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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

86話 騎士道 VS 魚人空手 (アーロンパーク-18)

2015年09月26日 | 東の海編





披露困憊のゾロを襲おうとした「クロオビ」に、蹴りかかったのはサンジだった。
「ほう、おれの正拳で死なない人間が"東の海"にいるとはな。」と驚くクロオビに、サンジは「たぶんいっぱいいるぜ、とあるレストランなんかにゃ特に」と言って不敵に笑った。


ハチを倒したゾロは、瀕死の体でルフィが沈んだ海へ飛び込もうとしたのを、サンジが止めた。
「もう時間がねェことくらいわかってるよ。そんなこと百も承知で止めてんだ。こうすりゃ文句はねェだろう!?」


そう言うと、サンジはザブンと海へ飛び込んだ。
水中でこそ、その力を発揮する魚人相手に海に入ることは自殺行為だ。
ゾロは、今自分が海へ入ろうとしていたにもかかわらず、叫んだ。
「バカ野郎!!無茶だ!!これが、こいつらの狙いなんだぞ!!」


海に入ったサンジが見たのは、首の伸びたルフィに心臓マッサージをするゲンゾウの姿であった。
ルフィに息はある、あとは足枷の岩を蹴り壊せばいいという事か、とサンジはにやりとした。


しかし、魚人クロオビがそれを許すわけがなく、サンジは背後から強烈な衝撃を受けて、大きく息を吐き出した。
【魚人空手・椀刀斬り】【イトマキ組手】【海速!腹下し蹴り】【火華カカト落とし】【カチ上げ背足】最後に【上段爆拳】と立て続けに魚人空手の技をくらい、サンジの体は海底に叩きのめされた。




だが、それよりも息が続かない事の方が辛かった。
必死でもがきあがろうとするサンジに、浮かび上がって空気を吸う事を許さなかった。
クロオビは「これが"騎士道の果て"だ。しょせん口先だけの貴様の"騎士道"などでは、誰一人守れんのだ!!!」と言うと、サンジに決着をつけようとした。




クロオビは、サンジの体を海面近くまであが、そこから高速で海底に落下した。【圧迫死直行航路!!!】
人間の体は急激な水圧の変化に耐ええきれず、内臓からはじけ飛ぶはず。
海底に頭を叩きつけられたサンジは、口や鼻から血を噴出させるも、内臓破裂は免れた。




サンジは、海底にひきずりこまれなながら作戦変更した。ルフィ救出より先に、コイツを絶対許さん!!


サンジは海中を引きずり回されながらも、クロオビのエラに思いっきり息を吹き込んだ。
魚類はエラに空気をぶち込めば死ぬ。肺呼吸とエラ呼吸を切り替える魚人は、死なないまでも苦しむぐらいはするだろう、とはコックとしての知識だった。


陸に上がったサンジは強かった。
【首肉コリエ】【肩肉エボール】【背肉コートレット】【胸肉ポワトリース】【もも肉ジゴー】とどめの【羊肉ムートンショット】を蹴り食らわせると、クロオビは飛んでいった。
「デザートは・・・要らねぇか」とサンジはつぶやいた。




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