新しいスピーカーがやってきたぁ！ vol.9

『新しいスピーカーがやってきたぁ！　vol.8』の続きです。

試聴室に新しいスピーカー英・モニターオーディオ　BRONZE 1の使いこなしについてです。



一般的にスピーカーは少しライブなお部屋のほうが

中域が元気になりボーカルが前に出て生き生きとした音になります。

対して、和室や寝室では

畳や寝具によって高域が吸われてしまい中低域が盛り上がり

こもった音になりがちです。

そんなとき、フィルターを使って中低域を減衰させてやればバランスは整うのですが、

なんとも力のない音になってしまいます。

ところで、

音には芯の音と、飾りの音があるように思います。

例えばドラムでは、芯の音は『バシッ、バシッ』と聴こえ、

飾りの音は『ドン、ドン』と聴こえます。

カーオーディオでものすごいウーハーを積んでいるにもかかわらず迫力がないのは

『ドン、ドン』ばかりが多く、

『バシッ、バシッ』を再生する能力がない再生装置を使用しているからと

考えることができます。

ここで話が戻って畳や寝具によって過大になった中低域を

パワフルなままでバランスをとるには

飾りの音だけを減衰させることが上策です。

そんなときは抵抗を使ってダンピングを上げてやりましょう。



具体的な方法ですが・・・次回に続きます。



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