。
最低限の責任を果たせました。



二人とも直ぐに型を見たものの、この日のタチウオは手強く、活性が高くないためか食いが立ちません。

色々と試して貰うなかでノーテーションフリーフォールで待ちを長めに取ると良いと分かりました。

慣れてきたお母さんにレベルアップのための誘いのアドバイスをすると、ポツポツと追釣します。

その都度、脳天〆と血抜きを欠かさないのはさすが食に拘る主婦ですね。

今晩のメニューは既に決まっているそうです。



男の子はルアー釣りが好きだそうで、常に仕掛けを動かし気味になります。

「食わせの間を3秒取ってごらん。」

とアドバイスして、キーパーに着けたまま竿を大きめにシャクり、フリーフォールから3秒待つ釣り方にして貰うとポツリポツリと掛かります。

男の子は目に見えて上達し、エサ着けから、投入、誘い、回収まで独りで出来るようになり、先行したお母さんの釣果を越しました。



F3サイズが多いので、刺身用にF5の大物が欲しいね。
と会話していると、やってくれました。

電動の巻き揚げ音で振り返ると、男の子の竿が大きくしなって突っ込んでます。

「掛けた?」

うん、と頷く男の子。

「これは今日イチだよ。大物だよ!」

竿を支えつつ重い引きを味わってドキドキの様子です。

ゆらゆらと揚がってきたのは一際太い銀色の魚体。
私が一気に船内へ引き揚げます。


(大物ゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

F5サイズ、男の子指なら6本サイズの大物です。

やったー!

男の子は満面の笑みで大喜び。
お母さんも、凄い!凄い!と大興奮です。

「やったねー!独りで釣って凄いよ!」

もちろん私も大盛り上がり。
計測すると105cmでした。

釣れない苦しみも味わうこともあるけれど、釣りはこんな感動も与えてくれるのです。



12:30で沖あがり。

二人で10匹以上を釣って食には十分な量です。
暫くはタチウオ三昧ですね。

お母さんに話を聞くと、乗合船にも乗るけれどオマツが一番のネックになるとのこと。
中乗りがいない船だと、慣れないオマツ解きで他のお客さんに迷惑を掛けるのが辛く、気が気ではないそうです。

その点釣り教室ではオマツの面倒も見てくれるから伸び伸びと楽しめるとのことでした。

「ママ友にも紹介しているのだけど、もう満員なんですよね。」

なるほど。
釣りを覚えてもベテランに混ざって船釣りを楽しむには、まだまだハードルがあるのですね。
参考になりました。
釣り教室も回数を増やせると良いのですが。


(当日のインストラクターの面々。JOFI神奈川のホームページから。)

活発な食いではなかったものの、参加した皆さんにタチウオが釣れて楽しんでいただけたようです。

「親子DEエンジョイフィッシングスクール」は12月まで毎月の開催です。
皆さんとご一緒できることをスタッフ一同楽しみにしています。


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