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『スピーカー&CDセット』に無料で真空管バッファを追加・・・vol.5

2017-06-24 | スピーカー

「『スピーカー&CDセット』に無料で真空管バッファを追加・・・vol.4」の続きです。

真空管が半導体に比べて優れている点について考察しています。

半導体回路は電源電圧が低いため低電圧・大電流で回路を設計します。

真空管回路は高い電源電圧が必要で、高電圧・低電流で回路を設計します。

オームの法則によるとインピーダンス=電圧/電流ですので

半導体回路はインピーダンスが低く、

真空管回路はインピーダンスが高いということになります。

インピーダンスは低いほうが回路設計は簡単で

回路設計の初心者でも成功しやすいのは半導体回路です。

また、低インピーダンスな半導体回路は外来ノイズにも強く

そのため大半が半導体の回路を採用しているわけです。

ここまで読むとインピーダンスは低ければ低いほど良いと感じませんでしたか?

1970~80年代のオーディオ誌には『ダンピングファクター』なる言葉が多用されていました。

オーディオアンプのインピーダンスは低ければ低いほど良いとされ

その逆数であるダンピングファクターは大きいほど良いとされていました。

一般に回路のインピーダンスを下げるとハイスピードでレンジの広い音になります。

あまり下げすぎると冷たく、硬い音になるように感じます。

インピーダンスにも適正な範囲があります。

現在のオーディオ機器の設計値は少し下げ過ぎではないかと思います。

そんな中にインピーダンスが高い真空管回路が入ることで

音の柔らかさや暖かさが出てくると考えます。

(あまり高くするとナローレンジでもたついた音になりますが)

このバランスはオーディオ機器の設計には大切です。

真空管アンプはあの手この手でインピーダンスを下げることも可能です。

つまり真空管アンプは設計次第でインピーダンスを簡単に調節することができます。

これは真空管アンプの強みかもしれません。

次回に続きます。



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