眠たいときの日記

生徒さんに教えるためにブログの練習を始めたんですが
老年パソコン講師のドジ日記に変っちゃってます
言いたい放題日記

ドジ中年講師だって、少しは文学作品を理解しようとしてるよ_村上春樹氏の小説の続き

2010-10-18 23:07:57 | 世の中の動きについてちょっと考える
ハロウィンハロウィン

おとといから、中国問題や、村上春樹氏の小説のお話をしておりますが、
村上氏の小説が好きなのか、それとも、彼の物事に対する考え方が
好きなのか?

と言われたら、おそらく、「考え方」の方かもしれません

小説の文体 表現の手法 などは 時代とともに変わっていくけれど本質的な考え方は
古いとか新しいとかないと思っています

というのは、彼の小説は 喪失がテーマになってるとかよく言われてるけれど
私の独断と偏見の言いたい放題によれば

昨日も言いましたように、簡単にしちゃったら怒られるかもですけど 個人的な解釈では
「権力と暴力への "非暴力"の抵抗」と「自由の追求」じゃないのかなって、よく思うのです

人間ていろんな考え方をしてもいいわけで
まあ、一人で生きているわけではないから、相手(他人)の行動や言動に
興味があるのは当然なのですけど

千差万別の 相手の考えを、すなおに受け入れて 許す
ということが なかなか頭ではわかっていてもできないでしょ

生まれた場所も環境も違うし、育った家庭も違うんだから 
一人一人に 全部違った 思想があるでしょ
「世界に一つだけの花」みたいな感じですかね


そのくせに 自分のことは OKだけど 他の人間の「考え方の自由」を認めようとしないでしょ

村上氏は、物の考え方に対して 許容量が 他の私たちのような一般人よりすごく 多くて
キャパシティが高いんじゃないの?ていつも どの本を読んでも感じます

その他人を許せないという考え方から来る 権力とか、暴力あるいは、見えない暴力など不条理なことで、虐げられても 苦しんでも 最後
主人公は 自由の道に 進めそうだあって 希望を見出すから 暗いテーマの小説でも
明るくなる。

ちょっと そういうところでは 夏目漱石先生なんかと ダブるところがあるんだけど
どうですかね?

夏目漱石もそういう明るさが最後に見えるので好きなんですけどね

漱石も やはり、明治時代の自由人でした

他人の考えを許容することのできない、権力や見えない暴力に対して、
抵抗していく姿勢を短くて分かりやすい言葉で  私たちのような
読者に 見せてくれてたから、 漱石の小説は
いまだに 子供から、おじいちゃんおばあちゃんまで 読まれてるような気がしますが

     

ある意味、村上春樹氏も 平成の漱石かも?

難しいテーマを 中に秘めて、わかりやすくておしゃれな文体で書いてはるから
惹きこまれるのかなあって思うんですけど

ちょっと、考えすぎですかね?

まじめに考えだすと きり がございませんからね

やめます

また、ふっと思い出したら、続き書きます(いらんて?わかったよ)

もうおひとり、村上氏が、影響を受けた作家で、私も面白いと思った小説

中学生くらいから読めると思うんですけど

カフカの「変身」かなり、気色悪いけど、ごんぎつね的で 哀れを誘って 感動しますよ



ちなみに ○○年前、村上氏の最初に読んだ小説は、「1973年のピンボール」でした

今読んでも、そんなに びっくりしないけど、
あの当時は とにかく あのおしゃれな 文体にびっくりびっくりでした。
すっと読めるから おすすめ

今日は、大阪の教室に 講師で 一応張り切っておりました

村上春樹のわけのわからぬ 評論をしてるひまがあったら、

向こうの教室でもドジを踏まないように
パソコンの講師の勉強 しろって

わかってるよ

もう、印刷で 一個ドジを踏んできました

勝手にするよ

じゃあ さようなら


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