ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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中東情勢、さらに不安定に

2019-06-15 15:59:16 | 時事
イラン情勢が、さらに緊迫の度を増しています。

安倍総理がイランに赴きましたが、どうも芳しい成果はなかったようです。

トランプ大統領もイランのハメネイ師もそれぞれにツイッターをやっていますが、双方とも突き放すようなことをつぶやいています。

特にトランプ大統領のつぶやきは、「交渉は時期尚早に思われる。アメリカもイランも準備ができていない!」と、まるで余計なことをするなといわんばかりの口ぶりです。
アメリカとイランの仲介というようなかたちでいったわりにこの扱い……なんだか、この国の総理大臣は、不良学生グループの下っ端戦闘員的な扱いをされてるんじゃないかと思えてきます。ケンタッキーに買出しに行かされて、いわれたとおりの物を買って帰ったら、「ちげえよ、俺はパーティーバーレル買ってこいっつったんだよ」といわれてるみたいな……

まあ、それはともかく……

タンカー攻撃の件なんかもあって、情勢は混とんとしています。
アメリカは、攻撃にイランの関与があったと非難し、イラン側はそれを否定……これはかなり、危険な状態でしょう。米中間のいわゆる“貿易戦争”をみても、トランプ大統領という人は、引き起こす結果の重大性をあまり深く考えずに行動してしまうところがあるように思われ……実際に軍事力行使というところまで行く可能性は低くないかもしれません。

もしアメリカとイランが戦争ということになったら、これは大事です。以前も書きましたが、イラク戦争のときとは比べ物にならない混乱が世界に生じるでしょう。それはいやおうなしに、日本にも及びます。
とにかく、戦争は回避する――その一点で、各国とも冷静に行動してもらいたいところです。