えむびいのつばらつばら

走って食べて寝て、つばらつばらにもの思ふ練習日記

ここちよいコンクリート

2012年10月31日 | れーす
とんトレから遡ること1週間。アクアラインのフルマラソンでした。そこのところの備忘録。

快晴でした。10月も後半だというのに、朝日で後頭部が暑い。。。

スタートで生森田知事を見てからおよそ5キロ。これから向かうアクアラインの橋と海ほたるが見えます。思わぬところで良い景色^^。空は雲ひとつない。海は穏やか。でも暑い。

アクアラインの往路は全体的に上り。料金所までしっかり上って、海上に出ると比較的平坦だけれど徐々に上り基調。海ほたる手前で急激に上り。そして急激に下って海ほたるで折り返し。復路はその真逆。海ほたるから本線への取り付け道路は道幅が狭く、下を見ると海面のうねりや波がすぐそこ。高所恐怖症気味のえむびい。ここで余計な力が大臀筋あたりに入ります。ここで何か突発事故でも発生すれば、自分も他のランナーもみんな海の藻くずだな…なんで余計な想像力が働いてたりして。でも快晴の上に風が心地よく気分は爽快でした。今思うと、海の上っていうことで暑さもここではあまり感じずに走れたようです。

アクアラインを降りると20キロ。ここからしばらくはほぼ平坦。アウトレットや応援ポイントなどでたくさんの応援を受けます。今回、チャリティとして+αの寄付をしたため、ナンバーカードに名前を書き入れられるサービスを受け、沿道からは名前を呼んでくれる人もいて、これはこれで大いに力をもらいました。

そして32キロ。残り10キロちょっと。事前に送られたリーフレットでの予習では、ここからいくつかのアップダウンがあり!となっていた。果たしてその通りの坂の連続。気温は24℃ちょっとでしたが、直射日光はそれ以上に容赦なくからだを消耗させます。37キロの坂は2段仕込み。ここが一番強烈でした。

最後のアップダウンは40キロ前後。その坂をやり過ごし、あと2キロと思っていると、後ろから黄色のビブスを纏ったランナーがやってきました。
「ペースランナー3時間30分」と書かれた背中。。
お、抜かされてるやん、オレ。。

わ、まずい!

でも、時計を見ると30分切りは、このままのペースなら問題ない。やけに速いペースじゃあ~りませんか。

そんなわけで一旦抜かれましたが、このままだとちょっと癪なのでここからがんばるえむびい。
ほんとは強いんだけど、今日のところはちょっとへこたれて、最後歩いてしまっているおにいさんに声をかけます。

がんば!あと少し!

しばらくすると後ろから猛追のおにいさんの足音。抜かれてはいないので顔を確認したわけではないけど確実にそれとわかる足音。しめしめ^^。扇動作戦成功。ここからふたりでラストスパート。最後の50mくらいでおにいさんに負けちゃったけどゴールは326。最後のふんばりでゴール後しばらく動けなかった。

水とクリームパンとビニール袋に入ったままの完走メダルをもらって建物の日陰へ。コンクリートの上に座って水をぐびぐび飲み、そしてそのまま大の字で寝転ぶ。コンクリートが冷えていて心地よい。しばらく目を瞑ってそのヒンヤリ感を満喫です。

目を開けると、まだ雲ひとつない青空に飛行機が1機、南の空へ飛んで行きました。

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