楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

表示の反乱で誰も守らない

2012年11月03日 | 日記

3日(土)は昔から「明治節」には雨は降らない、という如く好天でした。本当は今日が文化の日でしょうが、土曜、日曜に重なるので月曜に変更?でしょうか。

金沢でエレベーターの事故でまた一人亡くなったと聞きます。エレベーターはどんな時にでも安全で、使う人にとっては、命を預けても安心だと思っている人は多いはずです。そこで、設定ミスかどうか知りませんが、死亡事故が起きるということは、メーカーや工事会社は何をしているのでしょう。今日も大阪市内を帰りかかる時、ある低層ビルの改築現場前を通りました。5階か6階のビルを改築していました。「安全第一」と必ず表示されています。ここもそうでした。ところが、そばを通った私の顔に網のようなカバー越しにしぶき?がかかりました。何時もいる警備員の姿がありません。改築現場ではどこかで水かけか放射水洗でもしているのでしょう。言う相手がいませんので私はハンカチで顔を拭きながら通りました。本当は、通りかかりの人の安全や保護が第一のはずです。この「安全第一」というのは、そこで働いている工事現場の人にだけに向かって言っているのでしょうか。労災を減少するためだけの表示でしょうか。数週前、この工事現場では警備員が必要以上の注意を私たちに旗を振りながらしていました。工事車の現場出入りに注意してほしということでした。エレベータ―の事故の件でもこの工事現場でも、一般市民や使用者、利用者に対する標示ではなく、工事関係者だけ向きの表示になっていて、「自己満足」になっていると思います。その姿勢はどこか可笑しなところがあります、危険場所で働く人だけに限定なら、何も外向きに見えるように貼らなければいいのです。解せない感じです。こんな表示はいくらしても心が入っていません。誰も守る気などないのでは。