『アナログ祭り!! vol.10』の続きです。
そこでムジカでは6月は1ヶ月間にわたって『アナログ祭り』を行います。
フォノアンプの特別価格での販売やスペシャル・カスタマイズ、
レコードのプレゼント等を行っていきます。
ブログではアナログ再生のノウハウを取り上げていきたいと思います。
昨日はレコードの洗浄は水が一番というお話を書きました。
今日はカートリッジのインピーダンスについてです。
MCカートリッジは2~20オーム
ハイインピーダンス型MCカートリッジと言われているもので20~100オーム
MMカートリッジで47キロオームが一般的です。
今日はMMカートリッジのお話です。
正確には『MMカートリッジのインピーダンスは47キロオーム』ではありません。
『MMカートリッジが接続されているフォノアンプの入力インピーダンスが47キロオームが適正』という意味です。
実際のMMカートリッジのインピーダンスはもっと低い値を示します。
フォノアンプによってはMMカートリッジのインピーダンスを切り換えることができるものもありますが、
切り換えてみても音にたいした変化はありません。
ではなぜ47キロオームなのでしょう?
1960~70年代のMMカートリッジは全盛期でした。
MCカートリッジはとても高価で種類も少なく多くのユーザーがMMカートリッジを使用していました。
この時代のMMカートリッジは鉄芯の質も悪く、
コイルの巻き方もあまり工夫がないものでした。
更にアンプは真空管式・・・。
このような状態で47キロオームの負荷抵抗がないと
高域にピークが発生し、位相もめちゃくちゃにな・・・。
そのための負荷抵抗の47キロオームは必須でした。
ところが現代のMMカートリッジは
コイルの巻き方にも工夫があり、
鉄芯の材質もとても良いものが開発されています。
その結果、高域の周波数特性は伸び、
ピークやディップもなく、位相も回転しない素晴らしい特性のカートリッジに進化しました。
このようなカートリッジには負荷抵抗は100キロオームや220キロオームのように
高くても問題は起きません。
それどころか、負荷抵抗が低いと抑圧されたような音になるというレポートもあります。
負荷抵抗を軽くすることで開放的で澄んだ音になる場合もあるのです。
当社ではカスタマイズで負荷抵抗を高くする改造をしています。
カートリッジの種類がわかった上で行う、このカスタマイスはとても有効です。
しかし、47キロオームであれば『無難』なのは間違いありません。
大メーカーは万が一のクレームを恐れて冒険はしないのです。
次回に続きます。
インスタグラムはじめました。
今日の写真はちょっと不気味です・・・。

アプリがなくても閲覧できます。ぜひご覧ください。
今年も当社の水路でのホタルですが、ピークはもう少し先のようです。

お知らせです。
アナログ祭り第一弾としてYahoo!!ショッピングでフォノアンプの特別価格による販売をしています。
アウトレットモールも含めてチェックしてみてください!
そこでムジカでは6月は1ヶ月間にわたって『アナログ祭り』を行います。
フォノアンプの特別価格での販売やスペシャル・カスタマイズ、
レコードのプレゼント等を行っていきます。
ブログではアナログ再生のノウハウを取り上げていきたいと思います。
昨日はレコードの洗浄は水が一番というお話を書きました。
今日はカートリッジのインピーダンスについてです。
MCカートリッジは2~20オーム
ハイインピーダンス型MCカートリッジと言われているもので20~100オーム
MMカートリッジで47キロオームが一般的です。
今日はMMカートリッジのお話です。
正確には『MMカートリッジのインピーダンスは47キロオーム』ではありません。
『MMカートリッジが接続されているフォノアンプの入力インピーダンスが47キロオームが適正』という意味です。
実際のMMカートリッジのインピーダンスはもっと低い値を示します。
フォノアンプによってはMMカートリッジのインピーダンスを切り換えることができるものもありますが、
切り換えてみても音にたいした変化はありません。
ではなぜ47キロオームなのでしょう?
1960~70年代のMMカートリッジは全盛期でした。
MCカートリッジはとても高価で種類も少なく多くのユーザーがMMカートリッジを使用していました。
この時代のMMカートリッジは鉄芯の質も悪く、
コイルの巻き方もあまり工夫がないものでした。
更にアンプは真空管式・・・。
このような状態で47キロオームの負荷抵抗がないと
高域にピークが発生し、位相もめちゃくちゃにな・・・。
そのための負荷抵抗の47キロオームは必須でした。
ところが現代のMMカートリッジは
コイルの巻き方にも工夫があり、
鉄芯の材質もとても良いものが開発されています。
その結果、高域の周波数特性は伸び、
ピークやディップもなく、位相も回転しない素晴らしい特性のカートリッジに進化しました。
このようなカートリッジには負荷抵抗は100キロオームや220キロオームのように
高くても問題は起きません。
それどころか、負荷抵抗が低いと抑圧されたような音になるというレポートもあります。
負荷抵抗を軽くすることで開放的で澄んだ音になる場合もあるのです。
当社ではカスタマイズで負荷抵抗を高くする改造をしています。
カートリッジの種類がわかった上で行う、このカスタマイスはとても有効です。
しかし、47キロオームであれば『無難』なのは間違いありません。
大メーカーは万が一のクレームを恐れて冒険はしないのです。
次回に続きます。
インスタグラムはじめました。
今日の写真はちょっと不気味です・・・。

アプリがなくても閲覧できます。ぜひご覧ください。
今年も当社の水路でのホタルですが、ピークはもう少し先のようです。

お知らせです。
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アウトレットモールも含めてチェックしてみてください!