27日(火)は好天に戻りました。今年一番の寒さのようで朝は今年初めて暖房をしました。コートもやや厚めのもの、マフラーと手袋もしました。
大阪なんばで歩いていると、和服専門店では、リサイクル着物や正月用の晴れ着が展示されていました。中には着物の後ろに「クリスマスのお祝」的な貼りものもあり和風の和が浮いている感じでした。その後見た、呉服屋(専門店)の展示はかなり地味で西洋風な所はありません。専門的に着物の素地(きじ)を売っている感じに見えました。私は、昔から、和風とは明治のころに西洋風が着る物の主流になったけど、伝統的な日本の着物を着る時には、対して「和服」と呼んだと思ってきました。そこで和服の店にクリスマス飾りという西洋風の典型的貼りつけものがあるというので無茶苦茶だと違和感を感じました。デパートやスーパーではないのです。いくら何でも和洋折衷が極端です。呉服は読んで字の如く、昔の中国にあった呉の国からきた呼び名からと思ってきました。調べてみると今は和服、呉服どちらも専門店とすれば「着物・帯と織物・素地」という取扱いの意味で変わらないのだと知りました。店の経営状況が不振な店は展示でも、陳列物も何でもやる、ということでしょう。今時、和風の着物を買い込んで、タンスの奥に着物があるご家庭は少なくなりました。要る時も借り物で済ませているようです。従って専門店も売れずに少なくなっています。その差は経営状況の不振度でしょう。