楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

最近は「銀杏の実」もそっぽ

2012年11月07日 | 日記

7日(水)はまずまずのお天気になりました。小春日和の暖かい気温でした。風もなくブレザー1丁でOKでした。

豊中市と吹田市の境界を散歩していると、この時期は銀杏の樹がいっぱいで黄色に変色して眺めも見た目も気持ちがいいです。ちょっと前は、この時期は所々にある雌の樹(銀杏の実がなる樹)の下に拾うための熱心な人がいました。その頃は樹の下には、特に実が落ちていませんでした。今日、50mくらい置きに植えられている雌の樹の下を通ると実がいっぱいに落ちていました。今時、大阪市内の御堂筋等の銀杏の実はどうしてているのでしょう。まえはこの時期、人だかりしていたものですが。大阪市内の一杯飲み屋で、この時期にビールやお酒のあてに、焼き銀杏(串焼きも殻つきもあった)や銀杏のおでんが出てきたものです。昭和初期生まれのおばさんが拾ってきて自分の店用に料理していたのでしょう。料理屋で、茶碗蒸しやてんぷらにしたものを食べたこともあります。精進料理かいなか伝統料理だったのですね。最近の住宅事情では拾ってきても食べるまでの手順を考えると、とても大変です。特にその異常な匂いには辟易してしまうでしょう。近代では、ヤングママでは特に拾ってきた樹の実を食べる方法(レシピ)も分からないし、もし知っていても買った方が手っ取り早いと思うのでしょう。残念ながら銀杏の樹の下には、誰も拾わない実がいっぱいに落ちていました。昭和初期生まれの樹の実を料理するおばさんたちももうお歳で出てこないのでしょう。でも幾らか寂しい。