goo blog サービス終了のお知らせ 

ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

マルチアンプとサブウーハー vol.8

2018-05-26 | スピーカー

『マルチアンプとサブウーハー vol.7』の続きです。

前回はどうしてチャンネルデバイダーのフィルター特性は

伝統的に-18dB/octなのを考えてみました。

現在では新素材と新しい増幅素子によりパワーアンプのドライブ能力も格段に良くなり

もう-18dB/octは必要ない時代なのかもしれません。

-12dB/octや-6dB/octの特性はパッシブでも簡単にできますので

そのためチャンネルデバイダーが絶滅危惧機種になってしまったと考えられます。

しかし、チャンデバがないとマルチアンプの実験ができませんので・・・作ってしまいましょう!

-6dB/octのチャンデバなら数点の部品で作ることができます。

まずは、テストとして、カットオフ周波数1KHz、2WAY、-6dB/octのチャンデバを設計してみましょう。

回路図です。



左側の二重丸が入力のピンジャックです。

プリアンプの出力に接続します。

ここから入った信号は2つに分かれます。

上側がハイパスフィルターです。

1KHzより高い周波数を通すのでハイパスフィルターといいます。

フィルターの後には出力のピンジャックがあります。

これはツイーター用のパワーアンプに接続してください。

下側がローパスフィルターです。

フィルターの後の出力のピンジャックには

ウーハー用のパワーアンプを接続してください。

とっても簡単です!

但しこの回路では高域と低域の音量調節ができませんので

アッテネーターがついているパワーアンプを使用することになります。

それでは1KHzではなく、他の周波数にするにはどうしたらよいのでしょう?

次回に続きます。



2018年夏の新製品カタログができました。

ダウンロードはこちらから



6月のイベントはモノラル・レコード・コンサートです。

1940年代~1960年代初頭のモノラルレコードで行うレコードコンサートです。

ジャンルはクラシック、JAZZ、ポップスとおなじみの曲をお届けしたいと思います。

日時:2018年6月3日(日) 14:00~16:00

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

ムジカコーポレーション 試聴室(ログハウス)

入場無料



ツインアームレコードプレーヤーセット発売記念キャンペーンのご案内

¥120000(税別)→キャンペーン価格¥100000(税別)(限定5セット)

(レコードプレーヤー rega社 P2、ツインアーム化キット、追加カートリッジ)



追加カートリッジは次の3種からお選びいただきます。

(1)デンマーク ortofon社 M2 RED (ステレオカートリッジ・クラシックや女性ヴォーカルにおすすめ)

(2)米GRADO社 Prestige Blue2 (ステレオカートリッジ・JAZZやロックにおすすめ)

(3)米GRADO社 MC+Mono (モノラルカートリッジ)



スーパーツイーター Canarino 発売記念キャンペーンのご案内





お問い合わせは eigyou@musika.jp まで!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする