眠たいときの日記

生徒さんに教えるためにブログの練習を始めたんですが
老年パソコン講師のドジ日記に変っちゃってます
言いたい放題日記

風立ちぬ、終戦のエンペラー、少年Hと戦争がらみの映画ばっかり・・西宮のパソコン講師映画館に通う

2013-08-22 22:27:07 | 映画は監督で決まる?
中年パソコン講師、何を血迷ったか、この夏、西宮OSシネマで3本、映画鑑賞・・・

毎週毎日映画見てる人だって結構いるから血迷ったってのは失礼な言い方でございますよね。

私めにとっては滅多にないことなんでございますよ。(最近はね・・)

で結論。

ジブリの風立ちぬよりも、少年H終戦のエンペラーのほうが時間を感じさせないつまり、 見てしまう映画でした。

ただし、ドジ講師が50過ぎの中年ということが、大きな要素になっております。

若いときに、たとえば、20歳代で見れば、全然、感想は変わっていたはず。



ドジ講師の言いたい放題感想文、いざ・・・思いつきで書かせていただきます。



終戦のエンペラーは、とにかく、観客の年齢層が高い。少年Hはさらに高い。

少年Hの映画については、いろいろありなので、次回に回します。

ジブリは、不純な理由。

野村萬斎氏が、声優として出てるから。(フフ)のぼうの城も萬斎が主役というだけの理由で行った。)


終戦のエンペラーについて

昭和天皇に、戦争責任はあるのか?って、終戦時から、ずっと、その話は、話題になってきたけど。

映画では、白か黒かはっきりさせない、日本人となってる。


祖母に、「山のように神戸の朝日会館(今の神戸朝日ビルディングの場所)のあたりに、死体が積み上げられてた」とか、

「あーた(ドジ講師)なんか、戦争知らんと、わがままいっぱいに、ぼーっと平和に暮らしとって・・・、こんなん(可愛い孫のこと、「こんなん」でございますよ)が、
大人になったら、どんな世の中になるやら・・」なんて、聞かされて、育ったドジでございます。

また、何を言ったかやらかしたかは、知らないが、特高に引っ張られそうになった、うちのおじいちゃん。

住んでた、元町の居留地のビルが、空襲で、焼けて、住む家も何もなくなったんや。と集団疎開から帰ってきたら家あれへん。と思い出したように 言う母。

(この話は、少年Hにもつながるんですが)


二人の話プラス、うちの母の話を総合すると、昭和天皇に、戦争責任は、あるんじゃないのって、子供の時から、ボアーンとですが、疑問に思ってた。

ただ、映画の中の、最後の天皇陛下の、マッカーサーへの発言には、日本人ならば、胸にぐっと来るのではないですかね。


「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身を、あなたの代表する諸国の採決に委ねる」

というようなことをおっしゃったらしいけど。(これも、史実では、定かではないとか言ってるのもある)



史実じゃあないかもしれないけど、仕事服の、マッカーサーと正装の天皇の、会見時の有名な写真を見れば、
想像でも、陛下が当時の常識では考えられない行動を起こされたというのは、わかる。。

平たく言えば、プライドや対面なんか、すべて、捨てて、会見されたんじゃあないですかね。

おそらく、陛下は、「国民のために自分のできることは、なんでもしたい」という気持ちは強かったのでは?要は命を捨てる覚悟というの。

息子である、今の平成天皇がされてる一つ一つのことにその昭和天皇の考え方は、、反映されてるような気がするけど・


 
私の、元気母さんは、最近ですが、「今の天皇陛下は、父上の戦争責任を自分のものとして、とらえててはるんとちゃうかな? 
だから、平和に対して、すごく熱心に活動されてる」
と、言ってたことがある。

(言い方がまずければ、お許しくださいまし。)

いまだに、ご自分たちのできることで、戦争の後始末をされてるってことじゃないかな?

責任回避ばかりする、政治家や、企業トップなんかと違って・・・


フムフム。今の天皇皇后両陛下は、ひたすら、日本国民のためだけに生きてきて、国民の信頼を得られてきたというのは、私らにも伝わってる。

要は、積み重ねです。

それがあって、今生きてる現代の日本人にも、この映画が感動的に、伝わってきたんじゃないかって、ふっと思った。

そして、この映画の価値も上がった。

戦後の2代の天皇がコツコツと国民のために、努力して、積み上げてこられたものは、やっぱり、「確かなもの」だったに違いないと思います。




実際のところ、今では考えられないでしょうが、私の子供時代、天皇ご一家に対する評価は、もっと厳しいものだったと、ぼやっとではありますが、子供心に感じてました。
戦争が終わって、20年から30年の間のころです。

天皇の戦争責任も、もっと、激しく論じられてたし、天皇の存続意義なども、議論されてたと思います。


何より、空襲や、飢え、など、苦しい経験をした、私の祖父、祖母、父、母、などの天皇一家を見る目は戦後まもないころは、とても、厳しかったらしい。


もし、昭和天皇や、平成天皇が、この68年間の間に 仮に、国民の期待に添わない行動をされておられたら、
この映画は、意味のない、映画になっていたんじゃないかと思う。

今、皇室一家を見る日本人の目は、すごく、温かいものになってるから、このまま続いてほしいですね。




日本では、まさか、昭和天皇のお言葉が入ってる映画なんか作れるわけないと、みんな思ってたと思うけど、どっこい、やっぱり
ハリウッド映画かあ・・・

ラストサムライで、「明治天皇」が話されるシーンだって、びっくりしたくらいなのに。

こういう映画は日本人が製作するのは、タブーだって書いてる記事があった

http://www.huffingtonpost.jp/soichiro-tahara/post_5310_b_3674394.html



早く、ジブリ風立ちぬへ行ってよ・・

はい。

風立ちぬは、一言、「上品な映画」
お品がよろしゅーございます。

中学生化高校生向け、文部省推薦映画なんて感じ(あ、禁煙推進協会から、文句言われてたから、だめか?な?)

兄と妹が久しぶりに再会するシーン

二人とも、正座して、おじぎ・・・

でも、昔はそうだったらしいよ。兄妹でも、ハイクラスのお家では、「~さん。お元気でいらっしゃいましたか?」とか言って
深々と、三つ指ついて、ご挨拶してたらしい。



零戦の設計者堀越二郎の飛行機に対する愛着、設計の詳細などが描かれてるから、、男子向けなんて、書いてたとこもあったけど、何の何の、中年女性でも、わかりやすい、飛行機の説明。

アニメだし。

中身は、ほんとの話らしいから、最近で言えば、NHKのプロジェクトXに、引っ張ってきたいような。



でも、やっぱり、複雑、

この零戦に乗って、爆弾積んで、多くの特攻隊員がなくなってることを考えると、零戦開発成功 やったあなんて、
わあーっ、すごいって、気持には、どうしてもなれないような感じがするのは、ドジ講師だけか?。

新幹線が走ったときや、例えば、アポロが月に着陸したみたいな

あるいは、東京スカイツリー完成とか・・

そんな、喜びを共有できるなんてことは無理。

堀越さんには、悪いけど。

事実、戦況が悪化すると、彼は、かなり、自分の開発した、戦闘機のことで、悩んでいた模様

アインシュタインやオッペンハイマーが、原爆のことで、後世悩んでいたように、
自分の 設計したものが、殺人兵器になるのは、

苦しいところ・・・

戦闘機が自爆機になるなんて。


批評では、宮崎氏は左翼で、反戦だとか・・

日本禁煙学会の批判もあったりで、
この映画、人気があるだけに、たいへんですねえ。

宮崎さんは、戦争体験者だから、反戦映画やりたいの、わかるけど、左翼まで、言われるなんて、お気の毒。

それじゃあ、戦争なんかいやだって言ってる うちの元気実家の母さんも、左翼か共産主義者になるわけかい?


戦争前後 平成になるまでは、まあ、皆さん たばこまみれの 生活。

禁煙がメインになったのは、最近。

うちの父も祖父もたばこに埋もれながら、生活してた。
実際、母や、私が、灰皿持ってどうぞってな感じでしたから。



うちのだんなと、何で結婚したか。

理由のほとんどは、、たばこ吸わないから。(フフ)(いまごろ、チチダケ東京でくしゃみかね?)

そんな時代背景があるから、たばこを吸いながら、仕事をするってのは、描写としては、正しいんだけど。



宮崎監督の映画って、メッセージ性強く感じますが、、観る側にこうであるべきとか、強制はしてない感じがするけど。

良くも悪くも、たくさんの人がこの映画に対して、興味を持ってるってのだけは、事実。


もひとつ、どうしても書かねばならないアホなことがございます。

34年前に公開した、「ルパン三世 カリオストロの城」のロリコンの カリオストロ伯爵と、風・・のヒロイン、里見菜穂子さんの父親の顔がそっくり。特に、関東大震災の時の 娘を心配しているところの、若いお父さんの時の、里見氏が、
ほんとにそっくり。

くすっと、一人で笑ってしまった。



菜穂子も、クラリスと似てるけど。

眠たい時の日記2010年10月7日_「宮崎駿やハリーポッターDVDは、ただ今_中(高)年講師の子守歌代わり」
http://blog.goo.ne.jp/murmarmurmar0816/d/20101007
↑をご覧くださいませ。

やっぱり、いまだに、宮崎氏の作品の中では、「カリオストロの城」が、一番インパクトがあったような。
監督の 最初の劇場版アニメだからかな?

映像も声優も、ルパン三世カリオストロの城より、風立ちぬのほうがずっと、豪華なんだけどね、

ディズニー提供の映画(実写版も含む)を頻繁に子供時代見てたんですけど、

その時、「日本のアニメなのに、あ、とうとう、ディズニー映画ぬいちゃったハイグレードなの」と思った最初のアニメーションだったからでしょうね。(ひつこい・・前にも書いてた。はい、了解)」






これに、少年Hの感想付け足したら、長すぎて、読者の方がお疲れになると思いまして

{自分が書くのん、めんどくさいんでしょうが!}{わかっとんやったら、言うな

次回に回します。・・・

おやすみなさいませ。

応援クリックよろしくお願いいたします。

人気ブログランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする